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Q390:(07/31/2001) 八王子の橋本 さん
 初めまして、太田様。今日はじめて、貴HP拝見しました。ちょっと聞きたいことがあります。実は私橋本はマルプラッタを1pr飼育していて、もうそろそろ繁殖しそうなんですが、マルプラッタの情報がとにかく無くて、こまっています。質問1. 繁殖形態は?質問2. 稚魚の初期の餌は?質問3. 繁殖行動に移るときは、そのペアだけ別の水槽に移す方がよいのか?質問4. 繁殖行動の時の水質は?の以上4点をお聞きしたいです。ヨロシクお願い致します。ではでは、

A390Malpulutta kretseriは、泡巣を造るアナバンティドです(素焼き蛸壺みたいなものも沈めておきます)。現地では生息場所が、必ず物陰に限られるようなので、水槽上を半分くらい覆ってしまうとよいかもしれません(そのままでも大丈夫とは思いますが)。葉が水面に達するクリナムや、ボタンウキクサなどは必要でしょう。仔魚はブラインシュリンプが食えるようですが、ベビーフードとの併用が安心です。親魚は仔を食いませんが、現地では他魚の仔魚が餌の対象の為、他個体は離しておくのが適当でしょう。水質データはpH6.8前後・dH20程度なので、水質そのものにはうるさくないようです(時期的な変動は不明)。


Q389:(07/29/2001) ぷんぷい さん
 太田さんこんばんは。ぷんぷいと申します。先日は丁寧な回答ありがとうございました。さて、私は最近肺魚に興味があってHPめぐりをしたりしているのですが、アンフィビュウスあたりが飼育できる限界かなぁと思っています。でも、アンフィは他の肺魚に比べてやや水質にうるさいというか、肌が弱いとありました。素人が飼育するのは難しいでしょうか。また、アンフィ寿命3年説とか、アンフィは人工的に作られた品種説などあって本当なのかなぁと疑心暗鬼になっています。また、肺魚は大きくなるにつれて顔割れという現象がまま起こるみたいですが、あれはどうして割れてしまうのでしょう?せっかくの自分の愛魚が割れて恐ろしい顔になってしまうのは飼い主としていたたまれない気持ちになってしまうと思うのですが・・。防ぐ方法とか飼い方ってあるのでしょうか。以上、またまた質問してしまいましたが、よろしくお願いします。

A389:これは「他の肺魚と比較して」の形容が必要です。水質管理をきちんとしさえすれば、飼育管理に何ら変わるところはありません。他の意見については、発言者に真意を問うべきです。顔割れですが、飼育下で目立つ事は確かなようなのですが、回避の方法は不明です。頭部の溝は元々走っていますから、仕方ないものでしょう(勲章とでも考えると気が楽)。


Q388:(07/26/2001) はるかぜ さん
 はるかぜです。以前流木に関する質問に答えていただき、ありがとうございました。またまた質問させてください。ブラックアロワナを飼育しています。大きさは、15p強といったところでしょうか。ベアタンクの60p水槽に上部フィルターを装備して28度設定という環境です。餌はカーニバルやテトラアロワナフードなどを混ぜて与えています。問題なく食べるのですが、底に落ちた餌はやはり食べないので、底に落ちた餌を片付けてくれるような魚を探しています。アロワナがアマゾンなので、同じような分布の魚が良いと考えていますが、最近シャベルノーズキャットを昆泳させようと思いはじめました。成長スピードを考慮した昆泳のタイミングのようなものもあるでしょうし、そもそも着底したアロワナの餌を食べてくれるのかなど、心配な点があります。条件さえ満たしていれば、別にシャベルノーズにこだわるわけではないのですが…。ただ、ブラックアロワナの美しい成魚を目指しているので、単独飼育もやむを得ないとも考えています。それが一番無難なのでしょうが…。シャベルノーズはブラックアロワナに適しているでしょうか。他に良い魚がいればそちらにするのですが思い当たらなかったので…。もうひとつお聞きしたいのが、大型水槽についてです。ブラックアロワナは120pで終生飼育可能とありますが、きれいな体型、また昆泳を考えるとなると、できれば180p級など、なるべく大きな水槽で飼育したいところです。しかし、一般的なフローリングの床で、どこまで耐えられるのか心配です…。パネルを敷くと良いそうですが。やはり180pなどは一般的に無理でしょうか。質問が続きましたが、回答の方よろしくお願いします。

