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Q720:(16/Sep/2003) 川島さん
 川島です、早々にお返事くださって助かりました。濃度を間違って書きました、0.5%にしてあります。体長8センチで、耐塩性のある魚らしいのでおっしゃるように1%未満にしたほうがよさそうですね。急に濃くするとよくないかと思って低めにしてしまいました。エサは相当に減らし、絶食に近い状態ですが、エサ減らしと1%の濃さの塩水浴、何日くらいがが限界かも教えて頂けますでしょうか。

A720:治らなくては何の意味もありません。魚の体力が全てです。餌は食わないのならば仕方ありませんが、絶食などさせる理由は何処にもありません(体力をつけるために食う餌を探すのが先決)。


Q719:(15/Sep/2003) shinmuraさん
 昨日7cmくらいのウナギを捕まえてきました。ほかのホームページを見ると餌はイトミミズなどの活き餌と書いてありました。でも家にはないので他に食べる餌はありますか?

A719:ウナギはあらゆる餌に餌付きます。養鰻飼料などは練り餌です。


Q718:(14/Sep/2003) 川島さん
 はじめまして、川島といいます。よろしくお願い致します。ヌマチチブ、大きさ8センチ、たぶんメス、のことでお願い致します。魚を飼うのは初めてに等しいです。(子供の頃ちょっとだけ)はじめに、は読みました。ネットで病気の検索などはしてみました。カラムナリス病だろうかと思うのですが。ヒレがとけたように減ってきていて、骨組み?がみえています。こすって減ったのかと思ってしまい、何も対処せず、ヒレが減り始めて、半月ほどたっています。背中の真ん中あたりに、白い小さな、多少いびつな斑が三つほどあります。動かず、底にいて、エサをほとんど食べません。ときたま、家にしている鉢に、体をうちつけたりはねたりします。狂ったように浮き沈みすることも、数日前にありました。さっき(9月14日、22時)、3%の塩水にしてみました。徐々に濃くするのがいいかと思って、あと2、3時間したら5%にしようかと。急激すぎるでしょうか。濃度はいいでしょうか。真塩という海水塩でにがりを含んでいます。何日くらい塩水にし、治ったかどうは、何を指標にすればいいのでしょうか。また通常の水質に戻す手順はどうすればいいでしょう。あるいは当分、1%程度の塩水にしておいたほうがいいのでしょうか。何か薬を併用したほうがいいですか。塩水浴で様子をみたあた薬剤使うほうがいい、というページもあるのですが。治る可能性はどんなものでしょうか。すみません、長くなりました。はじめて飼い、かわいいし、とても心配です。よろしくお願いします。

A718:状況からカラムナリス病と考えて間違いないようです。カラムナリス病の基本については「FAQ」にて解説済みですのでそちらを。突発行動は鰓病症状(呼吸困難)が原因です。現在の治療に関してですが、塩分濃度はそんなに高くする必要はありません(3%を超えれば海水よりきつい為に、かえって腎臓障害などの治療不可能な症状を引き起こす)。1%維持で十分です。組織の崩壊が止まり新しい組織が回復するまで(観察していれば見かけ・行動から必ず判る)は続けるべきですが、環境改善を行わない限り何度でも再発します。回復の可能性は病状・環境・個体の体力が絡んでくるので一概には言えません。


Q717:(10/Sep/2003) 岩本さん
 アフリカンナイフがほしいのですがよく入荷される時期はいつですか。値段はいくら位ですか?

A717:この種の質問はショップに直接問い合わせるようにして下さい。ネットで検索をかけてもある程度情報(ショップの在庫リストなど)が得られる筈です。時期に関しては卸問屋にストックされている個体を取り寄せて貰うなどの対処法があります。


Q716:(06/Sep/2003) hamadaさん
 この前はポリプテルスセネガルスの件でお世話になりありがとうございました。今回はまた別のポリプテルスセネガルス約10cmが3日ほど前からポップアイのように目が飛び出てきました。水質は中性でほかのポリプテルスセネガルス約12センチ,14センチは何も無く健康です。水換えは週に一回10?ほどで水槽は60cm標準水槽で上部フィルターを使用していて週に一回ほど生餌でメダカを与えています。自分で調べましたがどうしたらいいのかわかりません。お願いします。

