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最新の分類について

テンジクダイ管理法



 種類:非常に多数の種類が有るものの、余り分けては扱われていません。小型種揃いで、全種10cm前後にしかなりません。マウスブルーダーです。
 マンジュウイシモチ<Sphaeramia nematoptera>は、姿の派手さ・色彩のカラフルさから、最もよく知られているテンジクダイの仲間です。
 ホソスジマンジュウイシモチ<Sphaeramia orbicularis>は、マンジュウイシモチに似ますが、色彩はより地味です。
 キンセンイシモチ<Apogon cyanosoma>は、ハタ型の種としては派手な方です。
 ネンブツダイ<Apogon semilineatus>は、典型的なテンジクダイの様相を示します。
 ミヤコイシモチ<Apogon isigakiensis>は、第1背鰭端の白帯が、非常に印象的な種です。
 モンツキイシモチ<Apogon melas>やヌメリテンジクダイ<Pseudamia gelatinosa>は、渋い色彩から珍カラコレクター並みのマニア向けです。

 飼育・管理:現地では大群をなすこともあるテンジクダイも、狭い水槽に収容すると互いに攻撃し合い、ぼろぼろになってしまいます。形状の異なるタイプ2〜3匹に留めます。
 飼育そのものは非常に楽です。水温は28〜30℃まで耐えますし、餌の選り好みは全く無く、配合飼料(但しフレークなどは駄目で、ペレット状の質量のあるものを)で終生管理可能です。他の気の強い魚種には負ける為、相手にスズメダイやヤッコ、ハギ・フグは避けます。
 入荷状態で左右される個体も少なく、病気にもまず罹りません。余り隠れる事も無いので、初心者向きです。
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