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第111倉庫
(Q1101〜Q1110)



Q1110:(21/Nov/2015) 小磯さん
 Q1105でありがとうございました。小磯です。以前相談させていただいた(Q1075)スパイニールなのですがこれがとても気に入っていましてすでにいますタイヤトラックとは別にまたあたらしくレッドスパイニールを飼いたいのですが、今90cm水槽でダトニオプラスワン13〜14cmが1匹飼っています、レッドスパイニールとダトニオプラスワンを一緒にしても平気でしょうか?レッドの大きさは15cmくらいです。プラスワンのいる水槽はろ過材としてサンゴ砂を大量に使っていましてPHが7,6あります。アジア産のレッドスパイニールはアルカリでもストレスになりませんか。混泳のことばかりすみませんがお願いします。
※過去の質問を暇な時などに読み返したりしているのですが第110倉庫を開こうとすると404Errorと出てしまい見れないのですがこちらの問題でしょうか?いろいろ他魚のことでも気になって質問を楽しく(?)読ませていただいているのでもしよろしければ確認お願いいたします。m(_ _)m。

A1110
 ダトニオイデスは小型のトゲウナギを攻撃することがたまに有ります。直ぐに合わせず、セパレータ等を介し、様子を観察しながら引き合わせるのが無難です。跳び出しや濾過槽内への退避が発生すると大変ですから。pHに関しては問題ありません。指摘のあったリンクの方は拡張子をミスしていました(訂正済み)。


Q1109:(13/Nov/2015) 松井裕也さん
 素早いお返事ありがとうございます。松井裕也です。水槽の場所についても教えていただいて助かります。一日に2度も済みませんがまた水槽関連でのことでおねがいします。自室のほうがよいと回答いただいたのですが自室の置場所ですと出窓からの直射日光が水槽にあたるのですがこれは魚と水槽に問題ないのでしょうか。ポリプテルスはログを見ると色飛びするようですがアクリル水槽も日に当たると早く劣化したりとかってあるんでしょうか?私的にはかなり大きな買い物なので、できるだけ水槽が長持ちする設置場所を選びたいですが置き場所の影響について教えてください、お願いします。ショップで置き場所のことを聞いてみますと日光でコケが生えやすくなる&上部式濾過槽などのプラスティックの劣化が早まるかもとのことでしたがアクリルについてはわからないみたいです。(近くにあるショップが大型魚水槽ないので。アクリルもそこで注文で取り寄せか通販の予定です。)一日中カーテンをしっぱなしもちょっときついので平気そうならいいのですが。太田さんの設置場所なんかもよろしければ参考に教えてください。そしてこれもいろいろ意見があって不安なのですが、アクリル水槽の寿命ってどれくらいなのですか。10年で傷が目立つから買い替えとか接着が劣化するから7〜8年とかありますが目安ってあるんでしょうか。これも太田さんの状況を参考までに教えてください、お願いします。飼育以前の質問ばっかりで長文失礼しました。

A1109
 色飛びは水槽壁面の反射に依るもので、直射日光は直接関係ありません。但し直射日光は水温を上げ藻類の発生を促します。指摘の通り素材(アクリルや機械類も含む)の劣化も進行させます。対策としては水槽を管理する部屋はカーテン等(無ければ追加設置)で閉め切るしかありません。アクリル水槽の寿命は品質・設置場所に大きく左右されますので、入手する(した)水槽の見積もりと入手後どうもたせるかがメインとなります。当然ながら安物は粗雑(接着面や板自体)な作りため、長持ちさせたいのであれば予算の確保も重要です(安心は金で買うという事)。板の厚みなども大事です(薄ければ強く膨らむ)。夏は兎も角、冬場は水槽内が暖かく表面は冷えることから、伸び縮みの影響も見逃せません。本数があれば部屋まるごとの空調管理が安上がりで、水槽にも負担がかかりません。こちらでは車庫を水槽部屋に転用しています。


Q1108:(13/Nov/2015) 松井裕也さん
 はじめまして、こんにちは朝早くにすみません。松井裕也といいます。大学生です。熱帯魚に興味があり貯金で飼育設備を整えているのですが飼いきれるポリプテルスの種類を教えていただけないでしょうか?自宅で設置できる水槽の大きさが補強などの予算込みで120×60が限界なのですがこの大きさでデルヘジーかウィークシーが買いたいのです。ポリプテルス飼育法では120センチ水槽だと中型種までの対応サイズだったと思いますがどちらか一方一匹だけでよいので買いたいのですが無理でしょうか?飼育最大サイズってどれほどになるのですか?太田さんの経験でアドバイスお願いします。ちなみに近所のお店ではどちらも60cm位になるといわれました。設置場所なんですがリビングなどの家族がいる場所でも平気ですか?工事などがあり場所も家族と相談しなければならないのですが自室のほうがよいのですか?どうかよろしくお願いします。

