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第105倉庫
(Q1041〜Q01050)



Q1050:(15/May/2011) azaiさん
 大田様、先日はグリーンテラーの雌雄判別について教えていただきありがとうございました。実はあれから明らかにオスと思われる個体を入手して比較したところ、前回見ていただいた個体はご指摘のとおりメスでほぼ間違いないと思われます。総排泄口、体型、鰭の形状と性格などの比較で判断出来ました。そこでペアリングのご相談なのですが、一対しかいない上に殺傷能力のある魚なのでどうしたものか分からず、現状120x60水槽を真ん中で区切ってお見合いさせています。導入当初は先住のメスがかなり怒りましたが、今はセパレーター越しに向き合って穴を掘ったり、相手が動くと着いて行こうとしてセパレーターに鼻を擦りつけたりという行動がよく見られます。特にオスはメスを気にしており、メスが近づくとガクガクと激しく痙攣するような動作を見せることがあります。エラを拡げたり尾を激しく振って威嚇するような動作は見られません。このままセパレーターを外して良いものか、別の兆候を待つべきなのか?ペアリング/繁殖を目指す手順と注意事項をアドバイスいただけますでしょうか?特に、一緒にしてケンカが始まった場合に我慢して様子を見た方が良いのか、即座に引き離すべきなのかという点で迷っています。私はすぐに離してしまう方なのですが、ケンカさせるのも必要なプロセスなのかなという気もします。
 環境(5/15現在) 水槽120x60x高さ50、上部濾過、水温26度、底砂は大磯細目、レイアウトは流木中心、アンモニア/亜硝酸ゼロ、ろ材は日向軽石、PH6.8、餌はペレット数種類 飼育個体 グリーンテラーホワイトシーム、オス約20cm、メス約15cm。同居魚: セルフィンプレコ約15cmx2、スポットメチニス約6cmx3、ブラックテトラx10。プレコがたまに攻撃されますが、カラシン類には無関心です。たびたび恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。

A1050
 引き合わせないとこには次に進めませんので、一日張り付いていられる日にでも試してみましょう(文面から上手くいきそうな雰囲気ですし)。ワンクッション置くという理由で餌やり・水換え(レイアウト配置換え)を行って後というのも有効です(引き合わせた直後に行っても良い)。あとを追い回す程度であれば暫く様子を見るべきでしょうし、鰭を毟るなどの行動(要するにダメージを与えるアタック)に出た場合には緊急に分離すべきです。初日は結果がどうあれ、夕方には隔離しておくのが安全です(余程仲睦まじくしているのなら別)。


Q1049:(13/May/2011) 辻さん
 いつも勉強させて頂いています。今回、金魚(らんちゅう)を一匹いただく事になり、飼育を開始するのですが、御教授頂きたいのは、『金魚の単独飼育』についてなのです。要は、『単独飼育』が良いのか『複数飼育』がよいのかです。双方に、メリット、デメリットはあるでしょうし、何をもってして『良い』とするのかも難しいところだと思うのですが、特に品評会に出すのが目的でもなく、誰より大きく育てたいと考える訳でもないのです。繁殖目的でもありません。色々調べますと、『複数の方が餌食いがよい』や、『餌や病気の管理が的確にできる』等の回答にはすぐに行き当たるのですが、決定的な甲乙が付けれないもの(それぞれが個人の主張の域をでない)で、太田様がどうお考えになるかを御教授して頂きたいです。 回答に困ると思いますが、一応、自分は単独で管理したいと思っております。逆に言い換えると『単独飼育をするうえで、複数飼育では起こり得ない問題が発生するか?』『メリット、デメリットを考慮した時、明かに複数飼育に軍配があがるか?』という事です。簡単な様で、以外に難しい色々なファクターを含む質問ですみません。宜しくお願い致します。

A1049
 観賞魚全体からみれば金魚は比較的荒い部類に属します(コイ科ですし)。また、金魚は飼育下の歴史が途方もなく長く(我が国でも500年くらい・産出国の中国では数千年と言われる)、人間との付き合いに遺伝子レベルで特化した存在です。ある意味犬猫に近いとも言えますね(拒食などが生じる場合、それは飼育者による管理の問題が大)。単独飼育で愛情を注げるのであれば、それに越したことはありません(養殖目的でないのならば尚更)。弊害などは考える必要無いでしょう。


