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第102倉庫
(Q1011〜Q1020)



Q1020:(07/Jul/2010) garamさん
 太田先生、始めまして。HN・garamと申します。どうしても教えて頂きたい事がありまして、メールさせて頂きました。webや飼育書等、かなりの量を調べたのですが明確な答えが見つからず、藁をもすがる思いです。良きアドバイスが頂ければ幸いです。現在、インドトパーズパファを飼育しておりますが、どうやら目が見えてない様子なのです。状況としては、今までなら冷凍赤虫・クリル等を見つければ突進してきますし、自分の顔を見たら餌をねだる様子を見せてたのですが、現在、餌を入れても全く気付かず、底砂を吸い込みながら赤虫が口に入ったらそれを食べています。餌用に生きたエビを入れてみましたが、目の前に居ても全く無視です。ただ、嗅覚はあるらしく、クリルを入れるとその近辺を活発に動くのですが、餌の場所の特定が出来ません。口元に持っていけば(というより、口に付けると)、直ぐに食べます。光は感知できるらしく、寝ていてもライトを点けると暫く経ってから動き出します。体調変化までの経緯ですが、丁度1ヶ月前に遡ります。それまでは、キョーリンの冷凍赤虫1キューブと、小型クリル(サプリー2)を3匹、 カーニバルを1本(クリルに挟んで)毎日欠かさず食べていました。所用で4日程家を空けねばならず、カーニバル単体では食べない事から、自動給餌機を使って、小型クリルを1日に6〜7ヶ与えるようにしました。所用から帰り、様子を見ると左目の水晶体が曇っておりました。状況としては、黒目は見える程度です。 が、右目は問題なく見えるらしく、餌も普通に食べてくれました。ストレスから来るものだろうと思い、水を少しこまめに代えるようにしました。それと同時に、餌に冷凍赤虫と活ゴカイ・イソメを与えるようにしました。このゴカイ類は、地元の川で産卵のために水面に浮いてきたのを採取して与えました。なので、卵が水槽中に広がりますが、翌日には濾過される感じです。非常に食いが良く、1日に2〜3匹食べていました。白濁に気付いてから1週間程度で、目の曇りが消えましたので安心してました。(現在も、トパーズ色に反射する綺麗な目をしてます)が、10日目前後に食べ過ぎたらしく、消化不良を起こしておりましたので、量を制限しました。その日辺りから体色が黒っぽくなり、動きも少なく食欲が落ちてきました。底に落ちている餌を、気が向いたら食べる様な感じです。 (多分、この頃から目が見えなくなったのではないかと思われます。)そこで、水温を25℃固定から28℃程度まで上げ、代謝を促すと共に、それまで純淡水だったのを1週間程かけて1/3海水にしました。すると体色は綺麗に戻りました。体も元気になり、良く泳ぐようになりました。糞も普通に出ています。飼育環境ですが、体長は6cmちょっとで単独飼育です。一般的な30cm水槽に、上部フィルターを使用し、現在の水温は28℃位です。純淡水の時にはアンモニア・亜硝酸は検知されず、硝酸塩は25mg/Lでした。汽水への移行時は、毎日1L程度の替水をしていたのでチェックはしておりません。1/3汽水に安定してからは、アンモニア・亜硝酸は検知されませんが、硝酸塩が50mg/L以上を示す場合があります。phは淡水・汽水時も6.5〜6.8の間でした。メンテナンスとして、テトラ社のアクアセイフとナイトレイトマイナスを併用しております。(淡水時には、イージーバランスとナイトレイトマイナスを使用していました)長々と、纏まり無く書き記した事をお詫び申し上げます。原因はゴカイ類位しか考えられないのですが、その治療法が全く判りません。ネット等で調べても、ゴカイ類を与えて病気になった例が無く、その原因すらも憶測でしかありません。何か良い治療法・対処法がありましたら、ご伝授下さい。最後に、「初めに」と「フグ類管理法」の質問リンクのアドが違っていた(neとor)為、念のために両方に送らせて頂きました。万が一重複してしまった場合、こちらもお詫び申し上げます。それでは、よろしく御願い致します。