A1108
 どちらも問題ありません。逆に双方水槽内飼育でフルサイズにするのはなかなか難しい種類です(多くは30cm前後)。設置場所は振動や照明の変動が少ない自室のほうが好ましいといえます。


Q1107:(04/Nov/2015) 二ノ宮さん
 こんにちは、はじめまして二ノ宮といいます。お忙しいところすみません、ニューギニアダトニオオレンジスポットセルフィンについて助けてください。半年ほど前に4〜5cmのニューギニアダトニオを購入して60cm規格水槽で飼育しています。現在10cmほどで今までずっと単独飼育でした。一週間前にコケや水垢対策に、そして何か一緒に飼いたいという考えからオレンジスポットセルフィン7〜8cmを同居させました。・・・なのですがこれがニューギニアダトニオは気に入らないらしく追い払います。具体的にはプレコが水底に降りてくると追いかけて壁に張り付くまで許しません。ショップでは「殺すことはないだろうからしばらく様子を見たら?」といわれましたが見ていてかわいそうですので分けようかと思っていますがどうでしょうか?プレコのあとにすぐニューギニアの引っ越し用の90cm規格のアクリル水槽とアクリル製の上部式濾過槽とエーハイムの外部式を買いまして一ヶ月ほどでダトニオは移す予定なのですが現状ではプレコはもう同居はさせないほうがいいでしょうか?当初の予定ではプレコとダトニオを60cmから同居させて、一緒に90cmに引っ越しというのを想定していましたが・・・ニューギニアダトニオは成長とともに120cm規格?水槽(120×60×45)で飼育予定でいますが仮に現在のサイズでうまくいったとしても成長とともにまた喧嘩が再発するということでしたら最初からプレコはもう分けて飼ったほうがいいかもなあ・・・なんて考えています。両方ともフルサイズになったとき120cm水槽で喧嘩なしで維持はできるでしょうか。混泳に絶対なんてものはないとは思いますが太田さんのご意見をいただけないでしょうか?ちなみに分けて飼う場合は最終的に90cmにプレコを残そうと思っています。

A1107
 パーチ系は同型に容赦しない傾向がありますが、ことダトニオイデスに至っては異型にも追い込みをかける傾向があります。ニューギニアダトニオですとキクラソマ辺りに匹敵するアグレッシブさを見せますから、現状を放置すれば事態の悪化は必至です。混泳は個体によっては上手くいくかもしれないというレベルですから、このままですと何れプレコはグズグズになって死に至ります。解決法としては3点が考えられます。セパレータで仕切る/容器を別にする/水槽のサイズを広くする、です。セパレータで仕切って時々引き合わせてみて、全くダメなようなら容器を別にするというのが無難でしょうか。現在の(個体の)サイズなら120に移したら何とか成るかもしれません(無論保証はない)が、ダトニオイデスのコケ対策はプレコではなく貝にでも任せた方が安心でしょう。


Q1106:(10/Oct/2015) 沢谷修さん
 こんばんははじめまして、沢谷修といいます。最近この世界に入りだしたばかりですが大型魚の飼育について・・・・オレンジキャット(Cephalosilurus fowleri)を飼育したいのですが少し相談に乗っていただけないでしょうか?Q148でオレンジキャットの飼育についてありました“動き回りませんが、暴れ出すと凄いので、水が漏れてもいいところに水槽を設置します。”とは結構突進などするのでしょうか?混泳は考えていませんが突進や飛び跳ねなどがある魚なのですか?あの風貌がとても好きで飼育してみたいのですが暴れまわる魚種ですと留守中などがとても不安です・・・。ナマズの仲間はプレコ以外未経験です。アクリル製120×60×45で上部式濾過槽で飼育したいのですがこの設備で問題ありませんか。太田さんの経験からベストな管理方法を教えていただけないでしょうか。飼育が困難なようでしたらそれも教えていただけないでしょうか?すみませんがよろしくお願いします。

