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Q400:(05/Sep/2001) 内田友紀子 さん
 ぜひ、教えて下さい。私は45cmくらいのガラスの水槽に”アカヒレ 7匹” ”金魚 3匹”を飼育しています。金魚は縁日の屋台で購入して、もともと飼っていた”アカヒレ7匹”と一緒の水槽に入れました。一緒の水槽に入れてから1週間ほど・・・餌のせいか、最近になって水槽の水が、黄色く濁っているように思えます。ちなみに、アカヒレにはアカヒレ用の餌を与え、金魚にはミジンコのドライフードを与えています。餌の量は、ドライフードの取説に書いてあったように5分程度で食べられるくらいを与えています。アカヒレだけ飼育していたと時には水の濁りは気になりませんでした。このままの状態で魚たちが病気にならないか、心配です。

A400:金魚の水を汚すパワーは、アカヒレの比ではありません。匹数も45cm規格水槽としては、飽和状態に近いものがありますし、餌の量が適性であろうと、水質の悪化は止められません。水替えの頻度はどのくらいなのでしょう。特に病気など発生していなければ、水替え頻度を倍に増やすくらいで落ち着くものです。また、濾過装置(別式)の追加も有効です。


Q399:(30/Aug/2001) 濱田真一 さん
DSCN0002.jpg 太田様こんにちは。以前お世話になった濱田と申します。その節はありがとうございました。
 さて、今日は10日ほど前に飼い始めたらんちゅうについてお聞きしたくメールさせていただきました。水槽は25cm×15cm×15cmのガラスで、濾過はパワーハウス製のエアリフト式(陶器の濾過機の中に生物濾過用セラックリングが入るもの)を使用しています。水温は無加温で恐らく日中30度、夜間28度程度ではないかと思います。床材は敷かず、ベアタンクで飼育しています。照明は与えて居ません。餌は赤虫や金魚の餌を与えています。(今日かららんちゅうフードに切り替えるところでした)水換えは週2回1/3程度で、phは7.3でした。さて、こちらのらんちゅうなのですが、昨日あたりからやたらじっとしていると思ったら、腹に赤い斑点が3つ程出来ているのです。口頭で言うよりわかりやすいと思いますので、画像をアップしておきました。購入時にはなかったと思いますので、家に来てから作ってしまったものと思われます。これは何で、いったいどのように対処または予防すればいいでしょうか?アドバイスいただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

A399:金魚に赤班といえば、代表的なのがその名も赤班病(英語の直訳は出血性敗血症)です。Aeromonas hydrophila(淡水常在菌)によるもので、秋口の水温低下・水質悪化・過密などで引き起こされます。ひどくなると他の症状(ポップアイやまつかさ症)を併発し、手におえなくなることがあります。治療にはパラザンDを使用しますが、この病気は流行性ではないので、予防を最優先に考え、金魚にストレスを与えない“環境”をつくります。飼育水の状態も今一度チェックしてください(アンモニア・亜硝酸塩・硝酸塩等)。餌もらんちゅうフードに切り替えた方がよいでしょう(酸化防止剤を忘れずに)。


