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Q610:(08/Dec/2002) 竹中さん
 はじめまして、竹中と申します。お忙しい中すいません。質問なのですが、ノーザンバラムンディ30cmとセルフィンキャット20cmを90cm水槽で混泳させようと思っているのですが、大丈夫なのでしょうか?セルフィンキャットに隠れ家のようなものを作ってやった方がいいのでしょうか?近々、バンデット・ピラムターバ6cm程のものを飼おうと思っているのですが、やはり、隠れ家を作るべきなのでしょうか?暴れて流木などで傷つくと聞いたのですが大丈夫なのでしょうか?前の質問を読ましていただき飼育方法はとても参考になりました。ありがとうごさいます。

A610:家庭用水槽クラスでのアジア・オセアニア系アロワナと他魚は「古代魚管理法」(必ず目を通して下さい)に有るとおり混泳不可です。バンデットピラムターバに流木などのアクセサリー・土管等の隠れ家は不要です。入れたところでどうせ利用しませんが、水槽がだだっ広ければ邪魔にならないよう配置しても構いません(詳しい飼育法はQ448等参照)が、90cm規格水槽でもバンデットピラムターバが10cmを超えれば邪魔になります。そのつもりは無いと思いますがバンデットピラムターバは単独飼育が基本(相手を慎重に選ぶなら可)ですので、逆の意味(アロワナ・セルフィンキャットに必ずやられる為)で混泳不可です。はっきり言ってセルフィンキャットと上手くいくナマズは存在しません。


Q609:(08/Dec/2002) みよこさん
 はじめまして、今日ワイルドバンドクマノミを1匹買ってきたばかりの超初心者ですがよろしくおねがいします。1週間前にイソギンチャクを買い、これだけでは寂しいのでワイルドバンドクマノミ(おそらく)という黒に白い線のあるクマノミを買いました。そこで、海水の温度と塩分濃度を買ってきた袋に入ってた水とあわせ、魚を水槽に移しました。ところが、ぜんぜん泳ぎ回る様子が無く、岩陰や水槽の端で沈んだままじっとしています。あわてて本を買いにいき読んだところPHもあわせなければいけないということを知り、PHを計ってみると買ってきた袋の水より低かったため、PHアップという薬を入れました。また、バクテリアも必要だという事だったので、バクテリアの素も使いました。それでも泳いでくれる気配が無く、ときどき動く時にはとても体が重そうで、底から1・2cm程度しか浮こうとしません。また、呼吸も苦しそうに見えます。イソギンチャクは名前は分からないのですがピンクベージュのもので、最高大きくなった時で7cm程度です。水槽は20cm四方程度の小さなもので、珊瑚の砂、岩、ヒーター、ポンプ、浄化装置(水を吸い上げて水槽に投入するタイプ)が着いています。今までに魚を買ったことすらなく、魚を飼うことに関しての知識がまったくありません。どうしたらいいのか教えて下さい。よろしくお願いします。

A609:pHショックは購入直後に起こる極一般的なトラブルです。自宅の水槽と購入先のpHに差があると発生するので、魚を投入してしまった後ならば現在の水槽の水をコンディショナーで徐々に(3〜6時間を割り振るように。急激には不可。但し購入直後の袋で合わせる場合は溶存酸素の関係もあるので半換えで30分)購入先の数値に合わせます。現状で出来ることはもうありません。魚の耐性頼みなので気を揉んでも仕方ありません。
 トラブルが生じて慌てて仕舞っているのは解りますが、「質問を送る前」は必ず目を通すようにして下さい。第一淡水魚飼育の経験が無い人に海水は無理です。飼育経験が無いことをそのことをショップに先に告げていれば淡水魚を薦められていた筈です。魚は棲む場所が人間と全く異なるので、行き当たりばったりのカンで飼育することは不可能です。


