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Q770:(06/Mar/2004) Miho Tさん
 今、ロングバーベルキャット(15センチ弱)を飼っているんですが正直本を見ても飼育に関する重要な手がかりが掴めません。もし良ければ、どのように飼えば良いかアドバイスをいただけませんでしょうか。飼育環境は60の規格品、上部フィルター、ベアタンクで水温は28度、Phは中性です。亜硝酸はテトラの検査薬では全く問題ないレベルに出ました。餌はメダカです。同居魚は前に90水槽に入っていたころはメガロドラス(20センチ)、オルナティピンニス(15センチ弱)、カラープロキロダス(20センチ弱)がいましたが、今は単独飼育です。宜しくお願いします。

A770:ロングバーベルキャットPlatysilurus malarmoは、ベネズエラ原産(ペルー産のDuopalatinus peruanusとの混乱も見られる。こちらは25cmほどの中型種)・全長80〜100cmになる大型種です(但し水槽内ではここまで行かない)。大型になると暗色化します。但し性質はピメロディラとしては大人しいほうで、同種以外には余りちょっかいを出す事は無く、逆に幼魚期は他種に執拗に小突き回されるタイプです。最終的には180×90×45を念頭に置いて予算・場所の確保をしておきましょう。pHは弱酸性を維持します(中性を超えるとひげなどに支障が出る場合がある)。水温は25℃前後・夏季に30℃を超えないよう気をつけます。配合飼料によく餌付くので、美しい発色や肥満防止のためにも切り替えた方がよいでしょう。


Q769:(05/Mar/2004) Dieさん
 初めまして、Dieと申します。先日、我が家のマンファリ(40cm弱)が水槽から飛び出し、干からびかけているところに帰宅し、即効で水槽に戻しました。大体4〜60分ぐらい外にいたようです。また、水槽の上部から床までは120cm程の高さが有り、水槽には蓋もしてあったのですが、僅かな隙間から無理やり出た為か全身に傷を負っていました。水槽に戻すと、ものの5分程度で泳ぎだしたのですが、すぐに底面に落ち着き、まる2日間底にじっとしていました。3日目にふら付きながら泳ぎだしたのですが、顎が妙に腫れています。更に、4日目の現在、水面近くを遊泳しているのですが、一切潜ろうとしません。背中が水面に出ている形です。今水槽にはそのマンファリを含め、ガーばかり6匹混泳しています。一体、何をどうするのが最善なのでしょうか?お忙しいとは思いますが、よろしくお願いいたします。

A769:骨組織か鰾を痛めたと思われますので、もう他個体との競争には勝てないので隔離します。顎の腫れは顎の骨折・脱臼の可能性もありますが、鰓が痛んで腫れている可能性もあります。気中に体の一部が露出していると、組織が崩壊して感染症を引き起こしますので、魚病薬を規定量の1/3程度溶解して感染症を防ぎます。表面が変質してきたらエルバージュなどを直接塗り込みます。ただ残念ながらこれ以上のことは出来ません。今後無事に回復するのであれば問題ありませんが、古代魚の類(特にガノイン系のチョウザメ・ポリプテルス・ガーパイクなど)は例え平衡感覚が狂っても何とか生き抜く場合があるので、余り広くない水槽(体の一部が壁面に接する事で体勢を維持する。この場合は75〜90cm規格水槽が適当。狭過ぎると過度の接触で体を痛めるので注意)に収容し、水面から離れる事を期待しつつ、体力の消耗を避けるため栄養価の高い餌を十分に与えながら様子を見ます。一年の内春先は彼らが最も水槽内で暴れる時期なので、事故防止(特に他の個体)をしっかり行う必要も在ります。


Q768:(27/Feb/2004) 吉田さん
 続けての質問で申し訳ございません。そもそも飼育水の白濁の根本的な原因はなんでしょうか。バクテリアの死骸、浮遊物等でしょうか。水質検査したところ、硝酸塩、アンモニア、亜硝酸ともに正常値なんでろ過自体はうまくいってるのかなともおもったのですが。その他の水質等が影響しているのでしょうか。