A388:ショベルノーズキャットはピメロディラ中最も大人しい部類であり、他魚に攻撃を仕掛ける事はないので混泳向きです。但し成長も遅い為、ブラックと同サイズ程度からはじめた方がよいでしょう。引込み思案ですが貪食で何でも食いますから、餌に関しては心配ありません。水槽の方ですが、床の強度に関しては、建物により様々な条件が加わるので、私がいい加減に発言は出来ません。重量・負荷のかかる面積を算出し、建築を行なった業者に問い合わせるべきです。


Q387:(07/26/2001) ぷんぷい さん
 太田さん、こんにちは。以前、ポリプテルス・セネガルスのことで質問させていただいたぷんぷいです。その後、うちのポリプは順調に成長し、一回り大きく太くなったような気がします。メダカも食べれるようになりましたし、先日は小さめのどじょうも見事に食べました。何もかも順調なようですが、ここ数日の様子をお話します。
 ある日、いつものように観察していると、頭の後ろ〜首のあたりから、フワフワと繊維のようなものがついていました。なんだか分からなかったし、きっとマットの繊維でもついてるのかなと思い、その日はそのままにしていました。食欲も普通どおりだった。 そして次の日、朝見るとシャープペンの先でつついた程度のごく小さい白い点が、体に何個も確認できました。心なしか元気もなく、相変わらずあの繊維のようなフワフワしたものをくっつけていました。あわてて、これはおかしいと思い、グリーンFゴールドを規定量の3分の1に薄めて薬浴させました。翌日には白い点が全部落ちました。でもまだフワフワ繊維状のものは少し確認できます。引き続き薬浴させました。その翌日には繊維状のものもすっかりなくなり、元気も戻ったように思います。以上が経過報告なのですが、これは白点病なのでしょうか、それともポリプティなのでしょうか。白点病にしては白点が小さいなと思ったのですが・・?ポリプティなら、これで完治できたのでしょうか。しつこい寄生虫と聞いているので、はたして完全駆除できたのかどうか心配です。また体力が落ちた時などに再発するものなんでしょうか? 今まで何もなかっただけに、どこで感染したのかも分かりません。ショップにいたときからのキャリアだったのでしょうか。質問ばかりでごめんなさい、よろしく願いいたします。

A387:鑑賞魚の扁形動物による寄生虫症は、魚類・両生類を集中して狙うダクティロギルス科(Dactylogyriidae)・ギロダクティルス科(Gyrodactylidae)などによるもので、最大の特徴は粘液分泌異常です。マクロギロダクティルス・ポリプテリ(Macrogyrodactylus polypteri Malmberg 1957)はギロダクの巨大版であり、肉眼でも確認できるグループと言う事になります。ポリプテリは、種小名の通りポリプテルス属・及びロープフィッシュに専門に付くので、常に注意を要します(寄生部位も鰭にまで及ぶ)。Macrogyrodactylus属には他に、クララ(Clarias)に寄生するマクロギロダクティルス・クラリィ(Macrogyrodactylus clarii)等が知られています。但しこれらの対処法は、従来のダクティロ・ギロダク等と全く同じです。殲滅にはホルマリンやトリクロルホンが有効ですが、古代魚には使用できません。この事からポリプテルスからこの虫を駆逐する事は、なかなか難しい(しつこい)のですが、ポリプテルスがストレスを感じない環境下(水質改善・混泳相手の選択)では、この虫の活動が殆ど見られなくなります。強くない魚病薬による治療はその場しのぎと考え、改善したら常に良好な状態を保つように努力する事です(ストレスがかかると再発)。また、扁形動物は浸透圧差に弱いので、塩水浴もなかなか利き目が有ります(鰓・体表等塩が直接触れ易いので)。但し古代魚は塩にも強くないので、慎重に対処しなくてはなりません。尚、白点病・トリコディナ(Trichodina)症等との併発も稀ではないので、それぞれに合った対処法も考えて下さい。ポリプテリに関しては全て“持ち込み型”ですから、トリートメントも欠かせません。
 扁形動物単生網(Monogenea)には、寄生生物がずらりと並んでいます。アクアリウムで有名なDactylogyridae(Dactylogyrus属・Monocoelium属・Neodactylogyrus属など)・Gyrodactylidae(Gyrodactylus属・Macrogyrodactylus属など)の2科も、ここに含まれます。身体の構造が異なるのですが、寄生部位もダクティロは鰓、ギロダクは全身(鰓を含む)と異なります。無論確認には、ダクティロの方が手間がかかり、鰓(鰓把)の異常を確認しなくてはなりません。ギロダクはダクティロと異なり胎生で、一匹の虫の中に子が、その子の中にも子が居たりする化物です。Macrogyrodactylus属はアフリカ産です。(ずっとポリプテルスと共に暮らしていたのならば兎も角)金魚・メダカ等からの“感染”は普通ありません(イカリムシと間違えないで下さい。イカリムシは甲殻類であり、質感が全く異なる上、寄生もまばらで捕殺が可能です)。単生網の寄生の対象は選択性が強く、学名も宿主にちなんだものが多いです。
 例:金魚・キンブナ(Carassius auratus)←Gyrodactylus carassi
   コイ(Cyprinus carpio)←Gyrodactylus carpio
   グッピー(Poecilia reticulatus)←Gyrodactylus poeciliae


