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最新の分類について

当Hp利用者の方へお願いです。
飽きてしまったサンフィッシュは、付近の川に流したりしないで下さい。
レッドテールなどの大型魚を飼育している方に、ご飯としてプレゼントしましょう。
釣ったブラックバス・ブルーギルは、塩焼きにして食べましょう。
キャッチ&リリースが通用するのは、原産国だけです。
日本でのこのような行為はファッションに過ぎません。







サンフィッシュ管理法



 サンフィッシュ類とは
 サンフィッシュはスズキ目に属し、バス類・クラッピー類・サンフィッシュ類に大別できます。バスとクラッピーの境界を何処で引くかですが、正式にクラッピーと名付けられているものは2種類しかありませんが、寸詰まりのバスもこちらに含めてよいようです(勿論バスだからと、バスに含める方も多くいます。我が国ではバスといえばオオクチバスなので、質問の回答の方はああしました)。ピグミーサンフィッシュ類は、現在スズキ目に属していません。
 バスの中でもオオクチバスの仲間は、第1背鰭・第2背鰭が連続するという特徴を持ちます。この仲間は6〜7種があり、どれも相当つわものです。
○オオクチバス [Largemouth Bass] Micropterus salmoides
○コクチバス [Smallmouth Bass] Micropterus dolomieu
○[Redeye Bass] Micropterus coosae
○[Spotted Bass] Micropterus punctulatus
○[Guadalupe Bass] Micropterus treculi
○[Suwannee Bass] Micropterus notius
○[Shoal Bass] Micropterus sp.
 他のバス類ですが、第1背鰭・第2背鰭が分離するグループが有ります。
○[White Bass] Morone chrysops
○[Yellow Bass] Morone mississippiensis
○[Striped Bass] Morone saxatilis
○[White Perch] Morone americana
 クラッピーとして纏められる寸詰まりバス類は、原産地米国ではパーチ・バス・フライヤーと、様々な名称を付けられています。
○[Ozark Bass] Ambloplites constellatus
○[Roanoke Bass] Ambloplites cavifrons
○[Rock Bass] Ambloplites rupestris
○[Shadow Bass] Ambloplites ariommus
○[Sacrament Perch] Archoplites interruptus
○[Flier] Centrarchus macropterus
 真性クラッピーは以下の2種です。
○[White Crappie] Pomoxis annularis
○[Black Crappie] Pomoxis nigromaculatus
 ブルーギルはサンフィッシュに入ります。Lepomis属は同属中最大のグループで、11種が有ります。
○ブルーギル[Bluegill] Lepomis macrochirus
○[Warmouth] Lepomis gulosus
○[Pumpkinseed] Lepomis gibbosus 美種。
○[Bantam Sunfish] Lepomis symmetricus
○[Dollar Sunfish] Lepomis marginatus 美種。
○[Green Sunfish] Lepomis cyanellus
○[Longear Sunfish] Lepomis megalotis 美種。
○[Orangespotted Sunfish] Lepomis humilis 美種。
○[Redear Sunfish] Lepomis microlophus
○[Spotted Sunfish] Lepomis punctatus
○[Redbreast Sunfish] Lepomis auritus 美種。
○[Mud Sunfish] Acantharchus pomotis
○[Banded Sunfish]Enneacanthus obesus
○[Blackbanded Sunfish] Enneacanthus chaetodon
○[Bluespotted Sunfish] Enneacanthus gloriosus

 飼育・管理
 水槽のサイズは広くします。オオクチバスでは最大100cm、コクチバスでも70cmに達する怪物です。ブルーギルにしても、40cmになるのです。どの種も非常に大型になるので、設備を揃える事が出来ない人は、手を出すべきでは有りません。大型シクリッド同様混泳には向かないので、水槽のサイズは単独・90〜120cm程度ならば生涯飼い切れます(飼育開始のサイズによります)。同種・サンフィッシュ同士の混泳を行なう場合、水槽ではなく、池での飼育をお勧めします。
 pHは中性±1で問題ありません。
 北米産な為、希望としては18〜20℃を上限としたいものです。我が国で大繁殖しているところからも、日本産淡水魚と同様の管理をしたいところです。但し強健な為、これに外れたところで何の問題も有りません。
 餌の選り好みは、全く有りません。
 繁殖はペアが取れれば容易ですが、恐らく単独でも餌代が猛烈ですし、処分方法の妙案(食用としての生産ならよいですね。オリーブ油をかけると海の魚とかわりません−私は)も見当たらないので、考えない様にしましょう。

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