A1020
 眼球の曇りが白濁かピカピカするものかで原因が異なります。
 白濁の場合は水槽内環境に何かしら変調要因が存在し、個体が強いストレスを感じている結果です。角膜などの外側の白濁は水質由来、水晶体は餌や光線(紫外線など)・寄生虫によるものなどが考えられます。硝酸塩値が多いこと・クリルの比率が大き過ぎることなどが気になります。pHも低いです。水換え間隔を狭める(硝酸塩値は限りなくゼロに近付ける)・クリルの停止(餌を食う個体にはクリルなど週イチのおやつに留める)と配合飼料への完全移行、濾過材に珊瑚砂などを加えてpHの安定を図るなどしてみて下さい。水温も少し下げましょう(高水温とは酸欠環境)。水質の維持に水量の少ない容器は向いていません。
 フグの眼球内がグアニン(金属粉みたいなもの)のようなもので覆われる症状は珍しくありません。また、このような個体は必ずと言っていい程見境のない突進など、癇癪持ちのような行動を取り始めます。個体の視力が落ちていることは確かなのですが、失明しているわけではないようです。この症状は汽水・淡水のフグに区別無く発生するもので、原因はまだ解っていません。想像ではありますが、黒点病を引き起こす扁形動物の攻撃ではないかと考えています。眼球が腐ったり脳神経を冒すタイプでなければ性格に難はあれど元気には過ごします。しかし寄生虫の種類によっては重篤な結果を引き起こすことは予想されます。この黒点病(淡水性・海水性問わず)は薬剤による治療が出来ません。外科的な方法なら効果はあるのでしょうが、現実的ではありません(どこに何匹巣食っているのかすら掴めないため)。侵入経路は幾つも考えられますが、屋外の採集ものを与える場合は必ず冷凍し、扁形動物の仔虫や卵を破裂させてから与えるようにします(どのような生物が中間宿主なのか判断つかないため甲殻類や巻貝も同じ)。


Q1019:(21/Jun/2010) 辻さん
 大田さま、早速の解りやすい回答ありがとうございます。補足として教えて頂きたいのですが、よく短命と言われているハゼ類において、大型になるツバサハゼは他のハゼよりも長寿なのでしょうか?(当然適正な管理飼育を前提にして)宜しくお願いします。

A1019
 手持ちの資料に本種のライフスパン記述が無いのでわかりません。ハゼ類の寿命は0.5〜10年と様々で、サイズが大きければ長命で小さいから短命かというとそうでもないのです。


Q1018:(20/Jun/2010) 辻さん
 大田様、いつもありがとうございます。辻です。今回、ショップで面白そうな個体を見つけたので、飼育法をご教授願いたいのですが、ツバサハゼについてなのです。7a程の個体で売られており、台湾産だと表記がありました。このツバサハゼの飼育法と言うのが、確立されていないのか、殆どありません……。最大20センチ強程になり、海水、淡水を移動して?成長する……までは調べたのですが。当方の見解では、獰猛なハゼの仲間とゆー事で、単独管理になると考えてます。この種の長期飼育は可能なのでしょうか?また、注意すべき点、飼料など、ご教授お願いします。

A1018
 ツバサハゼRhyacichthys asproは2属3種有るツバサハゼ科の1種です。このうちオセアニアから東南アジア・我が国まで分布するのはツバサハゼのみです(他の2種はニューカレドニアのみに分布)。本種は両側回遊を行います。繁殖を目指すのであれば海水が必要になりますが、単に飼育管理するだけであれば純淡水ということになります。プレコやタニノボリ類と同じ環境での飼育が可能で、水流確保と水温維持(高温防止、25℃を超えないよう)がポイントとなります(ロリカリア科管理法を参照)。体長は現地で25cmに達します。水槽のサイズは最終的に90cm規格水槽(もしくは奥行きが60cmあるもの)が必要になるでしょう。レイアウトは薄く敷いた細かい川砂につるつるの平石などのレイアウト、土管のようなものは小回りが利かないので入れません。餌は顆粒状の配合飼料と冷凍赤虫を併用します。苔食いは通常縄張り争いをしますから、単独での飼育が安心です。


Q1017:(20/Jun/2010) ピロスさん
 たびたびお世話になっております。今回は初心者的というか飼育の根本的な問題で申しわけないのですが、照明と濾過バクテリアの関係について教えていただきたくメールさせていただきました。 昨日、アクアショップにてライトリフトを買うか、それとも少し奮発してライトリフトと一体になった強力な照明を新調しようか迷い、どちらがいいのか店員さんにそれとなく聞いてみました。すると「強い光を必要とする水草を入れてないんだったら、照明は普通のものでいいですよ、濾過バクテリアは光合成しませんからほどほどに明るい程度でいいんです」と言われました。強力な照明はリフトアップしていてもそれなりに水温が上昇するようですし、うちの水槽には水草は一切入っていませんので、「それなら」とライトリフトを買って帰ったのですが、検索してみると市販のPSBというバクテリアの素(使ったことはないです)は堂々と「光合成します」と明記してあるようです。これはどういうことなんでしょうか?店員さんが無知だったのでしょうか?それとも正しくは「光合成しないわけではないが、それほど強い光を必要としない」だけなのでしょうか?どちらであっても特に問題が出たりすることはないのでしょうが、気になってしまいます。どうかよろしくお願いします。