Q386:(07/16/2001) 中村 さん
 初めまして、中村と申します。現在淡水エイを二匹(モトロとポルカ)飼育してます。モトロは飼育して一年以上立ちます。ポルカは新入りです。彼らの餌についてお聞きしたいのですが私も早く人工飼料に餌付かせたいのですがなかなかうまくいきません。金魚か冷凍の手長エビをやっていて特に問題は今のところ無いのですが二種類の餌というのは単食に近いと思います。今まで5〜7日ぐらいの絶食をさせたり、金魚の口の中に人工飼料を強引に詰め込んだり(かなりきついです)してやりましたが人工飼料のみでは見向きもしてくれません。一体どうすればよろしいでしょうか?

A386:配合飼料への移行には、前段階で(冷凍)赤虫(殻が邪魔・冷凍は古い)を使うのが効果的です。味がよく噛み応えの有る餌(魚・エビ等)に慣れてしまうと、移行に手間取る事になります。適期→魚が小さい内=赤虫を餌に与える時期ですので、移行は早い程よいわけです。サイズが明記してありませんが、もし赤虫がいけるサイズ(盤径30cmまでであれば、問題ありません)であれば、移行は然程困難ではありません。赤虫を底床いっぱいに撒くでしょうから、そこに沈下性で最も嗜好性の高い、ひかりクレストのキャットを混ぜ込みます。特に肉厚斑点エイは“何でも食う”優等生ですから、そう時間もかからずに口にする事でしょう(ライバルも居る事ですし、焦る必要はありません)。口にするようになったら、配合飼料と赤虫を“分けて”与えます。配合飼料を先に、食ったら(食い切ったら)赤虫を与えます。これで配合飼料をぺろりと平らげるようになれば、徐々に配合飼料の種類を増やしていきます(何でも食うように仕向ける)。香りの強いアロワナフード(若しくはその系統)などはよく食うでしょう(水面に上がってきて取り込みます)。食い飽きを起こす事も有るので、最終的には数種類常備します。ただ、盤径40〜50cmの個体でしたら、配合飼料による給餌自体、少々無理が有りますから、生餌の種類を増やすなどします(総合ビタミン剤などの添加も必須)。最後にエイに絶食はいけません。必ず毎日何かしら食わせます。


