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Q640:(02/Feb/2003) 長谷川さん
 先日、質問を送った長谷川です。アルビノオスカーはシルバーシャーク、プレコ、エンゼル、ブラントノーズガーと90cm規格水槽で飼育。ワイルドオスカーは75x50x36水槽で小型ポリプ4匹と飼育してます。あと共通ですが水質はろ材にサンゴ砂を使用しPH7.0で良好だと思います。水温は24度です。アルビノオスカーは全長30cmほどでテトラアロワナ、テトラベジタブルは食べ、カーニバルやテトラシクリッドは好みませんがこっちはまあマシです。問題はワイルドオスカーの方でまだ二歳ほどですが、全長20cmほどで成長が止まっているうえ、一日にテトラアロワナ2粒ほどしか食べません。なおポリプとはお互い不干渉です。ワイルドオスカーは水槽で飼うには適した大きさと言えなくもないですが、やはりせっかくだからもう少し大きくしたいです。どうでしょうか?

A640:ワイルドオスカーが採集ものであれば、慣れ親しんだ餌を与えることで食欲を復活させることが出来るかもしれません。但し食欲を取り戻すことがオスカーの丈を伸ばすとは限りません(ワイルド個体ですから水槽内で元の伸張速度を取り戻すことは難しく、横に肉が着く可能性のほうが高い)。現地で捕食しているであろう甲殻類・稚魚や小魚をスジエビ・グッピー(共に生きているもの)で代用します(現在の配合飼料も併せて与え続けるべき)。勿論水槽サイズを大きくすることは、それだけで環境改善となるので余裕があれば試す価値ありです(現地サイズの45cmを飼育するだけでも、120×60は欲しいところ)。
 もう一点、ポリプテルスとの混泳も影響が無いとはいえません。多勢(夜行性のポリプテルス)に無勢(昼行性のオスカー)では、例え直接対決が無くともストレスを感じているはずです。試しに分けて様子を見てみることをお薦めします。


Q639:(31/Jan/2003) 清水さん
 こんにちは。今回はパーチについてお聞きしたいことがあります。@アカメモドキについて飼育方法などを教えてください。Googleなどで検索してもほとんど出てきません。何か別の名前で通っているのでしょうか?Aタンガニイカパーチとはどんな種類でしょうか?以上よろしくお願いします。

A639:アカメモドキは観賞魚ルートに滅多にのらないと記憶しています。同じ仲間のアカメとは完全な海水での管理という点を除いて飼育方法は全く同じです。タンガニイカパーチについてはまず「最新の分類について」に種類(数種類ある)を載せてありますから、その学名などでちょっと検索してみて下さい。飼育法そのものはナイルパーチと変わりません(水質はあわせたほうがよい)。


Q638:(31/Jan/2003) ただまるさん
 太田さん、こんにちは。このHPの「メンテナンスあれこれ」を見ていて疑問に感じた事があったのでお願いします。物理濾過=ウールマットについてなんですが、「マットは水に浸かった状態で使用し、マットが水に浸かってないと効果が激減する。」と書いてあったのですが、なぜですか?マットは水槽内にある大きなゴミや糞といった物を濾し取る物なので、ポンプから吸い上げた水の落下地点(水の通って行く所)にマットがあれば水に浸かっていなくてもいいんじゃないか、逆にマットが水に浸かっているとマットに絡んでいたゴミがマットから離れて濾材を汚したり、水槽内にもどっていくのではないかと思っていたからです。飼育を初めて数カ月の僕の知識では理由がわからず困っています。僕は今上部式を使っていますが、マットがヒタヒタにはなってはいないので「メンテナンスあれこれ」を読むかぎり僕は間違っているように思えます。解答をお願いします。

A638:「大きなごみ」の意味を取り違えては折角の濾過材使用も効果薄です。生物濾過に任せられることは「小さなごみ」ではなく、水に溶け込んでいる化学物質の弱毒化です。物理濾過に任されているのはこれ以外の「引っかかりもの(微塵)」です。質問にあるような「大きなごみ」はポンプのストレーナーが防ぎます。物理濾過は「引っかかりもの(微塵)」(ヘドロのもと)を上手く固定するためのもので、これが水上に突出していれば直ぐに引っかかる分の許容量を超え、生物濾過槽に落ち込んで不活性化させてしまいます。物理濾過材(ウール等)は水中に沈んでいるとこれらを効率よく蓄えられ、まるで樹氷のようにヘドロが上手くまとまっていきます。逆に水上に突出していては水の流れが物理濾過材を洗っているに過ぎず、生物濾過槽の目詰まりを促進するだけです。


Q637:(28/Jan/2003) Sawaiさん
 こんにちは、太田様。先日、グッピーについて質問をしましたsawaiです。素早いご解答をありがとうございました。それについてですが、エルバージュの他にグリーンFゴールドは効果はあるのでしょうか?何度もすみませんが、教えていただけないでしょうか。お願い致します。

A637:有効です。


Q636:(28/Jan/2003) Sawaiさん
guppy01.jpgguppy02.jpg 太田様、こんばんは。質問がありましたのでメールさせていただきました。現在、45cm水槽でグッピー(輸入)を飼育しております。ですが、妊娠している(?)メスの腹の辺りが赤みを帯びており、心配にしております。以前、同居しているグッピーで腹の部分が白くなったこともあり、水質に問題があるのでは?と思い、メチレンブルーを購入しましたが効果はあるのでしょうか?水温は26.5でphは6.7で掛け式のフィルターとエアポンプをしています。どうかよろしくお願い致します。

