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最新の分類について

フエダイ・コショウダイ・タマガシラ管理法



 種類:種類も多く、派手な色彩が見られるのですが、気が荒く大形になる為、家庭向きでは有りません。ハタに似ますが、やや混泳が容易です。
 ヨスジフエダイ(スジタルミ)<Lutjanus kasmira>は、最もよく見られるフエダイといえます。鮮やかな黄色にブルーのラインが走り、群泳性も有り40cm前後で止まるので、お手軽な魚種です。
 ゴマフエダイ<Lutjanus argentimaculatus>は、汽水域に侵入する為、幼魚が汽水魚として出回る事が有ります。大して美しくない上、60cmにも達するので導入には注意しましょう。
 センネンダイ<Lutjanus sebae>は、メリハリの利いた赤いバンドが印象的で、一部では人気が有ります。体高もあり見ごたえ十分ですが、100cm近くになる為、200cm以上の水槽が必要になります。
 イレズミフエダイ<Symphorichthys spilurus>は、色彩の美しさ(成長に伴い変化する)、形態の奇抜さ(第2背鰭・尻鰭の条が伸長する)から、もっともしられる種となっています。大形のヤッコなどとの混泳にも耐え、成長制限もある程度利きます。
 マダラタルミ<Macolor niger>は、幼魚期の美しさから人気が有りますが、成長すると只の水産魚と化します。70cmを越える為、家庭向きでは有りません。
 ポークフィッシュ<Anisotremus spp.>は、色彩も派手で体高も有り、大人しいので飼育向きでは有るのですが、状態が良くない個体が多く、一般的では有りません。
 チョウチョウコショウダイ<Plectorhinchus chaetodonoides>は、幼魚期こそ可愛いく美しいものですが、60cmにもなるダサい親魚をよく見て、それから購入を決めましょう。コショウダイの幼魚は、このグループの中では飼育し辛い方になります。
 フタスジタマガシラ<Scolopsis bilineatus>は、大きな眼球が可愛い強健種です。25cm止まりので、飼育に適するといえます。

 飼育・管理:大形になる事・縄張り意識が強い事を除けば、人にも良く馴れ、とても飼育し易いグループです。餌は小魚・なまえさから配合飼料まで、全く問いません。水温にも相当強い部分を見せます。
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