Q608:(06/Dec/2002) 伊藤さん
 こんばんは、太田様。以前もトパーズ・パッファーの件でご質問したことがある、伊藤と申します。よろしくお願いいたします。今回ご質問させていただきたいことなのですが魚の病気についてです。具体的には、プラティなのですがおなかがプヨプヨした感じで亡くなってしまうのです。90センチ水槽に、成魚50匹程(生まれて8ヶ月位)、このうち3匹位です。また60センチ水槽に、子供50匹程(生後1ヶ月半位)、このうち1匹です。子供たちです。私はプラティ他を2年位飼育しているのですがここ1、2ヶ月で同様の症状で亡くなることが重なったので不安になりました。成魚の方は、コリドラス達にも餌がまわるように餌を多めにあげているためプラティ自体もかなり大きい体です。ただ食べ残しはございません。水換えは3週に一度位8割です。フィルターは90センチ水槽は上部1基(レイシー製)、外部1基(エーハイム2235)60センチ水槽は外部1基(エーハイム2233)を回しております。アンモニア、亜硝酸は紙タイプのもので調べペーハーもデジタルのもので調べ問題ないようです。成魚は餌のあげすぎかなぁ、とも思うのですが生まれて1、2ヶ月の子供が1匹なくなったのが心配です。これ餌のあげすぎでしょうか・・・。1日2回、ぱさっと入れる感じです。バカみたいにドバドバは入れておりません。どちらも食べ残しはないのですが・・・。成魚・子供たちともに非常に元気なのですがぽつぽつとなくなります。亡くなった子供のおなかをほんの少し押しただけで臓器などがでてしまいました・・・。それくらいプヨプヨなのです。うろこなど、他の部分は非常にきれいなままなくなります。いかがなものか困っております。何か改善策がございましたらご指導ください。どうぞ宜しくお願いいたします。

A608:成魚だけであれば餌やり過多・寿命等が考えられるのですが、成長期の幼魚も死亡するのであれば他に原因があると考えられます。
 細菌感染・若しくはヘルペスウイルスなどのウイルス性疾患で軟化が見られることが知られています。病原体の正確な同定まではとても出来ませんが、いずれの疾患に於いても28〜30℃程度の高水温と半海水程度の塩分を加えることで状況が改善する可能性があります。特に塩分は卵胎生メダカにとって強い味方(必須アイテムといってよい)であり、以降の飼育にも欠かさないことが望ましいです(水換え毎に添加)。ヘルペスウイルスの場合は症状が治まっても魚の体からは出て行きませんので、新たなストレス(水質悪化・低水温など)に晒されると再発する恐れがあります。また著しい腹膨が見られるようでしたら、試しに餌をかえてみてください(メーカーを替える・ブラインシュリンプなどに切り替えるなど)。


Q607:(04/Dec/2002) タカノさん
 こんばんは、はじめまして。タカノといいます。お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願い致します。ウチで飼ってるポリプテルス・パルマスがどうやら浮き袋障害になってしまったようです。腹がポコッと膨らんで潜ろうとしてもプカ〜と浮いてしまいます。なんとか潜ろうと泳いでいる時に、たまに空気をポコっと出します。(恐らく鰓からだと思います)サイズは8cm程で60cm水槽に単独飼です。水温は27℃でpHは6.5です。現在寄生虫の駆除の為グリーンFゴールドを投与してあるのでろ過装置は止めてあります。消化不良の可能性もありますが、肛門の所を見ても腸が出ている様子はありません。一応、優しくお腹を擦ってみましたが効果はありませんでした。転覆病のように横転する訳ではありません。自分なりに調べてみましたが、自然治癒に頼るしかないようなのですが、少しでも、何か方法はないものかと思いメールさせてもらいました。どうか御教授お願い致します。