Q385:(07/11/2001) 濱田真一 さん
 こんにちは。以前質問させていただいた濱田と申します。暑くなって蚊が出てきましたが、水槽部屋で蚊取線香やマット系殺虫剤(アースとか)などを焚くことは、魚にとって良くないのでしょうか。まあ、当然焚かないに越したことはないと思うのですが・・・。どの程度の危険性をはらんでいるのか(絶対に止めた方がいい、長い目で見ると害があるかもしれない、など)お聞かせいただければと思います。ちなみに収容魚種はスッポンモドキ、ガーパイク(空気呼吸をするため、特に危惧)、プレコ各種、金魚、メダカ、エンゼルフィッシュ、コリドラスなどです。よろしくお願いします。

A385:直接の混入に見えない様でも、粒子が霧状になって浮遊いるのですから、水槽に到達している事は確実です。空気呼吸をするものは勿論、水中ものにも全くよくありません。害虫退治関連商品は、要するに殺虫剤ですから、蚊の侵入そのものを防御するべきでしょうね。
 別館画像に関しては、質問ではなく、更にアクアリウム以外の話題ですので、掲示板の方で回答しています。何かあったら、あちらのツリーにレスして下さい。


Q384:(07/09/2001) 斉藤 さん
 太田様はじめまして。検索サイトで当サイトをしり、ご相談させていただきます。紅金(当時15cm)を購入し、3ヶ月が過ぎました(現在20cm)。それまではワームを5匹/日のペースで食べていたのですが、ある日から食べなくなってしまいました。俗にいう拒食なのかと思い、餌をこおろぎなどに替えてみましたが、やはり食べないのです。食べなくなってから2週間が過ぎた頃から鰭が擦り切れたようになってきました。そして3週間が過ぎた今日になり、胸鰭にも5mmほどの穴があいているのを発見しました。尾ぐされ病なのでしょうか?ショップに聞いたところ、小さいうちはめったに拒食しないので水質を疑うように言われました。現在60cm水槽(50L)で週1回15L程度水換えを行っています。PH6.5〜7でアンモニアも測定したところ問題ない数値(というか色)した。拒食する前にコケがひどく半分ほど水を替えたのがストレスを与えたのかと思っていたのですが、ここへきて尾ぐされ病の心配をしております。古代魚には薬は避けた方がよいといわれたので塩を入れるように言われました。塩浴とはどのようなものなのでしょうか?水量に対してどのくらいの塩を入れればよいのか?また塩は普通の塩でよいのでしょうか?塩浴中は水槽のバクテリアはどうなってしまうのでしょうか?どの位の期間を塩浴させればいいのか?そして治ったというのはどうすれば判断できるのか?また塩浴を行っている水槽を元の状態にするにはリセットするしかないのでしょうか?長々と書いてしまいましたが、よろしくお願いいたします。以上

A384:メール内容からは、化学的な要因(水質等)ではなさそうです。それでもアロワナがストレスを感じている事は明白で、拒食・及び鰭の擦り切れ(これは相当頻繁に水槽内で跳ねていると思われ、物理的に傷付いているのでしょう)がこれを裏付けてます。最も考えられる理由としては、水槽容量が挙げられます。現在20cmも有るのですから、60cm規格水槽では余りにも狭すぎます。他に鰓捲れを起こす要因にもなるので、早々に120×60程度の水槽に移すべきです(同居に大型プレコなどがいたら、念の為離して下さい)。餌の単用も食い飽きを起こすので、活エビ・ペレットなどを混ぜて変化を付けます。勿論現在の擦り傷から、二次的に感染症(鰭腐れ・水カビなど)を起こす可能性も有ります。尚、もし病気であれば、寄生虫・特に鰓に何かが寄生すると、この様な状況になる場合が有ります。これら鰓病の原因生物は幾つか有り、判定は困難です。鰓を調べる(暗化・明化を健常色と比較)必要が有りますが、アロワナは力が強いので、やや現実的ではありません。更に困った事に、駆虫にはパラザンなどの強力な魚病薬が必要なので、規定量の1/3程度に抑えつつ、よりよい環境を整えるしかありません。以上がこちらの所見です。
 各質問ですが、塩を入れるとは、人工海水の素を利用する事です。食卓塩は薬品の様なもので、魚にはよくありません。また、古代魚には塩もよくないので、匙に数杯程度で様子を見ます。無論バクテリアには被害が及びますが、水質は水替えで維持します。薬品でなく塩であれば、水替え毎に淡水化していきますから、特にリセットする必要はありません。治るとは、元の状態に戻るまでです。