Q1048:(29/Apr/2011) Azaiさん
 グリーンテラー(ホワイトシーム)の雌雄判別についての質問です。お手数ですがよろしくご教示お願いいたします。現在120cm水槽で約15cmの個体を飼育していますが(添付画像RIMG1750)、繁殖を考えており、まずは現個体の性別を確定するところからスタートしたい次第です。購入ショップの見解は「鰭形状、発色など総合的に判断して、十中八九オスだが断定は不可能」とのことでした。私自身も外見から直感的にオスだと感じるものの、次の3つの理由により確信を持てない状態です。
@通常のグリーンテラーのオスに見られる頭部のコブが見られず、体系もスレンダーである --- ホワイトシームはあまり大きくならないらしいので、オスであれば現サイズでももう少し体高や頭部の盛り上がりがあってもよい気がします。
  A性格がやや陰気で大人しく、摂餌の様子にもオスらしいガツガツしたところが見られない(ゆっくりと一粒一粒。しかし量はしっかり食べる) --- 私の限られた経験では、シクリッドのオスは性格も行動もオスらしいことが多いと感じます。もちろん例外もいますが。
  B産卵管?らしきものが見られる(添付画像1746、1753)。これについては以前あるショップで「クラスパー常時出現=オスの可能性が高い」という説を聞いたこともあります。つまり、メスであれば産卵前にしか出現しないとのこと。実際、私自身も明らかにオスのグリーンテラーやシクラソマなどに同様の突起物を見た記憶がありますが、形状までは覚えていません。
以上のように決め手に欠ける状況ですが、ご意見をご教示頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。


A1048
 画像の印象としてはメス個体のように見えます(鰭の形状と発色具合)。性格も併せると更にそう思えます。但し本種の雌雄鑑別ポイントは雌雄を比較して判断する部分が多いので、オス個体の額の強い突出以外で断定することは難しいです。カワスズメ類の生殖突起は雌雄では出てくるモノのサイズが異なるためか、メス個体の生殖突起はオス個体のそれより不透明感が増し肥厚した印象を受けます(産卵を繰り返した個体はより顕著)。画像からは矢張りメス個体っぽい気がするのです。


Q1047:(20/Apr/2011) アリさん
 こんばんはアリです。混泳について教えて頂けないでしょうか。クロダイゴンズイを混泳させたいのですが大丈夫ですか?クロダイは10センチ、ゴンズイは7〜8センチ位です。特にゴンズイがなめついたりしないか心配なのですが性格は狂暴ですか?最終的にクロダイの方が大きくなると思いますがゴンズイは水槽でどれくらいになるのでしょうか?お願いします。

A1047
 ゴンズイはああ見えても大人しい部類に入るので、心配している事態にはならないでしょう。サイズは15cmくらいにはなると思います。


Q1046:(07/Feb/2011) KYさん
 こんばんは、KYです。Q1044では有難うございました。似たような質問ばかりすみません。アポゴンキャットとツバメウオの飼育法について教えていただけないでしょうか?アポゴンキャットPhalacronotus apogonシロガネツバメウオ Chaetodipterus faber の飼育方法をお願いします。性格や遊泳性などが気になるので・・・よろしくお願いします。。

A1046
 アポゴンキャットは遊泳型のクリプトプテルスと考えて良いものです。口に入るものであれば何でも食ってしまいますが、同サイズの個体に対し積極的に攻撃を仕掛けることはありません(ナマズ科魚種は大体そんな感じ。濃色系はそれでも縄張り意識が強いが白色・透明系はキリキリしていない)。それどころか喧嘩になれば負けてしまう可能性が高いです(特にギギ系や同科他種・カワスズメなどに注意)。但し思ったより大きなものも呑みにかかることがあり、体長の半分位のドラスなどを襲って共倒れという危険性もあります(実際あった)。事態はいきなりですから、出来れば単独で飼育するのが良いでしょう。自然界では体長130cmに達する怪物ですが、水槽内では50〜70cmが精々なようです。遊泳性はやや強いのですが、水流の追加は不要です。水質は中性・どちらかと言えば酸性に傾けるとよいでしょう。上部濾過装置と蓋で水槽を覆います(狭い容器ほどよくジャンプする)。餌は何でも食います。シロガネツバメウオの方は他のツバメウオ同様性格は穏やか、水槽の容積さえあれば混泳は容易です。飼育法はヤッコなどと同じで構いません。幼魚期は河口付近(汽水域)にあります(木の葉状形態で判断)。


