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Q660:(28/Feb/2003) matusimaさん
 はじめまして、1週間程前から、セルフィンプレコ(35p程)の尻尾に溶けたような、擦ったような穴が開いてしまっていて、だんだん大きくなっているようです。原因は何でしょうか?プレコ自身の動きに異常はなく、餌もよく食べているのですが、血が滲んで痛々しいです。水槽(60p)には流木や砂利などは一切無く、ブラックゴースト(12p程)を1匹混泳しています。よろしくお願いします。

A660:感染症を起こしているようですが、水槽の状況から水質にも問題があるはずです。質問を送る前に水質検査は必ず行う必要があります(「メールを送信する前に」を必ず参照)。そうすればやるべきことが質問などしなくとも見えてくる筈です。


Q659:(28/Feb/2003) シュウさん
 的確なアドバイス有り難う御座います。明日水槽の丸洗いにて虫?(Q651)の退治に取りかかります。どうも白点病が少し残っているようなので塩を少し多めに入れ水温を30℃キープにしたところ虫?もかなり減った様に思います(ガラス面から消えた)ただし水の悪化速度はかなり速いです(やはり濾過槽にも影響するんですね)。今回教えていただきたいのは水槽内で発生する環形・扁形動物なるこれらの虫(以後虫)を食べる魚種は存在しないのでしょうか?あるショップの店員さんがグラミー系が食べると聞いたことがあるとの事なのですが記憶が曖昧で確証が無いのです。調べてもそのような記述等見つからず御意見をお聞かせ下さい。またそのグラミー系が食べるのであればオスフロはその種に入るのか?プレコはガラス面を舐めますがこれら虫を捕食しないのでしょうか?ご教授御願い致します。

A659:グーラミィ(ドワーフやブルーなどの小型種に限る)はヒドラ(刺胞動物)を毟ることが知られています(ヒドラ退治には昔からよく導入されている)。但し上記の生物には無効でしょう。プレコも同様です。プレコに関しては水ミミズが発生するような環境自体、プレコ自身の生命に危険が及ぶ状態です。


Q658:(28/Feb/2003) カヤシマさん
 我家ではポリプテルプス、ガー、ノーザンバラムンディー、オスカーを飼っています。しかし、最近オスカーが白点病にかかっているのを見つけてオスカーだけ隔離したんですが、やっぱりポリプや、他の魚にも移っているみたいで、ポリプに至っては多数の白点が確認できます。いろいろと調べてみると、「古代魚は薬に弱いので、薬を薄める」など書いてありましたが、具体的にどのぐらい薄めればいいのですか?それと、「水槽ごと薬浴する」ともありましたが、その場合ろ過バクテリアへの影響や底砂はどうすればいいのですか?教えて下さい。水槽は90センチです。

A658:一般的な質問は全て回答済みです。薬剤耐性の低い魚種に対する薬浴に関しては、Q543・Q499・Q431等過去ログ参照のこと。「水槽ごと薬浴」は?ですが、魚をトリートメントタンクに収容後水槽全体を消毒する・比較的バクテリアにダメージを与えないとされる薬剤をそのまま投入、の何れかでしょう。


Q657:(27/Feb/2003) 濱田真一さん
 こんにちは、濱田真一と申します。いつも「おさかなマガジン」を参考にさせていただいております。今回は、淡水エイと水流についてお聞きしたく、メールさせていただきました。先日、エーハイムの2252という水中フィルターを入手しまして、物理濾過の補強に、と水槽に入れてみました。かなりパワーがあるようで、流量は1200リットル/時となっています。アロワナなどの飼育で、ストレス防止のために水流を作るというのは聞いたことがあるのですが、エイの生活環境などを考慮した場合、水流はないほうがよいのでしょうか、あってもいいものなのでしょうか。なるべくストレスを与えない環境で飼育したいと考えているため、アドバイスを頂ければと思います。個体はポルカドットスティングレイ(直径35cmほど)です。水中フィルターは、フンなどを吸いやすいように、水槽底面の奥に横方向に設置しています。今日フィルターを設置したばかりなのですが、いつもは水槽前面を泳いでいるエイが、わざわざ水流のあるところに行き、水流に逆らって泳いでいることが多いようです。ひとしきり泳いでフィルターの近くまでたどり着くと、また元の位置に戻って、水流に逆らって泳いでいます。水槽前面などはそんなに強い水流がないため、そのあたりに落ちつくかと思ったのですが…。
<飼育環境>180*60*60 上部+外部濾過併用 水温25度 換水は週1回で、ph7.0です。ベアタンクで、混泳魚はシルバーアロワナ40cm、オスカー25cm×2、オセレイトスネークヘッド20cm、セベラム20cm×2です。
 エイの状態は好調で、いつも水面でばしゃばしゃやってます。淡水エイ関連のサイトで情報を探したりもしたのですが、水流に関しての情報は見つかりませんでした。よろしくお願いします。