A636:運動性エロモナス症B・もしくはそれに近い細菌感染症でしょう。エルバージュを用います(メチレンブルーは意味がありません)。環境病ですので今後システム(特に濾過槽のグレードアップ)の改善・水換え頻度をあげるなどの対策が必要です。更に輸入グッピーの飼育には高めの塩分濃度(半海水近くまで上げても可)による飼育が有効です。pHももっと上げるよう工夫しなくてはなりません。


Q635:(27/Jan/2003) 長谷川高志さん
 こんにちは、私はワイルドオスカーアルビノオスカーを飼育してますが、いつもはテトラアロワナ等とジャンボミルワームを与えているのですが、人工飼料は食いが悪目ですし、ジャンボミルワームも吐き出しがちになりました。アロワナで拒食は良く聞きますがオスカーのようなどん欲な魚で拒食とは意外です。オスカーの拒食と対策について教えてください。

A635:水質はどうなのか、オスカーは二匹共(同時導入・追加順なども)拒食気味なのか、いつからなのか等水槽内環境・状態の記述が無いので原因を絞り込めません(「メールを送信する前に」は必ず参照)。配合飼料の食いが悪いとのことですが、痩せが見られなければそれが適量です(食い過ぎは肥満→早死の原因)。虫は食い飽きを起こしやすいので、配合飼料のメニューを増やした方が効果的です。


Q634:(21/Jan/2003) 永井仙一さん
 いつも良い答えをありがとうございます太田様、永井仙一です。今回は、最近はじめた海水魚について質問したいと思っています。ここ3〜4ヶ月ぐらい前から海水魚を始めた俺ですが、飼いたい魚がショップの人も、難しいという魚ばかりでした。しかし、どうしてもその魚に興味が絶えず最後の頼みに、ここ”おさかなマガジン”にメールさせていただきました。そこで聞きたいのですが、(知っていればで良いです)ウミテングウォーキングバッドフィッシュの飼育の方法・水温はどのくらいが良いのか・餌は何を与えれば良いのかなど、できるだけ詳しい情報をいただければ、幸いです。よろしくお願いします。

A634:双方底棲魚です。90cm規格水槽以上を用意し、底には海砂を敷いてやります。アクセサリは特に必要ありませんが、小さめの珊瑚岩を行動の邪魔にならないよう、1〜2個配置するとはやく落ち着くようです。混泳不可(負ける為)。水温は22〜3℃に設定、25℃を超えないよう夏季のクーラーは必需品です。ウミテングはタツノオトシゴに近縁な魚種で、食性も当然細かな生きた(動く)微細生物となります。小型の個体であればブラインシュリンプ(孵化後〜アダルト)、中・大型個体であればタツノオトシゴ用に販売されているアミ類・グッピー(仔魚〜稚魚)などを毎日コンスタントに与えなくてはならず、更にタツノオトシゴとは異なり行動範囲が狭く、餌が底に溜まるように工夫しなくてはなりません。餌の確保・給餌にかかる手間から飼育難易度は大変高いものです。満足できる長期飼育例を私は知りません。ウォーキングバット(×バッド)フィッシュはアンコウ=イザリウオに近縁なアカグツの仲間です。こちらは少々口が大きめなので、慣れるまでは生きた甲殻類やグッピー(底に降りないようなら一工夫)を与えますが、慣れてくるとピンセットで動かす魚肉・剥き蝦片も食うようになります。飼育者にもよく馴れますから近縁のイザリウオの感覚で扱えます。こちらは各地水族館・個人アクアリウムでもよく飼育されており、長期飼育可能です。


Q633:(20/Jan/2003) 佐藤さん
 こんばんは、前回バンデット・ピラムターバについて質問させていただいた佐藤です。数軒のショップを回っていると1匹のバンピラ(約8cm)を見つけました。模様はとてもキレイなのですが、フィラメントに少々難あり(短く、真っ直ぐでなくて曲がっている)なのです。このフィラメントは時間が経つと元に戻るのでしょうか?あと、効果的な治療法みたいなのはありますか?よろしくお願いします。

A633:適正な環境下(過去ログ参照)で飼育管理を行えば、フィラメント部分は容易に再生します(伸張すると多少の湾曲程度は全く気にならなくなる)。購入時には個体の健康状態を最優先にチェックします。


Q632:(14/Jan/2003) kazumaさん
 前回、ご回答いただきました、kazumaです。いつも、お忙しい中、ありがとうございます。前回に関連のある質問なのですが、「人工飼料」メインで育てた個体と生き餌メインで育てた個体との、成長速度や最終的なサイズは変わるものなのでしょうか?私の飼育しているスネークヘッドですが、基本的には「クリル」や「カーニバル」等の配合飼料を主に与えていますが、過去に金魚中心で育てたスネークヘッド(死なせましたが)に比べると、太ってはいますが、全長の発育が遅いように思います。無論、個体差や種類、環境的なものもあるとは思いますが。よろしければお教え下さい。お願いいたします。

A632:配合飼料を中心にすれば成長は遅くなります。これは急成長させてぽっくり逝かせて仕舞う事態を避ける為にも重要なことです(肥満防止も重要)。成長速度は遅くなりますが、生餌中心の給餌を受けた個体よりサイズが極端に小さくなることは有りません(スネークヘッドの場合は全く問題無い)。


Q631:(13/Jan/2003) shinmuraさん
 先日は、ご回答ありがとうございました。質問なのですが、ノーザン・バラムンディが50cm位の時、体高はどれくらいあるんですか?。

A631:測ったことが無いのでわかりません。画像は幾らでも出回っているので自分で割り出してみてはどうですか。

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