Q1045:(23/Jan/2011) フグコさん
 ミドリフグ(3センチ)について、またお教えいただけますか。去年の 8月購入以来、2ヶ月くらいたったところで頭に小さなこぶを見つけたのですが放置、それがここしばらくできわめて大きくなったほか、数が増えて他の部位にも広がってきました。プラジカンテルとメトロニタゾールを使ってみましたが、効かないようです。なんだか感じとしては大きな寄生虫(あるいは小さな寄生虫だけどそのために組織がスポンジ状態になった)ではないかと思うのですが、原因と、対処方法とをおわかりでしょうか(注射器はあるので、よい薬があれば皮下注射してみたいと思います)。3日前に薄い海水1.022から淡水に移したところ、あごあたりに比較的新しくできたこぶが消えました。それ以外は消えていません。どうぞよろしくおねがいいたします。
 

A1045
 腫瘍だと思われます。養殖業界でもしばしば問題になる症状で、原因・治療方法とも特定が困難です(設備と知識が要る)。外観が綺麗過ぎるのが?ですが、今回の症状に一番近い疾患として魚壊疽が考えられます(頭部の腫瘍という部分)。ウナギの例(外観がとても汚れる)がよく知られていますが、フグだとこんな症状なのかもしれません(皮膚の強度など)。残念ながら魚壊疽の治療法は確立されていません。原因菌であるEdwardsiella tardaという細菌には抗生物質が効かないとされているためです。高水温下で猛威を奮うため、水質改善(本疾患は日和見感染)と併せて少し水温を下げてみましょう(但しどちらも発生前の予防用)。伝染性はないようですが、隔離はしておいてください。


Q1044:(10/Jan/2011) KYさん
 こんばんは、KYです。ヒラタエイの時は有難うございました。エイの方も順調に飼育できています。今回エイの餌についてご相談させてください。飼育開始からしばらくは一口大に切ったエビやワカサギを与えていたのですが10日ほどで馴れてきたのかキャットを食べるようになり、現在はキャットにカーニバル、ドジョウ、エビ、ワカサギといったものを与えています。過去ログなどでも金魚やワカサギについての注意点などがありましたが、このワカサギに含まれるといわれているビタミン破壊酵素の性質について教えていただけないでしょうか?エイに限らず肉食魚に与える際に参考にしたいと思っています。現在一回の食事では配合飼料を与え、その後食べつくしたのを見て魚が喜ぶようにとおやつ程度に上記の生餌を与えています。頻度的にはワカサギが一番多いです。(我が家の魚達の殆どにです。)このような食事をさせた場合、やはりせっかく配合飼料に含まれているビタミンB1が破壊されてしまうのでしょうか?配合飼料とは一緒に与えないほうが良いでしょうか?この酵素がどのようなタイミングで働くのかわからずにいます。危険でしたら中止しようと思いますのでアドバイスをいただけないでしょうか?もうひとつデンキウナギについて教えてください。去年の夏から飼育している個体なのですが、ショップでのストック時から肛門に何か出来物のようなものがあり、ずっと気になっているのです。画像を添付します。うまく撮影できず汚いのですが肛門、或いは肛門の直ぐ傍にプツンとできています。購入からかなり成長しましたが少し目立たなくなっている、といった程度です。ショップでの管理は単独飼育で生まれつきなものなのか、それともショップで発生したものなのか私では判断もできませんでした。これは一体どのようなものなのでしょうか?この個体は他にも右の胸鰭が変形していたり尻尾の先端がハート形(ノーテールのような感じ)になっていたりしています。鰭は複数でストックされていたのであればわかりますが肛門のものは複数飼いで発生するとは思えません。現在の飼育環境です。デンキウナギ1匹約30cm 60cm規格水槽 上部式濾過槽にセラミックろ過材使用、水換えは週に2回一度に半分(前々日からの汲み置き水で3日に一回くらいのペースで水を換えています。) PHは6,8〜7、0です。餌はキャット、カーニバル、テトラベジタブル、テトラモンスター、ドジョウ、ムキエビ、ワカサギ、ミルワーム、コオロギ等を与えています。糞は普通にしており毎日確認できています。ショップの方は行きつけの店でもなくその購入時に1度いっただけですのでそれまでの飼育環境のほうは詳しくわかりません。店員さんに聞いたところでは、餌はクリル、アカムシ、カーニバルを与えていたとのことです。水槽内はデンキウナギ(当時12〜13cm位)が1匹だけ、サンゴ砂を敷いた底面濾過で管理されていました。メールにて売約をしていたのですが、購入日の前に白点病にかかり、10日ほど購入をずらしました。また、関係があるかは不明ですが購入時に水槽内では薬浴、移動のストレスからか頭が白く変色していました。(色が抜けたような感じです)入荷日は2月頃といっていました。もし現在の管理などで改善する点などありましたらご指摘お願いします。また、この出来物が何か悪いものでしたら治療法などもアドバイスお願いします。長文失礼しました、よろしくお願いします。