A1106
 強健種ですから飼育そのものは至って容易です。但し中・大型個体は力も強く、水槽内の地形を変えてしまうような存在ですから、対策は万全にするべきでしょう。まず水槽はアクリル水槽とします(水槽内基質の移動や突進対策)。予算が許す限り厚みをもたせるのが良いでしょう(蓋に重しも必要なので)。水槽内には可能な限り何も入れないようにします(水温計を貼付けタイプにするとか、ガラス製なら上部濾過槽内に入れておくなど)。アクセサリの類は特に必要がなければ入れないよう。入れるのであれば砂利ではなく細かな砂・シェルタには流木ではなくすっぽり入り込める塩ビパイプなど、水槽に対し衝撃の少ないものを選択します。ヒーター等割れ易い器具にはカバー必須(勿論火傷対策にも有効)。ポンプに関してはパイプの連結部(特に立ち上がりパイプと濾過槽)等の補強を施しておきます(予算があれば水槽加工時にモーター直下のコーナーをガード処理させてもよい)。水漏れに関しては持ち家であれば問題ないのでしょうが、アパートなどの共同住宅でこれをやらかすと洒落になりません(予定されている120×60×45ですと300リットル近い水量)。冬に冷え込む地域ですと水槽の延び(内側)縮み(外側)も影響し、板同士を接着するタイプのアクリル水槽では(品質にもよりますが)水漏れの危険性が高まります。いっそのこと部屋ごと保温するなど出来れば、全ての面で安全性が高まります。玄関(靴で入れる面)は水漏れ対策に適するように見えますが、普通傾斜が付けられていますから避けます(水槽に負担が掛かる)。また、ナマズですから夏季の高温対策(30℃を超えないよう)も忘れないで下さい(風通しが良い場所や昼間に冷房が効いている部屋など)。


Q1105:(04/Oct/2015) 小磯さん
 こんばんは、Q1075などでお世話になりました小磯です。またご相談したいことがあり、メールさせていただきました。レッドフィンオスフロを飼育しまして4年ほどになります。現在45cmほどのオス個体なのですがこれが自分の糞を食べます。餌は配合飼料を毎日やっていますが毎回満腹にはしていないのでその影響もあるのかもしれませんが体に悪影響はないのかと疑問に思っています。同居しているプレコ(スネークスキン)もオスフロの糞にくっついてモグモグやっているのを見ます。オスフロはこのプレコの糞までも器用に拾って食べてしまうのですがオスフロやプレコのような食性の魚はよくやるものなのでしょうか?それとも見つけ次第回収してできる限り防いだほうがよいのでしょうか?

A1105
 排泄物は早々に取り除くのが良いでしょう(双方に悪影響)。糞自体は細菌の塊なわけですし、砕けた糞が水槽内に散らばれば環境の悪化も必至です。ちょっと検索をかけてみましたが、オスフロにそのような習性(糞食)が存在するという記述は引っかかってきませんでした(底に落ちている餌を拾うのは普通)。


Q1104:(20/Jan/2015) Oさん
 こんにちは。一ヶ月後にテトラオドンファハカを飼いたいと思っているのですが60p規格水槽、バイオフィルターなどで大丈夫でしょうかショップ店員さんにも色々聞いたんですがそれぞれ意見が違うので困惑してます ネットでも色々と調べているんですが ほとんど意見が異なっていて何を手本にすればいいのかわかりません 正しい飼育方法を教えてください 平均寿命以上に元気に長生きさせてあげたいので一ヶ月で知識を頭に植え付けたいです お願いします。

A1104
 ファハカに関して最も注意すべき点は水槽のサイズです。成長サイズに合わせて広げていけばよいのですが、最終的には120×60×45cm程度の水槽が必要となります。活発な遊泳は行いませんが、狭い水槽では自慢の尾鰭が変形(本種は尾柄を曲げない)してしまい、ストレスで長生きしません。奥行きの目安は全長の(1.0〜)1.5〜2倍程度を目安とします。食い散らかすので底面式濾過装置は避け、上部式を導入します(メンテナンス面)。基本的な飼育方法は上部フグ類管理法のリンク先・アフリカ産淡水フグの記述にある通りです。大事に育てれば十数年(若しくは数十年)単位の魚種です。


Q1103:(14/Jan/2015) 相馬さん
 はじめましてこんにちは、相馬といいます。熱帯魚の検索でこちらにたどり着きメールさせていただきました。淡水魚が中心のようですが海水魚の飼育についてアドバイスをいただけないでしょうか。汽水魚の飼育を中心にしており現在ライオンフィッシュなどを飼育しています。先日ショップにてゴンベの仲間の「ジャイアントホークフィッシュ」を発見しました。大型になることを覚悟したうえで飼育に挑戦してみたいと思っているのですがゴンベの仲間は飼育経験が皆無で全体的な性質や飼育の気を付けるべき点などありましたらアドバイスいただけないでしょうか?海水魚自体の経験はハゼ、タナバタウオ、小型のハタ類だけです。餌は人工飼料に餌付く仲間なのでしょうか。ショップではカサゴ等と同じ感覚で飼育できるといわれましたが、カサゴも飼育経験がなくわかりません。(カサゴ管理法は拝見しました)すみませんがお願いします。