Q398:(27/Aug/2001) まく さん
 こんにちは、Q396では大変お世話になりました、まくです。お礼メールはメンテナンス板に送ればよかったのですね。次回からそうします。あれからピートモスでpHを下げようと初挑戦していたのですが、何故か少し上がりました。7.7→7.9(もう泣きそう)手順は、ピートモス(園芸用)をネットに入れ、飼育水pH7.7(2リットル程)でもむ→pH5.0〜の水ができる(うわずみのみは7.0くらい)→点滴で時間をかけて水槽に戻す→水がにごり、pH7.3くらいに下がる→2時間後、水が澄みpH7.7と戻る。(今測ったら7.9に・・・)この処理を3、4回繰り返して全体の1/2〜1/3は処理したはずなのですが、pHが全く変わりません。水も少しにごったかな?程度です。ちなみに水道水を汲み置いた水はpH7.9です。インターネットで検索して(こちらのHPも読みました・・・)うわずみだけを取ってみたり、かき混ぜてみたり、スポイドで底の水を取ってpHを測ったり(変化なし)、他の銘柄のピートモスを試したり、試行錯誤してみたのですがもうどうして良いのか・・・。ある程度の量を処理しているはずで、一時的に水がにごってpHが下がるのに時間が経つとにごりが消え、pHが戻るのは何故でしょうか?薄まってpHに変化がないのかな?pH調整済みのピートモスを使ってしまったのでしょうか?!水質の急変で濾過がバランスを崩してるのでしょうか?時間が経つとpHが戻るので魚の負担になっているみたいで怖くてこれ以上できません。底面濾過で1〜3oの川砂を3cm敷いているのですが、砂利の目が細かくて珈琲フィルターみたいにピートモスをこしとってしまっているのでしょうか?(すみません、また馬鹿みたいな質問で・・・)吸着する物は何も入れてません。さし当たってブラックウォーターの添加剤とpH降下剤と換水で少しずつ下げようと思うのですが、この処置で良いのでしょうか?

A398:水槽内に何かしらH+イオン濃度を上げる要因(若しくは硬水のMg++・Ca++石灰分など)がある筈ですが、メールの内容からでは詳しくはわかりません。一時的な白濁は、pH変動によるそういった溶存物質の凝集によると考えられますが、これ以上は何とも言えません(注入する水に問題があるならば、煮沸するだけで相当効き目があります)。そこで対処法としてこの場合は、飼育水をピートモスに常時通す必要があります。じっくり飼育水を通すには外部濾過装置が効率よく、現在の濾過装置と併せて基準(小さめでは無意味になる)容量の機種に、満タンに詰めて作動させます。水草があるのであれば、育成も期待できるCO2の添加もお勧めで、これはpH降下にも直結します。双方とも恒常的にpHを調整するので、値の上下を抑えることが出来ます。価格・電気容量等に制限がある場合は、pH降下剤の使用も止むを得ないでしょうが、薬切れによる急上昇には注意します。


Q397:(25/Aug/2001) ケン さん
 初めてメールで質問させていただきます。ケンと申します。実は最近全く自分の無知によりナイルフグとポリプテルス(パルマス)とを混泳させており一ヶ月ほどは大丈夫だったのですが先日フグがポリプテルスに噛み付きポリプテルスが大変なけがをしてしまいました。具体的には頭部が少しえぐられてしまい左目にも傷がついてしまいました。すぐフグを隔離させたのですがポリプはかなり悲惨な状態になってしまいました。けがについてどのような対処をしたらばよろしいのでしょうか?また目が片方見えなくても生きていけるのでしょうか。ちなみに水槽は90×45で外部フィルターを使用しています。もしよしければ治療法や対処法をお教えいただけてもらえれば幸いです。

A397:片目を失っても生存する例は、思ったよりも多数聞かれます。問題は二次感染です(特に体内への進行)。魚病薬(抗菌性のあるもの)を溶解した飼育水で、傷が完全に塞がるまで管理します。水替えは頻繁に行い、その度に薬剤を補充します。古代魚ですから規定量は避け、1/2程度の濃度を保ちます。変色など症状が酷くなった場合は、餌に抗生物質を添加して、体内から治療します。