A1044
 主食として長期間与え続けると害が出る可能性がある、ということは時々ならどうということはないということです。現在のペースなら特に問題は生じないでしょうし、気になるならワカサギにビタミン剤を含ませるなど中和すれば安心です。デンキウナギの方は問題ないです(メスかもしれない)。ヘルニアなどの危険な症状であればもっと凶々しい見かけです。肉色の風船やズタ袋を肛門から引きずっているという感じになるのです。


Q1043:(25/Dec/2010) さん
 こんにちは。先日はプラスワンについてご解答いただきありがとうございました。またまた質問なのですが、当方のダトニオの尻尾のところに吹き出物?のようなものが出来ています。見た感じでは白っぽい部分とダトニオの尻尾の色と同じ様な黒っぽい物が混ざったブドウの様な形です。餌食いの状態などは変わらず順調で問題はないのですが、気になるので、これを治す方法はあるのでしょうか?魚病関連の本やネットでも見ましたが、それっぽいものがなく、対処法がわかりません。(金魚の病気関連の本で似たものはありました)塩による薬浴も試しましたが効果はありませんでした。似た病気で、ハサミなどで切除してグリーンFゴールドを塗り付ける方法が良いと過去に聞いたこともありましたが、どうなのでしょうか。180オーバーフロー水槽、28〜29度、PH6.5〜7.2 複数のダトニオを混泳 お忙しいところ恐れ入りますが、ご教授お願いします。

A1043
 発生部位から察するに擦過傷より侵入した寄生生物に依るものでしょう。魚種的に考えられるのは外部寄生性水カビ病(繊維)・カラムナリス症(鰓病症状を伴い粘液異常分泌)・エピスティリス症・リムフォキスティス症(病変部は元の場所が膨張した感じ)などです。どの疾患にも塩水浴が効果あるので、効果がないように感じても罹患魚を隔離の上、1%位の濃度で暫く管理してみて下さい。快方に向かわない・病変が増殖するようであれば1.5〜2%位まで段階的に塩分濃度を引き上げます。
 ※追加:各疾患の詳細はFAQにあります。水カビ(死亡組織に付着)・エピスティリスは間借り型(厳密な意味での寄生ではなく着生)です。高濃度塩水は時間を区切って下さい(半日とか)。