A657:モーターでつくられる水槽内の水流はこちらが考えるほど強くありませんから、底面の飼育水が滞留して酸欠気味(こうした環境は大型水槽内で生じ易い)になるよりずっとよいことです。更に水槽サイズが180もあれば河川の水流の再現は逆に困難で、どれだけ頑張っても小さな小川のせせらぎくらいしか再現できません(通常のシステムなら沼並みの淀み方です)。エイはああ見えても遊泳が好きな魚種ですから全く問題はありません。逆にこの環境を嫌がる状態(疲労・病気など)であれば、エイは水槽の隅など一箇所に張り付きじっとしている筈です。


Q656:(26/Feb/2003) みっちさん
 以前、テトラオドンムブの病気について質問させていただいた者です。その後、ムブの病気はすっかりよくなりました。ありがとうございます。「ヨウ素殺菌カプセル」というものの存在を知り、病気予防に使えるかどうか悩んでいます。もともと水道水内のサルモネラ菌などを殺菌するために考案されたもののようです。カプセル内を通ったときのみ雑菌を殺菌すると書いてありますが、ヨウ素が水槽内に溶け出したり、飼育魚や濾材に付着した濾過細菌には影響ないのでしょうか?ご意見を伺わせてください。

A656:グッズの類は開発元の主張と使用した人の意見の比較が重要です。これはあらゆるグッズに言えることです。残念ながらこちらでは使用したことが無いので性能については全く判りません(尚、当ウェブサイトの基本姿勢はこれまでの回答にある通りです)。勿論心配するように遊離沃素が水槽内に充満すれば、バクテリアを含む全生物に影響が出ます。細菌等の除去が希望で沃素の溶出が不安なのであれば、いっそのこと紫外線殺菌灯を利用するのがよいのでは。


Q655:(25/Feb/2003) uhiahaさん
 どうもお世話になります。説明不足ですみませんでした。フロリダガーですけど塩をいれたのは病気の予防でかなりいれました。ペーハーは、7・5ぐらいです。しかし食べなくなった原因がそれしか考えられません。それまではあたえればあたえるだけ食べてました。しかし何も口にしないのにもかかわらず元気です。濾過は、上部で、90センチ水槽です。三十センチのアミアカルバと同居してますが最初からおたがい干渉せず仲はいいです。よろしくお願いします。

A655:頑強そうに見えるガーパイクですが、他の古代魚同様塩分に余り耐性が有りません(耐塩性があるのは汽水に入るアリゲーターガーくらいのもの)。更に塩を予防で入れる人が多いのですがこれは意味がありません。環境悪化によるストレスが病気の引き金なので、「耐塩性の病気」が出現する可能性があるためです。病気を出さないよい環境作りこそ予防の全てですがら、直ちに水換えを実施して塩分濃度を下げるべきでしょう。但し、こちらとしてはアミアを隔離することが最も必要な措置と考えます。仲良くは有り得ません(将来的にも取り返しのつかない事態が生じる前に)。塩が原因であれば行動に異常が見られるものです。ガーパイクは現在緊張状態にあると考えられます。


Q654:(25/Feb/2003) ただまるさん
 こんにちは、おおたさん。今回は人工餌の切り替えに付いて教えて下さい。飼育魚はノーザン20cmほどです。過去ログを参考にカーニバル又はアロワナフードを先に投入し後からいつも与えている餌(赤虫や餌金など)をいれています。しかし投入のやり方が正しいのかわかりません。お願いします。まず、先にカーニバルを1〜2個を入れてみて5〜6分たったくらいに通常餌を投入しています。たまに、噛んだりするのですがすぐに吐き出し、基本的は無視って感じです。もちろんその後の通常餌にはがっついて食べます。クリルを与えた場合はよろこんで食べています。クリル以外は食べた事がありません。
1、人工餌の投入量をもっと多くしたほうがよいのか?
2、人工餌投入後の通常餌を入れる間隔をもっと長くとったほうがいいのか短くした方がよいのか?
3、今のまま根気良く続けていけばよいのか?
 アドバイスのほうお願いします。

A654:作業手順に全く問題はありません。食わない餌を数多く投入する必要は無く、間隔を延ばしてもその日の内に変化が起こることは期待出来ません。咥えて吐く行為自体は至極自然なことですから、焦らず気長に(これが重要)付き合ってやります(期日など無いのですから)。それどころか与えると一旦は咥えるのでしたら、他の難物連中よりも容易に餌付く見込みがあります。


Q653:(25/Feb/2003) シュウさん
 早速の返答有り難う御座います。今週末にでも水槽の丸洗いを実施致します。(昨晩プラケースと砂利・水草・流木を取り出し丸洗いトリートメント中です)疑問点があるのでご教授願います。1,高濃度塩水浴ですが塩水浴させる時間はどれくらいが良いんでしょう?魚は長時間(2・3日)耐えれるのですか?2,珊瑚砂を 濾過材及びPH安定(急下降防止)に使うのですが出来るだけ中性近辺の管理に近づけるとして量はどれくらいがいいんでしょうか?(基準ってあるのですか?基本はベアタンクを望みます)お忙しいとは思いますがご教授願います。