A716:水質はpHだけではありません。併せて硝酸塩・亜硝酸塩濃度を測定しなくては意味がありません。今回の件は水質悪化・若しくは底床汚染等によるストレスから来る細菌感染の疑いがあります。各種塩類が検出されたのであれば水換え・濾過槽洗浄が、塩類が検出されないようなら底砂・アクセサリ類の取り出し・熱湯消毒等が有効な筈です。効果的な作業を行う為にも直ちにキットを入手すべきです。


Q715:(31/Aug/2003) ぽっち君さん
 先日ファイヤースピニーイール(15cm位)を導入しました。水槽に入れて少し落ち着いた頃ロックシュリンプを見つめてガブッとくわえてグリグリっと、、ロックシュリンプは死んでしまいました。そして、そ後10cm程のグラスキャットも見つめていたので混泳が心配になり、狭いですが30cm水槽に隔離中です。(後に60cm水槽を買うつもりです。)「スピニーイール管理法」を読ませていただき、餌は何でもよく食べるとの事ですが、最初赤虫を良く食べていたのですが、単独にした所餌を食べなくなってしまいました。やはり競争相手がいた方が良いのでしょうか?そうならば、相手はどの様な魚が良いでしょうか?お願いしますm(_ _)m

A715:現状は水槽の狭さが一番の原因でしょうが、食い飽きは単独飼育であれば相当早い時期に訪れます。対処法はメニューを増やすことです。「FAQ」にある中から自分で幾つか選んでメニューを増やします。


Q714:(31/Aug/2003) shinmuraさん
 こんにちは。早速質問なんですが今アロワナを飼っていて下のほうが寂しいのでポリプテルスをいれようと思っています。でもここで一つ疑問が浮かびました。それはアロワナは上にいてポリプテルスは下にいるのでアロワナに先に餌を取られてポリプテルスは餌を取れなくなるんじゃないかと。これは大丈夫なんでしょうか?教えてください。それとポリプテルス以外にアロワナと混泳できる魚は居ませんか?なるべく下を泳ぐ魚がいいです。

A714:アロワナ+ポリプテルス等は「古代魚管理法」で解説済みです。混泳は「可能な魚種を聞く」のではなく、「混泳させたい魚種が可能かどうか」を聞いて下さい。


Q713:(28/Aug/2003) 浜田さん
 突然ですがすみません。家で飼っているポリプテルスセネガルス17cmに餌金をあげたところ二匹で奪い合い一匹がシッポの方でもう一匹は頭の方を食べてしまい飲み込めないで口の中でつっかかって詰まっている状態です。どの本を読んでもどうすればいいのか載っていなく、どおすればいいのかわかりません。これは取り出した方がいいのかそのままの状態にしておいてもいいののかわかりません。お願いします。

A713:時間が経っているのでもうどちらかが離しているとは思いますが、まだ引っ張り合いをしているのならば金魚をハサミ等で分断すればよいのでは。兎も角1匹に集中するような餌やりは控えることです(ポリプテルスにはいっぺんにばら撒く餌やりがよい)。


Q712:(25/Aug/2003) あさみみさん
 初めまして。あさみみと申します。クマノミの病気について教えてください。8ヶ月ほど飼育しているカクレクマノミのペアが、2ヶ月位前から急に餌を食べなくなりました。体が黒く汚れた感じになり、糞が薄く白くなっています。また昨日、鰓から粘液のようなものを出しているようでした。餌を入れると寄ってきて食べそうなそぶりは見せるのですが、口に入れても吐き出してしまいます。一度10分程淡水浴をしてみたのですが改善しませんでした。調子を崩した心当たりといえば、当時、餌として与えていた冷凍コペポーダが少し古くなり、変色した部分があったことくらいです。混泳している小型ヤッコ、ハナダイ、ハゼ、ハギ、サンゴ(アワサンゴ、イソギンチャク、トサカ、ケヤリ等)は皆元気です。飼育環境は、60×45×45水槽に外部フィルター2基です。アンモニア・亜硝酸は0、硝酸塩は10ppmほどです。よろしくお願いいたします。