A1103
 ゴンベの類は一般的なパーチ系同様に飼育が容易で、配合飼料にも直ぐに餌付きます。慣れれば中層でホバリングして餌を待つようになります(小型の個体)。混泳も生活圏が異なればうまくいくことが多く、注意点としては珊瑚水槽には入れてはいけないくらいです(鰾を欠くため移動のたびにドスンドスンする)。本種Cirrhitus rivulatusに関しては矢張り、最終的な水槽の容量・設置場所の確保でしょうか。個人での飼育記録が見つからなかったため、アトラスと水族館のものを纏めてみました。最大級の個体を収容するには180×60〜90×60cmの水槽が必要だが、幼魚期からの飼育であれば成長が抑制されると考えられる(それでも120×60×45〜60cmくらいは要るのでは)。水温は25℃を上限とし、20℃代前半を維持。レイアウトは生息地を再現するのであれば珊瑚岩を組むなどする。以上です。


Q1102:(05/Jan/2015) ピロスさん
 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今回は最近話題になっている「どんぶり金魚」についてです。(詳細は「どんぶり金魚」で検索して頂ければ大方のことは出てきます)私の通っている病院でもこの「どんぶり金魚」を始めました。病院の先生に「大きくなったら絶対に飼育不可ですよ」と伝えたのですが、「金魚は器の大きさに合わせて大きくなるそうだから大丈夫」と取り合ってもらえません。もちろんその通りならいいのですが、私が太田様に何度か相談をお願いしているピンポンパールはもうどんぶりには入らないでしょう。単独飼育で60cm水槽でもかなり窮屈そうにしています。「どんぶり金魚」については金魚に詳しい先生が本を出しており(未読)、これからますます広がっていきそうな感じですが、本当に「どんぶり金魚」は能書きの通り大きくならず簡単に飼育できるものなのでしょうか?もし違うのであればこれは虐待の一種なのでは、とまで考えてしまいますが、もし能書き通りならもう一尾らんちゅうなんかを飼育してみたいとも考えております。どうか太田様のご意見をよろしくお願いします。

A1102
 本が出ていて其の方法に興味が有るのでしたら、矢張り一度目を通すべきでしょう。主張は本人の言葉・文章から直接読み取る必要があります。また、実際其の飼育方法を目の当たりにされているわけですから、結果を急がず経過をじっくり観察するのも有益です。初耳でしたので仰る通り検索をかけてみました(業界から離れて10年以上経っていますので、もうアクア関係に疎いのです)。NHKでも紹介されているのですね。「どんぶり」という単語がセンセーショナルな見出しになっていますが、要するに金魚鉢での飼育の変形と言えるのではないでしょうか。餌及び匹数の制限と塩水浴・毎日の水換えがありますし、不活発な品種を幼(若)魚のうちからというのであれば無理ということはないでしょう。勿論、私なら設備と水量を確保して制限なく且つ手間を軽減出来る方法を選びます(従って当ウェブサイトでは飼育方法の一つとして取り上げることはない)。しかし先の大震災の影響で魚を飼育する人が減り、其の原因が設備(室内照明や電動のポンプなど)にあるとしたら、やむを得ない事(電気代の高騰や計画停電等)なのかもしれません。どんぶりなら割れても凶器にはなりませんし。


Q1101:(20/Sep/2014) 藤森さん
 太田さん初めまして、よろしくお願いします、藤森といいます。熱帯魚の種類のことで教えてください。 「ホラバグルス・ブラキソマ」という種類のナマズなのですが水槽で管理法を教えていただけないでしょうか。「世界のナマズ」では40〜45センチとありましたが水槽だとどうなるんでしょうか。また気性の方はどうでしょうか?混泳はできますか?活発な種類なのでしょうか。夜遅くにすみませんがおねがします。

A1101
  強健な魚種であり飼育・管理は容易です。水質は中性を中心に、水温は25℃を中心に管理すればよく、口に入れば生き餌・死に餌・冷凍食品・配合飼料等選り好みはありません。但し気性は荒く混泳には向きません。殺し屋というほどではないのですが、噛み付けるものには噛み付きますし、相手がでかすぎれば大口を開けて小突き回します。90センチ規格水槽では床全体が1個体の縄張りとなります。水槽内ではフルサイズになりません。当方が飼育している個体(15年程度)は現在30センチ弱、これ以上にはならないでしょう。

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