A653:質問の魚種(スズキ目魚種)自体は24時間漬けっ放しでも構わないのですが、発生した生物は30分もあれば死亡する筈です。死体の処理も兼ねてこの辺りで水を半量交換するのがよいでしょう。この際サイフォンで底・隅の方から水を抜くようにします。濾過材の珊瑚砂の量は3〜5割が目安です。これで濾過槽が実に上手くpHをコントロールしてくれます。逆に全量珊瑚砂に替えたとしても、8.0位にまで上昇することは先ずありません。


Q652:(24/Feb/2003) uhiahaさん
 フロリダガーが、まったく餌をたべません。塩をいれたのが、ゲイインでしょうか?食べなくなって4ヵ月になります。三十五センチです。よろしくおねがいします。

A652:購入直後から食わなくなったのか、購入後ある程度の期間は食っていたのか、餌に何を与えているのか(何を与えてみたのか)、水質はどうなっているのか、何故塩を入れたのか、「メールを送信する前に」をよく読んで必要なデータを添えた上で再メールして下さい。


Q651:(24/Feb/2003) シュウさん
 はじめまして。ここ数日当方の飼育している60cm規格サイズの水槽に小さな虫が発生しております。最初は白色で細長い糸みたいな物が浮遊しておりました(過去ログを読ませていただきミズミミズだと分かりました)。水質を確認したところ亜硝酸塩がやたら高いことが(これも過去ログを拝見して初めてチェックしました)分かりました。現在状況が少し変わりガラス面に1mmにもみたない米粒のような形をしたものがウヨウヨと蠢いております。水質が悪化しているのと収容しているアルビノオスカーが白点病を発症してしまったので(オスカーは隔離治療中で白点は快復傾向)それに伴い水替え頻度をあげて交換しているんですが水換えのたびにその小さい虫が舞い上がり?エンゼルなどの体にガラス面に付いていたようにくっつくんです・・魚たちは気色悪いのか体をこすりつけたりしています(白点病は発症していませんが塩を入れ水温を30℃付近にしてあります)これもミズミミズですか?かなり活発に動いており魚に悪影響は無いんでしょうか?水がまだ出来ていない状況で魚を入れた当方の管理ミスですが、教えて頂きたくメール致しました。詳細は10日前に水槽を立ち上げ魚たち(アルビノオスカー10cm×1・マーブルエンゼル10cm弱×2・レインボースネーク10cm×1・セルフィンプレコ7cm×1)を7日目に入れ、濾過装置はセットで付いていた物(上部式)と投げ込み式を使用、ベアタンクで小さなプラケースに砂利を入れて水草と小さな流木を入れております。PHは6.0くらいで餌は冷凍赤虫とカーニバル・キャットを朝晩あげています(残った餌及び糞は毎回吸い出しております)濾過材は名前を忘れましたが粒状の上部式用の物にウールマットを上に置いております。昨日辺りから亜硝酸塩の濃度が下がりはじめました。早急に濾過を充実強化させ ようともう一つ上部式濾過装置を追加しようと思いますがどうでしょう?濾過材は珊瑚砂を使おうと思い現在トリートメント中です。60cmの水槽にこのメンバーは過密ですか?ご教授お願い致します。

A651:水槽内で発生する丸い生物としては軟体動物(貝の一種)・扁形動物(プラナリア系。形は可変で移動の際は伸びる)・環形動物(蛭などは丸いものも多い。但し移動の際は伸びる)が考えられますが、種の特定はこの段階では不可能です。舞うとのことなので貝ではありません(更に透明の殻を被っている)。扁形動物でしたら白っぽい体に節無し・環形動物でしたら節有りです。対策は共通で先ず水槽を丸洗いします。魚体に付着している可能性も高いので、トリートメントタンクに収容した上で高濃度塩水浴(1〜1.5%)で殺滅します。アクセサリ・砂利などにも潜んでいるので天日に晒す・熱湯消毒なども行います。濾過材もよく濯ぎます(こちらは水槽の水を使用のこと)。それでもメイン水槽の濾過槽には残って仕舞いますが、2〜3週間も空回ししておけば相当減るはずです。空回し期間中ストレーナーにはスポンジフィルターを取り付け毎日揉み洗いします。pH6.0では確かに低過ぎますから珊瑚砂の導入はよいことです。ただもう1基据え付ける事はライトを置けなくなるのでよい選択とはいえません。濾過槽そのものを大きくしたほうがよいのですが、規格のガラス水槽では重量に耐えられないことが多く、アクリル水槽に交換したほうが安心です。
 混泳のほうは成長速度が速く気が荒いもの同士なうえに中・大型魚が揃っているので、はじめから90cm水槽で管理したほうがトラブルを避けられます。エンゼル2匹は60センチ残留がよいでしょう。

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