Q383:(07/06/2001) ぷんぷい さん
 太田さんはじめまして。一週間前よりポリプテルス・セネガルスの幼魚を飼育しています。(12センチくらい)今とりあえずの環境ですが、30センチ規格水槽にテトラ・ワンタッチフィルターをつけています。水流はLoにしてあります。PHは7〜7.5。底には細かい砂をいています。水温は27度前後です。餌はヒカリクレストのキャットを一回2粒朝・晩、それとたまにアカムシ3分の1かけらを与えています(アカムシをやるときはフードを1粒にしています)。水変えは2日に一度、5分の1〜4分の1程度行っています。糞は見つけ次第なるべく早くスポイトで取り除くようにしています。30センチ水槽だと水の汚れが早いので、なるべく早いうちに60センチ水槽を立ち上げて整い次第、引越しさせる予定です。さて、質問ですが、1・ショップに聞いたり、他のサイトを見たりしているとポリプの飼育にはPHは「中性から弱酸性の軟水がよい」とのことなのですが、太田さんのサイトでは「中性から弱アルカリ性の硬水がポリプはよい」とありました。本当はどうなんでしょうか。人によっていろいろな意見がありすぎて困惑しています。特に今の幼魚時代の水は、どんな水質がよいのでしょうか?2・うちのポリプはよく見るとおなかがなんだか少しだけデコボコしています。これは餌の食べすぎなのでしょうか。(太りすぎ?)それとも、砂を飲み込んでしまっているのでしょうか。見ていると、口に入った砂はうまく吐き出しているように思いますが・・?それとも、フードが体質に合わないのでしょうか。糞はちゃんとしています。ポリプは消化器官が弱い、とありましたので、心配しています。3・理想的な糞の硬さって、どんなものなんでしょう。うちのはしたあとじきにバラバラになって濾過器に吸い込まれていく、という感じですが。アカムシを与えた後は色が黒っぽい糞をします、硬さもすこしあるようです。やわらかいと、食べさせすぎたのかなぁと思ってしまいます。幼魚期は食べるだけ与えてもよい、とありますが・・?やはり飼い主がセーブしてやらねばならないのでしょうか。4・ポリブテルス・セネガルスの成長スピードは早い方なのでしょうか、それとも遅い方なのでしょうか?これも人によって意見がバラバラでさっぱり分かりません。一年で親魚(20センチにはなる、と)になる、と買った ショップでは言われましたが・・?本当はどんなもんなんでしょうか。
 以上いろいろ質問させていただきましたが、どうかよろしくお願いいたします。お忙しいとは思いますが、回答心待ちにしております。ポリプテルスは初めて飼うのでいろいろと分からないことがありますので、ご教授願います。当方、28歳の女性です。よろしくお願いします!

A383:1.一年を通じて、現地の様な変化を与える(繁殖目的等)のであれば、乾季に相当する時期は、弱酸性も与えるべきでしょうが、そうでない場合は、水質管理の容易さからも、中〜弱アルカリ性(濾過材に珊瑚砂など)で保つ方が現実的です。更にガノインを纏う魚種(ポリプテルス・ガーパイクなど)は、酸性水質下で調子を崩す例が多いものです。他ウェブサイトの事はこちらではわかりませんが(当該ウェブサイトに聞いた方が早いでしょう。その回答に付いては、こちらから意見する事は何も無いので、質問等で持ち込まない様願います)。2.餌によるものであれば、翌日には元に戻っています。病的なものであれば、行動に支障が出るなどしますので、そうでなければ余り気にする事も無いでしょう。心配ならば砂を止める・より消化のよい餌を探すなど、色々試して下さい。3.硬度は餌の質にもよるでしょうが、伸びが止まるまでは、餌量の制限をするべきではありません。成長そのものが鈍ったら、肥満防止の為に量を制限する事は、逆に必須となります。よく魚を見ていて下さい(図鑑や知り合いの個体との比較も、非常に参考になります)。4.セネガルスは成長が遅いというよりも、水槽内で成長しない種です。同属のオルナティピンニス種(現地では大体似たサイズになる)などに比べると、歯痒いくらいです。それゆえ家庭での飼育に適したポリプテルスといえるのでしょうね。