A1017
 一般的に言われている硝化細菌類(ニトロバクテルやニトロソモナスなど)と紅色非硫黄細菌類とを同じバクテリア(細菌)と一纏めにすると混乱が生じます。細菌はその性質から光合成を行うものと行わないものが存在します。一般的な硝化細菌類には光は必要ありません(だから積層された濾過槽の中で活躍出来る)。後者(光合成を行う細菌)は環境があうと光の届く場所(上部濾過槽のゴミ取り白ウールや外部式のネットなど)を染め上げます(白いので目立つのかもしれませんが。この場合は嫌気条件でない)。但し濾過槽に直接ライトを当てると藻類が動き出すので不要です。屋内の照明器具や水槽のライトのおこぼれで十分というわけです。水槽に設置する照明は直接関係ありません(水槽に濾過装置を設置する=メインの水槽内部には細菌の居住区が無いため、どちら側の細菌であろうが効果を期待出来るほど繁殖出来ない)。


Q1016:(11/Jun/2010) KYさん
 こんにちは、KYです。前回ガマアンコウについて有難うございました。 申し訳ありません、またお聞きしたいことがありメールさせていただきました。 今回も魚の種類についての疑問なのですが・・・。とあるショップで購入した「ウツボSP」2匹の種類を教えてください。特定したいと思いネットで画像等を見ていたのですが判別方法がわかりません。縞々のウツボと色の地味な眼の赤いウツボです。両種ともインドネシア、ジャカルタ便での入荷とのことです。縞々の方はシマウツボ、クラカケウツボではないかと思うのですが見分け方がわからず悩んでいます。黒っぽい方はドクウツボかゴマウツボではないかと考えていますがどちらでしょうか?鰓穴の所に黒班があり、鰭の縁は蛍光ペンのような黄緑色になっています。これらの種類の見分け方がありましたら教えてください。またもしまったく違う種類でしたらご指摘をお願いします。


 最後にウツボの餌と混泳についてもお聞きしてもよいでしょうか。画像の個体たちは現在30センチほどなのですが、餌に蛍烏賊、イイダコ、アサリを与えても大丈夫でしょうか?消化が悪いとのことですが・・・現在はハゼとエビ、カーニバルをあげています。もし可能でしたらメニューに加えたいと思っています。あと、ウツボに限らず大型、中型肉食魚(淡水海水問わず、ダトニオやハタ類など)に加熱した魚介(水煮のエビやしらす等)は与えても良いのでしょうか?混泳についてなのですが近いうちに90センチ水槽を購入し、ウツボを個別で飼育しようと思っています。移した先の水槽でクリーナーと混泳させたいのですがホンソメ、エビ類のどちらの方が適していますか?また、うまくいくポイント等ありましたらアドバイスいただけないでしょうか?よろしくお願いします。

A1016
 クラカケウツボGymnothorax rueppelliiとゴマウツボGymnothorax flavimarginatusですね。シマウツボGymnothorax enigmaticusと異なり、クラカケウツボは前半の帯(眼帯から数本分)が途切れます(シマウツボの場合は全ての黒帯が体をぐるりと巻く)。ドクウツボGymnothorax javanicusの背鰭辺縁はゴマウツボのように黄〜黄緑に染まりません。学名のflavi-=黄+marginat-=辺縁がそれです。ペンチ型の顎を持つ本属やエキドナ属は軟体(頭足類や二枚貝等)もガンガン食います。問題は生じません。加熱した餌を与えるのは構いません。ウツボのクリーナーにはエビが適しています。水槽に入れる時は水換え時か餌のあとがいいでしょう。


Q1015:(10/Jun/2010) ふぐこさん
 太田先生またまた申し訳ございません。60センチのハゼ水槽に1匹だけいるミズタマハゼについて、おうかがいしたくメールいたしました。これはもう2年ちかくいるのですが、6センチ程度しかなっていません。それからほかにベントスハゼとしてギンガハゼその他いろいろいますが、いずれも正常でこのミズタマのような問題はありません。ミズタマの問題は、半年くらい前からやせてきて、どうも健康でない、さりとて死なないというものです(えさは普通に食べています)。きのうあまりに不健康に見えたので写真をとりました。また、1ヶ月くらい前に目玉の一方がへんな角度になりました。ただ、全体に細菌感染という感じはせず、あえていえば内臓あるいは神経の疾患によりじわじわくずれていっている感じを受けます(それだけにいわばあきらめていたところがありました)。ただそれが思い込みで、投薬その他で治るものならかわいそうなので、その点、お見立ていただきたくメールいたしました。ミズタマは過去に別の生体で相当でかくなって多分寿命で死んだ例がありますが、この写真の個体はどうも寿命とは到底思えません。どうぞよろしくお願いいたします。