Q396:(23/Aug/2001) まく さん
 こんにちは、初めてメールさせて頂きます。まくと申します。ボララス・マクラータを8匹飼い始めて1ヶ月の初心者です。10日程前に1匹を死なせてしまったのですが、死因が事故なのか病気なのか判断がつきません。現在、また1匹が同じように衰弱してきました(泣) 飼育環境は水槽359*220*262、底面濾過、蛍光灯10*1W、流木+ウィローモス、pH7.0前後、GH3、亜硝酸塩・硝酸塩はほぼ0?です。死んだ時の経過は体が白っぽく、肌荒れ?っぽくなり、2箇所くらいひっかいたような跡が浅くありました。上から見ると背骨が曲がっているようでした。(明らかに他の固体とは体の色・肌の感じ・背骨の形が違ってました)だんだん衰弱していき(発見から3日後)最期には穴がだいぶ深くなっていました。又しりびれの上あたりに赤い斑点(内出血のように見えました)がありました。死んだ子は特に体が小さかったり、弱っていたりはしてなかったのですが・・・。思い当たる原因は、エアーストーンを底面濾過のパイプの隣に置いていたのですが、「エアーレイションの勢いで(吐出口の下に)たたきつけられて背骨が曲がって死ぬ」という事は起こりえることなのでしょうか?確かにマクラータはエアーで水面まで舞い上がってましたが・・・。底面濾過の場合はパイプの中でエアーレイションしているのでエアーストーンは不要ですか?今まではどうかな、と思いつつも夏場は(水温やバクテリアのために)つけておこうかなと思ってそのままにしていたのですが・・・。怖いので取り除きました。また、ボララスは水質の変化に弱いと聞きましたが換水すると一時的に体色が薄くなります。(週2回、1回に付き2リットル(pH6.5〜7.0、GH3)を3時間くらいかけて点滴)これは普通なのでしょうか?衰弱している原因が病気だとしたら薬を使っても大丈夫でしょうか?「水質悪化で病気なのかも」と思いましたが他の子は元気に見えます。でも魚が小さくて見づらく、経験もないので途方に暮れています。衰弱している子にはどうしてやれば良いのでしょうか?また死んでしまうのでしょうか?(泣)実は「背骨のゆがみ=たたきつけられて死亡」と思いついたのは、衰弱する2、3日前に底面濾過の吐出口(水面下に沈めていた)に1匹が突進し、パイプの中で数秒泳いだ後に水流で押し出されたのですがその時に背中を打ったのでは?と思ったからです。(同じ固体かはわかりません)ただその直後に吐出口は水面上にしたので今回はそのケースはありえないと思います。どちらにせよ、私の注意不足で1匹を死なせ、1匹も・・・すごく魚に申し訳ないです。毎日、一生懸命世話をしていたのでとても悲しいです。もしよろしければ何かアドバイスを下さい。よろしくお願いします。

A396:三通り考えられますが、幾つかの要因が合わさっている可能性が高いので、全てに対処した方がよいでしょう。これ以外の原因も十分ありえるので、柔軟に対応してください。
 ラスボラ症候群:小型の酸性を好む魚種は、水が合わないとパタパタ死亡します(原因は病原体ではない)。今回のBoraras maculatusの必要な水質は、至適pH5.0〜6.0といったところです。現在の水質・および替え水のpHは高すぎますから、ピートやコンディショナー等を利用して、至適pHに合わせてください。
 ネオン病:名称の通りネオンテトラ・カーディナルテトラに見られる疾患で、色抜けや背部・尾柄にかけて白っぽい肌荒れ様症状を見せるもので、Plistophora hyphessobryconisという病原体によるものです。これは他の熱帯魚にも感染することが知られており、サイズ・至適pH等全ての条件が似通ったBoraras maculatusは要注意です。原因は擦れから始まるとされますが、非常に伝染力が高く(発生している水槽の水しぶき・網の共用でも容易に拡散)、且つ治療法が存在しない為、予防を徹底するよりありません。特に購入時は水槽中の個体をチェックし、一匹でも見かけたらそのショップからの購入は避けます(夕方に見に行くとよい)。
 一般的な感染症:傷が出来たところで有効な予防策をとらなければ、二次感染で真菌等(白い)が感染することがありますし、他には穴あき病というエロモナス症も存在します(潰瘍のような感じ)。前者は色素系薬剤、後者はオキソリン剤で治療可能で、双方ショップに置いてある筈です。
 質問にある疑問点ですが、気泡で怪我を負うという例は、これまで聞いたことがありません(水槽が小さすぎ、中が濾過槽の水流で洗濯機のようになった例は聞いていますが、そうではないようですし)。心配であればより気泡の細かな製品を選ぶとよいでしょう(その方が溶存酸素上昇にも良)。水替えもpHの方をあわせれば、通常の方法で構いません。体型異常に関しては、筋肉にまで病巣が進み、障害が出たとも考えられます。