A607:鰾障害であれば平衡を保つことが困難になります。鰓からの空気は単に呼吸によるものです。寄生虫であれば浮くことは無く痩せ・眼球突出などを伴います。恐らくは腹部膨張でしょう。ポリプテルスの腹膨要因は3点ほど確認されています。まず餌に起因するもので合わない餌(コイ用配合飼料など)・酸化した餌(古い配合飼料・古い冷凍餌)が滞って仕舞うものです(液状化・ガス滞留など)。もう一つは異物誤飲で大磯砂などを飲み、消化管に詰まってしまう場合です。最後は老化・もしくは水質悪化などのストレスで消化能力が低下する場合です(多くの場合眼球白濁を伴う)。pHだけ測っても意味がありません。必ずアンモニアや各種塩類の濃度が必要です(安心する為にも)。
 餌に由来するものであれば適正で良質なものに替え、ごく少量ずつの給餌で回復の見込みがありますが、他の要因であれば運を天に任せるより他ありません。特に現状では体力の消耗が著しいので、水位を下げて余り無理に潜ろうとさせないことです。但し体の一部が水面から出てしまうようであれば長くは持ちません。


Q606:(21/Nov/2002) togawaさん
 こんにちは、先日はダト二オの質問に丁寧に御回答いただきましてありがとうございました。今回は錦鯉についてお教えください。90p水槽(水量170g)で錦鯉当才(10〜15p)5匹を水温28℃で飼育中です。早く成長させようと大量に給餌を続けたところ、5匹すべての体が充血し胸鰭を閉じて底に沈んでしまいました。そのうち2匹は横になることもあります。消化不良と思い、餌を止め、塩水(濃度0.5%)にして2日経ちますが回復しません。治療法をお教えください。また、内臓疾患による細菌感染の可能性はどうでしょうか。宜しくお願いします。朝、パラザンD規定量(水10g当り1ml) 投与しました。

A606:一斉に発症したことから環境病と判断出来、大量給餌による水質悪化起因であることは明らかです(水槽も狭いので尚更)。この場合は赤班病とも言われる運動性エロモナス症B・もし鱗立症状(及び糞詰まり)を併発しているようならば運動性エロモナス症Aと考えられます。どちらもコイ・金魚によく見られるものです。環境病は環境改善以外に完治させることは出来ませんから、水換えの励行・濾過処理能力向上・適正な給餌(質・量)を優先させます。対処方法(塩・薬剤の選択)に誤りはありませんが、普段の水温は20〜25℃程度にしておいたほうが酸欠などのストレス要因を除去できます。胸鰭を閉じているのはまだ体力のある証拠(通常の睡眠などでも胸鰭を閉じる。病気で墜落した個体は胸鰭を開いたままなことが多い)ですから、余り気にかける必要はありません。臓器感染によるものの多くは腹膨・暗化・痩せを伴います(重篤になると眼球突出など)。糞にも異常が見られます(白・赤・透明などがあるので注意して観察)。但しこれらは余り一気にくるものではありません。


Q605:(18/Nov/2002) 堀内さん
 はじめまして、堀内です。いまブラントノーズガーを飼っているのですが先のほうの長い所が上のほうに曲がっているようなんですけどそれって時間がたつにつれて直りますか?お願いします

A605:治りません。今後吻端をぶつけぬように管理(特に水槽の奥行き確保)を行えば、成長と共に多少は目立たなくなります。


Q604:(18/Nov/2002) パタさん
 パタと申しますパロットの産卵についてお聞きしたいのですが、家のパロットが流木一面に産卵したのですが、この卵は孵化しないのでしょうか?現在、親魚が懸命に卵を守っています。

A604:パロットファイアの卵は無精卵ですので孵化は望めません。数日待って発眼が見られない・かびてくるなどの現実を目の当たりにすると納得できますので、そのまま様子を見るのがよいでしょう。人為作出魚の悲劇です。


