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飼育にあたって


「飼えない種類を知る」
 当Hpの目的は、一つに「飼育テクニック」を示す事が有りますが、同時に「飼育条件」を併記する事により、貴方にとっての「飼育不可能」な種を知ってもらう、と言うもう一つの目的が有ります。
 例えば貴方の家に60cm水槽しかなく、しかも増設には家族の反対や金銭面での不安がある場合、当Hpで「90〜120cm水槽を推奨」とある魚種は、貴方は決して飼育できませんし、手を出してもいけないのです。無意味に飼い殺しをする事は、当Hpの最も残念に思う事の一つです。


 当たり前の事ですが、念の為申し上げておきます。
 一般常識として、猛獣(中型以上の肉食獣・大型草食獣)・大型爬虫類(毒蛇・毒蜥蜴全て)を一般家庭で飼育することは、許されるべきではありません。では魚は?
 確かに魚は水槽から出れば死亡するので、近所に迷惑をかける事はありません。しかしもし自宅に小さな子供がいたり、子供が訪れる可能性のある施設などでは、当然飼育してはならないグループがあります。強暴なカラシン(ピラニア・ドラード・タイガーフィッシュなど)、アロワナ(特にアジア・オセアニア種)、デンキナマズやカンディル、中型以上のピメロディラ、電気ウナギ、ガーパイクやアミア、サメとエイ、肺魚、オコゼ・カサゴ類、アイゴやヌノサラシ一派などがそれにあたります。これらのグループの殆どを当サイトで扱っていますが、これは決して当該種の“飼育を奨めている”訳ではない事をしっかり覚えておいてください。事故が起こってからでは、後の祭なのですから。

自然破壊を増長させないために
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