Q395:(22/Aug/2001) 沢井琢磨 さん
 こんにちは。以前にダトニオについて質問しました。今回はインドシーパーチについての質問です。最近、ペットショップでインドシーパーチの幼魚(約3cm)を見掛け、それの成長速度、適した水質、最大サイズ、ダトニオやエイと混泳出来るかを知りたくてメールしました。何も知らない魚なのでぜひ御教授下さい。お願いします。

A395:シーパーチLates calcariferの分布域は非常に広く(西太平洋からアラビアまで)、恐らくはインド産の本種と思われます(違ったら詳細を再度送ってください)。本種であれば5〜10cm/年で、最大150cm前後になります。汽水〜海水性ですから、半〜全海水(pH8.0前後)が必要で、希望の魚種との混泳は出来ません。


Q394:(22/Aug/2001) まっきー さん
 はじめまして、こんばんは。僕はまっきーと申します。水質について質問なのですが、うちの水道はPHが低くちょっと上げようと思いサンゴ砂を入れたのですが結果PHが7.4まで上がってしまいました。そのPH7.4からPH7.0ぐらいまでにしたいです。そこでPHを弱酸性にするパールサンドという砂を見つけたのですがそれを少量ずつ濾過層に入れればPHは下がりますか?もっとほかの方法がいいというものがあったら教えてください。よろしくお願いします。

A394:当方が使用しないアイテムに関しては、コメントできかねます(各コーナーおよび回答内に名称の無いアイテムは、一切使用していないと考えてください)。pHの問題ですが、逆に珊瑚砂の量を少なくして調節すれば、色々詰めることも無いと思われますが。


Q393:(22/Aug/2001) キメラ さん
 以前スパニィイールについて質問させて頂いたキメラです。今回はポリプテルスの病気について、教えて欲しいことがあります。飼育システム・90cm標準水槽・濾過:90用上部フィルター+プレフィルター付60〜75用外部フィルター 濾材:エーハイム円筒型セラミック、ばく飯石、パワーハウス・底床:大磯・PH7.3 亜硝酸ほぼ0、飼育魚:ポリプ(セネガルス×2デルヘジ×2パルマス×1)ピクタスキャット×2、フライングフォックス×5 中のセネガルス1匹の尾ひれに亀裂が生じ白く(骨?)なっています。日中夜、観察してみましたがケンカ等は見られません。尾腐れ病でしょうか?当魚はいたって元気(エサもよく食べ)です。又、デルヘジ1匹のみ目が白濁してしまいました。水質悪化で1匹だけ白濁するなんてことあるんでしょうか?質問は以上ですがアドバイス頂けたら幸いです。

A393:頑強な表皮で覆われたポリプテルスは、怪我をし難い魚種ではあります。しかし一度傷が付くと、逆に治り難いものです(薬剤なども、表皮で撥ね返される。皮下で病巣部が“守られながら”進行)。また、ストレスの溜まる環境になっているようです。特に眼球白濁は魚飼育の指標のようなもので、早急に手を打つ必要があります。魚各々にも個体差があるので、弱い部分に出ただけです(インフルエンザの流行のようなもの。一斉にダウンするような事態は、毒ガスでも撒かれたような緊急事態)。亜硝酸塩濃度はあくまでも目安です(pH・アンモニア・硝酸塩が併せて測定されなければ、事実上無意味)。魚の調子が悪いのであれば、
【1】洗浄(底砂・濾過槽の目詰まりなど)
【2】水替え頻度を増加
 等々考えられる手立てを施し、水槽環境の安定に努めます。二次感染などを防ぐ目的であれば、薄めの魚病薬も有効ですが、薬だけでは元に戻りません。


Q392:(20/Aug/2001) Shimizu さん
 サンショウウオの幼体を春に貰いました。今では上陸していますが、餌を食べているのかどうかよく判らないのです。今は冷凍アカムシを与えていますが、これでよいのでしょうか?水中で餌をたべますか?水深があると溺れますか?イモリと同居させても大丈夫でしょうか?アドバイス、よろしくお願いいたします。