Q603:(10/Nov/2002) さん
 昨日は良いアドバイスをありがとうございました。参考にさせていただきます。昨日の質問への回答に関係あることですがもう一つお教えいただけませんでしょうか。この疑問は、おそらく私だけでなく、大型魚を飼育されておられる方は一度は、考えられたことがあるのではないかと思いますが、昨日お聞かせいただいた、「電気ウナギ」もそうですが、淡水産の熱帯魚に海水の餌、例えばスーパーで売っているアジやイワシ、海老等を与えることは大丈夫なのでしょうか。どうしても生きた金魚を与えることには少し抵抗がありまして・・・。よろしくお願いいたします。

A603:基本的に赤身の魚(イワシやアジ)は避けるべき(脂が多いなど)ですが、そうでないもので更に塩で処理されたりしていなければ構いません。冷凍ワカサギを湯がく・エビ水煮をビタミン剤と併用するなど色々方法があるので考えてみて下さい。最近はバラエティ豊かな冷凍餌(ディスカス用ハンバーグなどもよい餌)がショップで扱われています。近所で扱われていなくとも通信販売などで入手出来ます。


Q602:(10/Nov/2002) 仲里さん
 はじめまして、仲里です。ちょっとお聞きしたいのですが、飼い始めて10ヶ月ぐらいのファハカを飼ってます。そのファハカは、買ったころは5,6センチで痩せていて、いつも元気に泳いでいたのですが、今は15センチぐらいになって太り、あまり泳がなくなりました。それと餌ですが、買ったときは何でも食べ、ショップオリジナルの粒状人工飼料も食べていたのですが、今はクリルとザリガニだけで、めだかもグッピーも食べません。それで聞きたいのですが、ファハカは大きくなると泳がないのでしょうか?やっぱり泳ぐと可愛いから、泳いでいてほしいです。えさは、クリルとザリガニだけでは偏りますよね?ならどうすればいいんでしょう?一度1週間ぐらい何もあげず、ひかりカーニバルを試したのですがだめでした。45センチ水槽、水温は26度、ろ過は壁掛けと投げ込みです。どうか教えてください。

A602:太り過ぎで偏食ならば餌やり過多です。単独飼育ではこの傾向が強まる(競争無く運動不足)ので注意しなくてはなりません。飼育者の姿を見たら騒ぐくらいがベストです。餌の切り替え法は過去ログ(450他で回答済み)参照。


Q601:(10/Nov/2002) マムマムさん
 こんばんは、太田様。ご質問がありましたのでメールさせていただきました。現在、ダトニオイデス(約40cm)とダトニオプラスワン(約20cm)を飼育しています。いずれも幼魚から飼育していたため、キャットをバクバク食べてキャットのみで飼育しています。水槽は120*45*45で上部ろ過と内部ろ過で水温は29℃。phは6.4です。それについてですが、ホームセンターで売っていた鯉の餌で赤い餌がありまして、成分を見るとキャットと似ていたので、これをキャットの代わりにしてこの赤い餌のみの単食での飼育でも終生問題はないでしょうか?値段もこの赤い餌の方がはるかに安いので経済的にもよろしいかと思いまして・・。よろしければご教授お願い致します。

A601:誰でも考えるのが安価な鯉の餌の利用です。利用可能であればあちこちでそうした記述が有りそうなものですが、全くそのような話は聞かれません。それは鯉の餌(金魚の餌含む)は特殊な配合飼料な為、観賞魚の多くに全く向かない事が原因です。つなぎ成分か何か特殊な配合が問題なのでしょうが、ナマズから肺魚まで腹膨・喉腫などを引き起こす可能性が大変高いのです。ダトニオイデスに与えても腹膨は引き起こさないのですが、体色悪く眼球に異常が出る傾向が見られます(症例多数。但し直接的な関連があるかは不明)。鯉の餌はコイ科魚種(ラスボラなどには避けたほうが無難)・草食性カラシン(大食漢のコロソマなどにはよい餌となる)・プレコ(中型種以上)などには構いませんが、その他の魚種には一切与えないようにします。(誘導:コイの餌)

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