A1015
 食うのに痩せるのは吸収出来ない・奪われているの2点が考えられます。吸収出来ないのは老化個体でよく見られる現象です。餌をより消化良いもの・高栄養価のものに変更すると現状を維持出来る可能性が有ります。奪われているのだとすると厄介です。個体の表面に該当する連中がいないのであれば、鰓か内臓器という事になるからです。しかし体色の暗化や行動の不活化が見られませんので、可能性が薄いような気がします。ハゼ類の寿命は短いものです(カワアナゴ系は異なる)。念のためハゼフォーラムを見回ってきましたが、大事に飼育しても本種が水槽内で3年生きることはまず無いようです。現在の個体は本種としてはとても長生きした方ではないでしょうか。サイズの方は水槽内環境によると考えるべきでしょう。1日でも長く生きて貰うのであれば、競争相手のいない水槽に収容するのがベストです。


Q1014:(31/May/2010) 辻さん
 大田様、立て続けなので申し訳ありません。プレコの種類の事でご教授頂きたい事があります。先日、ゴールデンマーブルダルマという個体を入手しました。(販売名はゴールデンマーブルダルマでした。)購入前に色々調べたのですが、このゴールデンダルマはダルマプレコの白変種で、色変わりする事があり、環境により、色彩が黒くなったり、また、黄色くなったりするそうです。ただ、色んなサイトを相当量見て回ったのですが、何分個体数が少なく、色変わりについての記述は見つけたのですが、その要因的なものには触れられておらず(原因不明?)この変色をコントロール出来ないものかと考えております。購入したショップに聞いたのは、「原産地で、通常のダルマプレコよりやや深い所に棲息しており、採集された時点では、綺麗な黄色をしているが、輸入されて来て、日本の水でしばらく飼育すると、黒くなる事がある。しかし、さらに買い込む事により、綺麗な黄色に戻る事もある」との事でした。確かに、ネットで検索したら、その様な文面も出てきました。ダルマプレコの近縁にあたる、グローボの一種でも、この現象はあるそうです。大田様、ゴールデンダルマプレコの変色は飼育者側でコントロール(黄色に戻すのを促す要素を与える。又、その体食を維持する)する事は可能なのでしょうか?また、この色変わりはどのようなファクターが作用して起こるものなのでしょうか?水質、水槽内で優位に立たせる等、可能性の範囲で構わないので是非ご教授ください。ちなみに、購入したのは画像の個体で、導入後間もないのですが、色彩はショップでストックされていた時のままです。この個体は17〜18センチはあると思いますが、ショップでは、60×45センチ水槽に入れられ、30センチ程のアシュラプレコ、35センチ近いアカリエスピーニョ、20センチ程のセルフィン(ボルタード?)と、かなり過密な混泳ストックをされており、水槽内では明かに下位の立場な様でした。現在、90×45水槽で、単独飼育しております。是非、宜しくお願いします。ちなみに、ショップに入荷した当初は、完全にゴールデンとまではいかないが、もっと黄色かった様です。

A1014
 眼球が黒いこのタイプは元の体色に戻ります。ゴールデンでもプラチナでも黒目なら同じことです。ゴールデンの維持方法は解っていません。アルビノゴールデンもアルビノに戻る傾向があるものですから。それでもアルビノ個体でしたら色揚げが効果あるかもしれませんが、黒目の場合はお手上げです。個人的には反射の無い環境が良いのではないかと思います。水槽壁面・底面の反射は論外ですが、水面の反射も薄めてみてはどうでしょうか。要は容器の水深をとることです。簡易なもので良いので池で管理とか。