Q382:(07/04/2001) なしえ さん
 こんばんわ。お答えありがとうございました☆度々スミマセンなしえです。今日確認したところ、ドワーフの姿が見えなかったので、やはり飲み込んでしまったものと思います。(以前の未遂事件後、2匹を産卵箱に入れておいたのですが、ケンカがひどかったので1匹を戻していたのです。我ながら甘かったと反省中ですxxx)餌が古いとは考え難いので、そちらの可能性はない様に思います。そして、当のバンブルビーの容態が更に悪化していました・・・。何とか吐き出してくれないものかと思っているのですが、手術以外の方法で何かしてあげられる事はないのでしょうか??自然に吐き出す気配もありません・・・。そのうち消化するのだろうと思っていたため、気が付くのが遅れてしまいました。本当に後悔しています。このままでは死んでしまうかもしれないと思い、焦るばかりです。何か良い方法はありませんでしょうか?どうかよろしくお願いします。(>_<)

A382:こればかりは、どうしようもありません。体内※で棘を立てられては、先ず自力では吐き出せないものなので、棘が刺さっていない事を祈るしかありません。代謝(消化)を高める意味で、水温を1〜2℃ほど上げるとか、棘の傷から二次感染を防止する為、魚病薬を規定の1/3程溶かすくらいは思い付きますが、体内で崩れてくれなくては何の意味もありません。バンブルビーの生命力に頼るだけです。
※(口腔内でも恐らく引き出せなかったでしょう。フックがかかると、外からの力では、元に戻る事が無いからです。その場合は鼻毛用の鋏が入れば、棘を直接切断するしかありません)


Q381:(07/03/2001) なしえ さん
 こんにちわ☆ハラハラキャットの件では、ありがとうございました(^^ゞなしえです。今回は、「バンブルビーキャット」について助けて頂きたい問題が発生してしまいました。ウチにいるバンブルビーは、大きさや形から考えて、マーブルの流通名としてのバンブルビーではないかと思うのですが、ある日突然・そのコのお腹がぷっくりと膨れ上がっているのを発見しました。以前ドワーフバンブルビーを食べようとして口に含んでいたことがあり、もしや今回は手遅れで、飲み込んでしまったのかな?と、思っていました。・・・ですが、2・3日過ぎても膨らみがとれず、ムシロ病気の可能性もあるのではないかと心配になりました。相当な膨れ方で、行息遣いも荒く苦しそうです(T_T)なんとかしてあげたいのですが、原因及び対処法など、どんな事でも結構ですので教えて頂けると幸いです。宜しくお願い致します!!

A381:結果が示して有りませんが、ドワーフは健在なのですか?ナマズは背鰭・胸鰭の棘を立てるので、内臓に深刻な被害が生じる恐れが有ります。飲んでしまった可能性も無い事も無いので、どうにもなりませんがチェックはして下さい(今後同居させない)。一般的にも、ナマズの腹膨は、異物誤飲・不適な餌(繊維/キチン質過多・酸化飼料)が原因で、思ったよりも頻繁です。異物誤飲に関しては、手術を依頼する事は現実的でないので、自然に出てくるのを待ちます。肛門まで到達すれば、先端が顔を出す事も多いので、手で引き出す事も出来るでしょう。餌に関してはそれぞれに合った餌を与えます。配合飼料は酸化するので、開封後は抗酸化剤を容器に入れます。古い餌のダメージは大変なものですから、なるべく小さな容器で購入し、直ちに使い切るようにします。回転のよいショップで購入するのも大事です。餌の適・不適は多いので、魚の調子を見ながら組み合わせます。赤虫のキチン質が駄目なもの(小型種一般)・糸ミミズのべたつきが駄目なもの(植物食性の強い種)・コイ目魚種用飼料(繊維質過多)が駄目なもの・肉質が駄目なもの(完全草食性魚)等有るので、注意します。

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