A768:指摘の通りの状態(浮遊物が漂っているという事)の筈です(こちらでそのものを断言する事は出来ませんが)。測定した物質である(水質に影響を与える)アンモニア・亜硝酸塩・硝酸塩は水に溶け込んでいるので見えません(但しこの白濁が水質に影響を与えないものというわけではない)。白濁の原因は水に溶けない何かが存在する(これが光を反射する)わけですから、濾過の際に引っ掛けて水槽外に排出する以外ないのです(粒子が大きいのでそれが可能)。各種濾過材を上手く組み合わせて除去に努めます(濾材の特性に関しては「メンテナンス」のページを参考に)。
 注).以上は短期的な措置。長期的には前回の回答通り。


Q767:(23/Feb/2004) 土屋さん
 はじめまして土屋と申します。ホームページいつも拝見させていただいてます。そこで質問なのですが90*45でポリプテルスは何匹飼えますでしょうか?それと混泳相手は大丈夫でしょうか?(90で飼いきれますでしょうか?)シャベルノーズキャット・ジュルパリ・レオパードクテノポマ・オレンジフィンキリーホーリーです。ちなみに家のポリプテルスとオレンジフィンキリーホーリーは大変仲が良いです・・・。それと60*30*36でシノドンティスフェザーフィンを飼っているのですが、ペルマトや他のナマズ類との混泳は問題ありませんか?

A767:ホーリーの混泳トラブルは気付いたときには遅過ぎるものです(仲が良いなど希望的幻想)。他の面子の無事を考えれば直ちに隔離しなくてはなりません。ホーリーと行動範囲が直接ぶつかるポリプテルスの混泳などとんでもない事です。ホーリーを隔離すれば、小型ポリプテルスの2〜3匹は構わないでしょう(大型は不可)。念の為ゲオファグスの行動は監視します。フェザーフィンは大きくなるに従い、舐め付く性質が強く出るので混泳には全く向きません。シクリッドの方は現在一緒であれば早々に離すべきです。


Q766:(21/Feb/2004) 吉田さん
 以前何度か質問にお答え頂きありがとうございました。早速ですが飼育水の白濁のことでお伺いしたいのですが、3週間程前から 白濁がみられるのですが、私の水槽での対処方法、原因をお教え頂きたいのですが、宜しくお願い致します。
飼育魚 アジアアロワナ35cm エンドリケリー30cm ダトニオ15cm プレコ10cm 給餌 毎日(ワーム6〜10匹 クリル10個) 週1回(金魚30〜50匹) 環境 水槽120*60*45 レイシー上部フィルター(リングろ材20L) 外部フィルター(ろ材5L) 投込*2 底砂 ガーネットサンド15kg 換水 週1回1/3〜1/2 ハイポにて中和 ph6〜6.5 照明 30w+20wタイマーにて7時間点灯 日光は当たらない ウールは汚れたら交換、尚、白濁後ろ材6L交換、換水週2回1/3、餌食良好、底砂、ろ材とも汚れ特に無し、浮遊物特に無し、残餌あればとりだす。水槽立上げから1年です。ありがちな質問で申し訳ありませんが、自分の水槽での原因が見当たらなく対処方法が思い当たりませんのでご教授お願いいたします。

A766:このメールの内容からは2点ほど対処法が考えられます。まず上部フィルターのリング濾材単用を8割程度石ころ型セラミックに切り替える事です。リング型は物理濾過材・水流拡散には向きますが生物濾過の役には立ちません。もう一つは餌です。金魚の量が多過ぎ(しかも短期間に流し込んでいる)です、これを半量以上配合飼料に切り替えます。生餌の体液・鱗などは濾過槽にダメージを与えます。この二点を考慮し改善すれば白濁は無くなる筈です。


Q765:(19/Feb/2004) 今川さん
 先日はありがとうございました。度々すいませんが、オスカーとセネガルスの水槽に何か混泳させたいのですが、どんな種類がいいのでしょうか?シクラソマ・マグナエンセなどはどうでしょうか?