A392:種類が示してありませんが、取り敢えず平地静水型(トウキョウサンショウウオなど)の例をあげておきます。両生類(サンショウウオ・カエル)の飼育を行うと、幼生の飼育し易さに比較して、成体飼育管理の困難さが際立ちます(例外はイモリ)。先ず成体は完全に地上性になるので、産卵期以外は水に入りませんので、餌を水中に置いても無駄です。また、食いが非常に悪いことから、見ていて餌を掻き込まない個体であれば、恐らく餌を食っていません。通常生餌(動くもの)を好み、散らばった餌では難しいので、ピンセットで個々への給餌を行います。餌の種類は虫(赤虫はよいのですが、もう2〜3種増やします)・ナメクジ(カタツムリの殻を割ったものもよい)・陸棲ミミズ(イトミミズ不可)・小魚などでしょう。産卵期に水に入りますから、アクアテラリウムであれば、溺れる事はありません(完全なアクアリウムでは疲労して死亡する)。また、イモリは水中性ですから、アクアリウムでの飼育となります(陸地も必要なので、水深は浅くして基質を水上に突出)。別個に管理するべきでしょうが、棲み分けさせるのであれば不可能ではありません。


Q391:(12/Aug/2001) 山口 さん
 はじめまして山口といいます。岡山に住む中学生です。全くの初心者です。2週間ほど前に海に行った時に シャコ5匹とカニ3匹とやどかり2匹を手に入れて飼いはじめました。今日このサイトを知ってphも計ったこと無い水替えも一度もしてないことを恥じています。わからないことだらけで水槽を買ったペットショップでいろいろ聞くのですがシャコの飼い方はわからない との事で困っています。たぶんシャコは砂の中にすんでいる小さなバクテリアを食べているので飼うのは難しいんじゃないか と言われたのですが一緒に持って帰ったエビ(家に着くまでに死んだものを冷凍しておいたもの)をカラを剥いて与えると手で抱えて食べている(吸っている?)ように思えました。スーパーで買ってきた冷凍のエビは食べようとしません(カニも食べようとしない)。カニのほうは(すいませんがカニの種類すらわかってません)ショップで冷凍のちいさなエビをエサとしてすすめられたのですが、小さすぎて食べているように見えません。すぐにろ過装置に吸い込まれてしまいます。そもそもどのくらいの周期でどのくらいの量のエサを与えればいいのかもわかりません。今日シャコが1匹死にました。カニが1匹後ろ足のほうが浮いてきています。みんな 元気がなくなってきているように思えます水質が問題なのでしょうか?シャコを飼っている方っているんでしょうか?専門書とかってあるんでしょうか?すいません。ほんとうにすいません。教えてくださいお願いします。

A391:現状では矢張り水質に問題があるようです。濾過装置は何でしょう?何か詰めれるタイプでしょうか。水(淡水・海水とも)は直ぐに酸性に傾き(餌も水質悪化に加担)、高pHを要する海棲生物は参ってしまいます。珊瑚砂などを活用し、pH8.0(水道水は7.0です。更に高く!)を目標にしましょう。水替えも週一程度は必要です。水温上昇も海棲生物は弱いので、水槽の置き場所など工夫します(28℃は超えないように)。シャコについてですが、パンチ力の強い節足動物で(ガラスを割れる種類もいるほど)、貝や他の甲殻類などの殻なども、捕脚で叩き割って食べてしまう程です。環境に慣れれば何でも食べる(肉食性)ので、水質さえよくなれば食欲は戻ります(飼育者にも、非常によく慣れます)。餌は毎日与えてかまいません。量は数分で食い尽くし、食べ残しが出ないように(少な目が安全)。シャコに隠れ家を用意するならば、岩を組み上げます(隙間・洞窟が好き)。カニは種類によって性質が全く異なるので、図書館で図鑑をあたってください。更に環境が改善されれば、カニに危険が迫るので、シャコとは離して管理しないと、残念な結果になるでしょう。

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