Q1042:(24/Nov/2010) KYさん
 KYです。エイについて有難うございました。飼育する種類はヒラタエイにすることにしました。仮売約としてショップに相談もしましてもう1週間ほど様子を見させていただくことにしました。現在立ち上げている水槽についてご相談させてください。初期水槽は以前ご相談しました体盤12cmほどの個体を90×60×45に導入しようと思っているのですがこのサイズでしばらく飼えますでしょうか?できれば1年程こちらで飼育して来年末〜再来年1月ぐらいに150〜180水槽を購入しようと考えているのですがこんな予定で大丈夫でしょうか?また、高さは45cmで足りますか?エイの成長速度というのはやはり速いでしょうか。混泳についてもお願いします。ヒラタエイと組み合わせられる魚を教えてください。私は現在他にもハタやウツボなどを飼育しています。『エイ管理法』ではスナッパーなどとの混泳が書かれていましたがこれらとエイを一緒にしても大丈夫でしょうか。将来どちらかと組み合わせられると良いのですがやはり難しいでしょうか?よろしくお願いします。ハタの種類はEpinephelus flavocaeruleus です。ウツボはキダコGymnothorax kidako 、ナミウツボGymnothorax undulatus ヘリシロウツボGymnothorax albimarginatus などがいます。

A1042
 水槽の移行計画に問題は無いでしょう(規模と成長速度の面からも)。水深についてですが、別にエイは壁面が好きなわけではありません(アカエイ系が目立つ行動をするだけ)。底面積が十分ならそれでいいのです。キビレツチホゼリとの混泳はサイズに注意すれば可能でしょう(エイの行動に変化=不活発化するなどが見られたら要注意)。ウツボは駄目です。ウツボは(飼育者が観ていないところで)底棲魚の辺縁を齧るので、エイとの混泳には全く向かないのです。


Q1041:(17/Nov/2010) KYさん
 こんばんは、夜遅くにすみません。KYです。シノドンティスについて有難うございました。今回また飼育について導入前にご相談させてください。海産のエイを飼育したいのですがその飼育難易度が高いと聞き悩んでいます。エイの仲間を飼育したことがないのでいきなり海水の種を始めてしまってよいものかどうか考えています。エイ管理法も拝見させていただきました。購入や扱いの基本的なことは淡水エイと同様ということで良いのでしょうか?淡水エイの項目に『円盤型・楕円形・海棲アカエイの特徴を持つものの3型に分けられ、飼育の容易さもこの順』とありますが、アカエイなどの海産種はやはり淡水種より難しいでしょうか?行ける範囲のショップで手に入れられるもので私が飼育しようと考えている種はリーフスティングレイヒラタエイくらいなのですが、これら2種はどうでしょうか?特にヒラタエイを飼いたいと思っているのですが飼育の難易度や特に気をつける部分などをありましたら教えていただけないでしょうか。ショップには1週間程前から12cm位の個体が入荷しており、細かく切ったワカサギやエビを食べているとのことです(実際にワカサギは見ました)。カールや体の窪みは見られないのですが、いつも砂に潜っていて粘液(?)のせいか少し体に砂が付いています(糸を引くような感じです)。白い膜ではないようですがこれは危険でしょうか?見るといつも餌のとき以外はじっとしていますがあまり泳ぎ回ったりしないのでしょうか?また砂は必須でしょうか?お店の方もエイ自体にあまり詳しくないようなので不安ですが・・・一度飼ってみたいと思っていましたのでアドバイスお願いします。

A1041
 淡水エイの評価基準は拒食個体(魚種によって顕著)・そもそも状態の悪い個体が多かった(見えない骨折や尾の溶解)というもので、後者に関しては当時より改善されている可能性があります(ショップには出向かないので確認は出来ませんが)。また、軟骨系は小さな幼魚の餌付きが悪いケースも目立ち、これはモトロからイヌザメまで同じです。海棲エイの飼育自体は難しいことはなく、海水(飼育水と水温)さえきちんと管理出来ていれば元気でいてくれます(どこの水族館でもエイは定番ですしね)。特にアカエイ系はサイズの問題を除けば飼育に適している魚種と言えます。ヒラタの方は扱ったことはありませんが、そう変わらないと思います。潜るのが好きなエイですし、砂がつくのは特に問題ありません。それ以外の危険な兆候が見られなければ、餌付いている個体のようですしよいのではないでしょうか。

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