A765:とんでもない事です。先ず観賞魚のカタログ本(飼育書ではなく、魚種が大量に掲載されているもの)を入手し、熟読する必要があります。グアポートを混泳させる等々の質問が出て来なくなるまで本(種類の解説文)を眺める事です(本の種類は近所のショップで自分で手にとって。店員に質問もよい)。


Q764:(17/Feb/2004) 今川さん
 はじめまして。今川といいます。1週間ほど前にワイルドオスカーを購入しました。人間の前ではほとんど泳いでくれません。それに、エサも全くといっていいほど食べてくれません。まだ、幼魚なのですがどうしたらいいでしょうか?ご意見のほどよろしくお願いします。

A764:水質悪化・疾患では無いとすれば、ただ単に環境に慣れていないだけです。レイアウトを複雑にする・餌を変える・水槽の置き場所を変える・ライバルを導入するなど試してみましょう。


Q763:(15/Feb/2004) zanさん
 こんにちは、太田さん。こんかいの質問は私ではなくて私の親戚の成人の人が熱帯魚を飼っていて飼育魚がモトロ2匹だそうです。そしてこの中にポリプテルス(デルヘッジ)とガーを飼いたいのことです。この組み合わせで混泳は、できるんでしょうか。モトロの2匹は繁殖させるつもりだとか。こんなんでいいんでしょうか。水槽サイズは120cmだそうです。よろしくおねがいします(水槽サイズが関係するなら適切なサイズを教えて下さい)((親戚はパソコンをもっていないような奴です))こんなやつですけど本当にお願いします。

A763:モトロはこうした根棒状でごろごろした魚種に舐め付き、いずれ殺してしまいます。エイは上・中層の魚種との混泳に限ります。エイの繁殖ですが、中・小型種の繁殖でも生簀が無ければ無理です。たまに聞く水槽内で産仔があった場合などは、大抵輸入時に仔を持っていた雌であったなどのケースが殆どです。エイ同士の混泳だけでも容量が必要で、モトロであれば最低180×90cmは確保しなくてはなりません。
 尚、今後は質問者に文章を作ってもらった上で貴方が直接送付して下さい。


Q762:(08/Feb/2004) 岡本さん
 はじめまして。最近熱帯魚に関心が有り、色々飼っているのですが、何度か同じ様な形で魚を殺してしまうので、教えていただきたく思います。本日もエンゼルフィッシュを5匹購入したのですが、内1匹が入れた後30分位で下に沈んでいます。以前も同じ種類を何匹か購入した時に同じ様な現象がありました。放置しておくと次の日には必ず死んでしまいかわいそうです。何か対応策は有りませんか。宜しくお願いいたします。

A762:「疾患リスト」の問い合わせ(削除しました)は病名のデータ詳細となっており、今回のような質問は通常の「おさかなマガジン」で扱います。従って先ず「メールを送信する前に」を熟読して下さい(疾患・死亡に関しては行って頂く事が多数あります)。このメール内容では余りにもデータが不足しており、残念ながらこちらではどうしようもありません。


Q761:(07/Feb/2004) 長谷川さん
 こんにちは太田さん。うちの4匹のセネガルス(アルビノ含む)と1匹のアミメウナギと1匹のブラックゴーストのいる75cm水槽で寄生虫ポリプティーが発生しました。それでFAQにあった治療法で一番、簡単にできそうな塩水浴を実行しようと思います。流石に塩水浴は薬浴より効果が低そうなので長期間続けるつもりですが、汽水魚のブラックゴーストは良いとして、ポリプたちに悪影響はないでしょうか?その他、助言があったら教えてください。

A761:無論影響は少なからずありますが、アミメ(ロープ)にとっては一大事なので先ず駆虫を最優先とします。その際、体力的に負ける可能性を排除する為、相当効く餌(総合ビタミン剤添加のディスカスハンバーグなど)を与えます(水質悪化に要注意)。尚、セネガルスとロープの混泳は不可ですし、治療にも弊害が生じるので直ちに隔離します(それぞれの容器で治療)。

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