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当ウェブサイトに以下のような印象を持つ方へ。
*「飼育書や他のウェブサイトと言っていることが違う」
  ex.「ここだけ水槽のサイズの桁が違う」・「×××ではもっと小さな水槽で飼育出来ると言っている」
    「混泳可とする意見が多いのに、ここでは不可としている」
*「飼育する前から無理と決め付けるのはおかしい」
*「管理人は魚類の飼育に否定的なのか」












生物は人間に飼われる為に存在しているのではない。
(改良品種は望んでその姿をしているのではない)


 先ずこれを理解して貰わねばなりません。事故・開発の影響などによる緊急避難的な飼養を行うのとは訳が違います。全て飼育者の自己満足に付き合わされるだけなのです。金を払ったのだから好きにしてよいなどと思い上がらないよう。



さかなの飼育には思いやりが必要。見返りを求めるな。


 さかな(ペット全般)には適した環境を与え、愛情を持って接するのが基本です。双方何れかが欠落した場合、それは虐待となります(日本以外の先進国では相当厳しく定義付けられている)。犬猫などの哺乳類であれば発覚次第メディアが騒ぐのですが、魚類ではまだまだ消耗品扱いです。観賞魚の飼育には金がかかります。「金が無い」・「金をかけたくない」などと考える人は直ちに飼育という趣味から手を引かねばなりません。また、自慢は種の希少性ではなく飼育技術で行って下さい。



当ウェブサイトの回答に関する基本方針。


 水槽は小型魚(ベタやテトラ等)でもない限り、どれ程のサイズが有っても狭いのです。ですから可能な限り広い容器を用意してやるのは当然です。当ウェブサイトでは反転に苦労するような容積(形状)の水槽を適合水槽とは一切みなしません。あらゆる理由をもってしても、適合水槽クラスを用意してやれなかった場合、その飼育は失敗となります。
 例えば90cm規格水槽はダトニオイデスやナイフフィッシュを終生飼育する容器には成り得ないのです。

 適した環境とは基本的に生息地の環境(食性含む)です。当ウェブサイトではこれまでに収集したデータの殆どを、飼育の参考に使用してもらうため提供しています。これに水槽内という特有の環境を当てはめてより良い飼育法を作り出して貰いたいのです。当方が収集し切れない情報等は、是非貴方自身がウェブサイト等を開設し、公開を行って下さい。

 寿命の長いもの同士ではある日突然力関係が変わります。ショップで暫く同じ水槽にいたから自宅でも大丈夫と言うわけでは有りません。混泳は一筋縄ではいきません。これが「混泳に絶対は無い」と言われる所以です。
 成長制限は緊急時(より広い場所を用意するまでの間等)を除けば行うべきではありません。ストレスを溜め疾患に罹り易くなります。サイズを制御したいと考えるくらいなら小さな魚種を手がけるべきです。

 哺乳類等と異なり、魚類の飼育管理は非常に難しいものです。先ず棲む世界が異なります。そして何が必要なのかを訴えて来ません。一寸したトラブル(停電や機械の故障など)が死に直結します。幾ら気を付けても過ぎる事はありません。

 管理人には「飼育すべきでなかった」と考える魚種が幾つかあります。その反省も回答に強く反映させています。

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