A712:古い餌はよくはありませんが鰓病症状までは出ないでしょう。クマノミ類によく見られる鰓病症状を引き起こす疾患としては、海棲扁形動物寄生症や原虫性鰓病・スクーチカ症が考えられます。どちらも鰓病症状の他に体色黒化・粘液異常分泌が見られますが、前者であれば糸屑のような付着物が体に付くようになり、後ろの二つでは行動鈍化(水面定位など)が顕著です。但しスクーチカ症であればこすり付け行動が目立ち、更に淡水浴がかなり効く筈なのですが。どれも大変頑固な病原体ですので、硫酸銅・ホルマリン・マラカイトグリーンなどを用いることになりますが、クマノミは海水魚の中でも薬害を起こしやすいので慎重に処方します。マラカイトグリーンは魚病薬(商品名が付いている)として出回っていますので、これが最も安心して使えるものでしょう。もし海棲扁形動物寄生症と確認出来れば、危険な薬剤を使用せずに高濃度塩水浴(5〜6%)で対処出来ます(違えば効果が無いばかりでなく魚体にも負担がかかるので闇雲には行わない)。尚、糞は餌を採っていないために無色と思われるので内臓疾患は除外してよいでしょう。硝酸塩濃度は0を目指して下さい(海棲扁形動物寄生症の場合は大抵水質悪化が引き金)。


Q711:(25/Aug/2003) 長谷川誠一さん
q710.jpg 初めまして、サイト拝見しました、とても多岐にわたり詳しく掲載されてますが金魚の症状から松毬病かな?と思ったんですがちょっと腑に落ちない点があるので質問させて下さい。
 品種:コメットと和金のハーフで混泳無し 体長:7センチ 年齢:二歳 水槽:60リットル室内飼い 水温:26度前後に調整半分水替え:1ヶ月に一回 全部水替え:3ヶ月に一回 食事:浮揚性一般食(約20粒)を一日二回(週1で赤虫)
 一ヶ月前から目が飛び出してきて片目が青く片目が赤いんです。テトラの上部フィルター式を使用してますがフィルターが一週間持たずにヌメヌメとしたもので詰まってしまいます。臭いはありません。食欲は旺盛、鱗も異常なし、至って元気なんですがウンチ暗灰色でとぎれとぎれです。パラザンD&ココア浴が良いって調べ実行してみたんですが真っ暗な水槽に恐れをなしてすぐにやめてしまいました。現在は、パラザンDプラス塩で薬浴二日目です。魚体には何の変化もありません。松毬病で判断して良いのでしょうか?このまま薬浴治療して良いのでしょうか?このまま、衰弱してしまって死なせてないけないと思いメールいたししました。一応、写真貼付します。お忙しいでしょうがご回答待ってます。

A711:今やるべきことは毎日1/2水換えと水換えによって失われた分のパラザン・塩分の追加(双方とも余り強く効かせないよう)です。毎日の水換えは症状に改善が見られるまで続けます(目安は粘液異常分泌が収まるまで。飼育水が白っぽいようでは駄目)。但しこれで全て解決とはなりません。
 日常のメンテナンスが全く適当ではありません。単独飼育であっても最低2週に1回(勿論週一がベスト)は1/3〜1/2水換えを行い、逆に魚体にストレスを与えるだけの3ヶ月毎全交換などしてはいけません(その為の上部濾過装置です)。水質(病気が出る場合には水質検査が必須)も相当悪くなっているはずですから、金魚には大変なストレスがかかっています(更にストレスによる粘液過剰分泌で濾過槽のバクテリアや金魚自身にもダメージが及ぶ)。食欲があるうちに水質改善を行うこと・観賞魚の飼育書(もし手持ちの飼育書が月一の水換えでよいとなっているのならば他の飼育書を)を熟読(特にメンテナンス部。何故必要なのかの理論的な理解が必要)するようにして下さい。水質の維持には水換え以外の方法は存在しません(濾過槽による水質維持には限界がある)。眼球突出は細菌感染症と考えてほぼ間違いありませんが、環境を改善しない限り薬剤投与はその場しのぎの策に終わります(原因菌がエロモナスでも連鎖球菌など他の細菌でも同じ)。
 尚、金魚の飼育には必ず底砂を敷き、最低1面(通常背面。出来れば鑑賞面以外の3面共)をバックスクリーンで覆うなどして、水槽面の反射を防ぎ且つ落ち着ける環境を用意してやります。

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