Q1013:(28/May/2010) 辻さん
 大田様、いつもお世話になっております。今回は、プレコの飼育の事でアドバイスを頂きたいのですが、現在、20センチ程のダルマプレコを飼育しています。環境は、60×45×45水槽で、20センチのダルマプレコが一匹、あと、混泳魚に、5センチ程のタイガープレコが二匹、15センチ程の、ゴールドエッジドラゴンハイフィンレオパードトリムが一匹収容されています。各個体、餌食いも良好です。水槽内は流木が一匹一本分置いてあります。(ダルマとドラゴンは殆どシェルター的に使っていないが。)実は、ドラゴンを導入して、まだ一ヶ月程なのですが、現在の所、ダルマがサイズで勝っているのと、水槽の最古者と言う事でなのか、たまたまなのか、大きな争いもなく、それぞれの縄張りにいつも陣取ってる感じです。しかし、力関係的に、このまま成長を遂げた場合、トリム系であり、気が強いとされているドラゴンがいずれダルマに勝り、結果、他魚のストレスになるのではないかと考えております。そこで、相談なのですが、それぞれ(ドラゴン水槽、ダルマ水槽、タイガー水槽)に分け、各種を単独飼育にしようと思うのですが、プレコにおける単独飼育(完全一匹飼い)は、成長にどのような影響を及ぼすのでしょうか?色んなサイトを見ましても、あまり、プレコを単独で飼育されている方はおらず、(大型トリム系ではちらほら見受けられます)餌食い等に影響があり、ダルマプレコ等の、大人し目なプレコはかえって混泳の方がいいのだろうか?とも感じております。ダルマはかなり大型個体なので、なんとかストレスなく、一番良い環境で飼育したいので、是非、ダルマプレコの単独(一匹飼い)飼育について、ご意見、ご教授お願いします。追記  それぞれ単独飼育用に、用意している水槽サイズを明記させていただきます。ゴールドエッジドラゴンハイフィンレオパードトリムを90×45×45水槽へ。デカダルマプレコを60×45×45水槽(現飼育水槽)タイガーを45センチ水槽で、あと2〜3匹追加して5匹程で飼育を考えております。宜しくお願いします。

A1013
 プレコの単独飼育には何の問題も有りません。プレコはもともと単独で管理した方が良いものです。導入直後は餌付き難いという性格から小型個体の複数飼いが勧められますが、慣れてしまえば単独の方が今後のため(喧嘩の防止等)にも良いのです。餌食いも単独で管理したことが原因で落ちるようなことは有りません。餌やりの時間を決めておけば、他の魚種同様プレコも飼育者を歓迎する行動をとるくらいになります。


Q1012:(26/May/2010) KYさん
 カエルアンコウについてありがとうございました。KYです。マツダイの管理方法も勉強になりました。まだ導入していないのですがこれから飼育したいと考えています。前回のマツダイについてお聞きしなかったことがあり、またお願いします。申し訳ありません。マツダイの飼育はダトニオと同様と教えていただきましたが餌に関してもダトニオのように何でも食べるようになってくれますでしょうか。できれば配合飼料メインで管理したいと思っています。またもうひとつ教えてください。ショップでトードフィッシュSPとして売られていましたこの魚の種類を教えてください。10センチほどの大きさでセブ産の魚とショップの方はおっしゃっていました。ライオンフィッシュの仲間・・・だと思うのですが見た目の区別がつきにくくて自分だけではわかりませんでした・・・(ショップの方もわからないそうです)。この種の学名、最大サイズ、生息環境を教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。


A1012
 パーチ系は一部を除いて配合飼料への餌付け・長期飼育が容易です。ガマアンコウの方は色彩のパターンがよくあるものなので判断が難しいですね。ハロフリネ・ディエメンシスHalophryne diemensisのように見えるのですが、分布域がセブ島(フィリピン)ですと少々ずれているようですし(有り得ない場所ではない)。本属でしたら成長しても30cm未満です。汽水進入性のものもいますが、海水での飼育が無難でしょう。


Q1011:(22/May/2010) Kazuさん
 こんにちは、お世話になります。昨日ご相談させて頂きましたKazuですが、早速のご回答ありがとうございました。ところで、細菌感染症の場合ですとグリーンFゴールド顆粒での薬浴がよろしいでしょうか? 白点になった際、とりあえず3日間薬浴したのですが、もっと続けるべきでしょうか?薬の量は規定量(淡水魚基準ですよね?)の半分としました。その他の場合はどうしようもないと言うことなんですね。。。発病した際の水槽の水温は24度でした。現在26度で隔離中です。給餌は週1・2回程度で、スジエビ・ハゼ類の活き餌が殆どで時々イカの切り身を与えていました。

A1011
 ビブリオ症対策に薬浴は無意味です。抗生物質(パラザンD推奨)は前回の回答通り経口投与で処方します。あとイカを与えては絶対に駄目です。あんなものを消化出来るのは回遊性のサメやマグロくらいのもの、消化不良を起こす要因です。今回の症状は感染症ではなくイカ起因のような気がします。赤斑・眼球突出などを併発していないようならば、危険な薬剤投与は勧められません。

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