←←←(メインページへ)

Q590:(08/Oct/2002) みっちさん
 9月28日にムブについて質問させていただいたみっちです。その後ムブは元気になったのですが、背中の疾患は相変わらずです。背中についた糸状のものは軽くつまむだけで簡単に取れるものでしたが、除去した部位にごく小さな穴があいていることがわかりました。やはり寄生虫の除去を行おうと思います。そこで塩水浴を行うに際してですが、バケツ等に移して行うべきなのでしょうか。それとも水槽に直接海水の元を入れて行うべきでしょうか。よろしくお願いします。
 
A590:水槽内病魚だらけといった状態であれば、直接投入の方が効果が出ます(水槽内基質や濾過槽などにも病原体が存在すると思われるので)。ただそれ程酷い状態でなければ親水槽から病魚を薬槽に移し、暫くそこで管理(薬剤や塩分濃度を水換えなどで調整しながら)するのがベストです(親水槽の濾過バクテリアを殺さず、更に寄生虫幼生が宿主に取り付けずに自滅させることが出来る)。ただ病魚を移動させる際に注意すべき点は、移動させる個体に体力が残っているかどうかです。現在のムブは元気ということなので特に問題ありませんが、実は水槽から出す→移動→真新しい環境に入れるという作業は、魚にとっては大変なストレスがかかるのです。勿論元気な個体であれば何とかなるのですが、弱ってしまった個体では移動させるだけで死亡しかねません。特に痩せてしまっている個体でしたら、現在の水槽内で対処する必要があります。


Q589:(06/Oct/2002) ゆうきさん
 先日ミドリフグ8の字フグについてメールをしましたゆうきです。今3匹のフグを25cm四方の水槽で水質を海水にして飼っています。ミドリフグが一匹に8の字フグが二匹です。喧嘩をしないように、中央に隠れ家としてフジツボをいれています。餌はミニクリルを一日3回上げています。最近、そのうちのミドリフグの体の片面が痣のように黒ずんでいて、餌もなかなか食べようとしません。ピンセットを使い、口もとにまで運ぶのですが、ほとんど食べようとしないのです。とりあえず、家が海のそばなので、カルキ抜きをした海水を加え、塩分濃度を上げてはいるのですが・・・。もし、詳しい対処法などありましたら教えていただけないでしょうか?再度ご面倒をおかけしますがよろしくお願いいたします。

A589:まだ小さなうちは完全な海水にはしないほうが良いでしょう。半海水以下にして様子を見て下さい。水質はチェックしましたか?病気に関する質問は「メールを送る前に」のガイドラインに沿ってもらわない事には答えることが困難です。尚、クリル単用は全くよくありません。更に喧嘩をさせないという理由だけであれば富士壷も無意味です。こちらの「フグ管理法」及び質問倉庫内のフグ関係を拾うだけでも、何をし何をしてはいけないかをチェックできますからよく目を通して下さい。


Q588:(28/Sep/2002) 藤本さん
 はじめまして。藤本といいます。オスカー(25cm)1匹を60cm水槽で飼育しています。混泳はしていません。2ヶ月半前からそのオスカーの頭のあっちこっちが急に窪み出しました。最初は何の病気か分からずいろいろと調べているとエロモナスの穴あきが疑わしいと思い急いでグリーンFゴールドを買って薬浴させてみました。しかし、治りません。分けもわからず本やネットで調べてみましたがどこも月並みな病気しか書かれておらずどれも一致しませんでした。そうしている間もあちらこちら進行していきました。それでもやはりエロモナスが疑わしかったのでもう一度薬浴させましたが相変わらず病状は進む一方でした。そのうち窪み方に規則性があるのがわかりました。
os-01.jpg @頭や目の回りにできる
A一つ一つは小さい
B左右対称
Cだんだん後ろに広がる(現在えらの後ろくらい)
 そうこうしている間に友人がここのサイトで家のオスカーとよく似た事が書いてあるのを見つけてくれました。Q&AのバックナンバーのQ520の記事ですが家のもこれだと思います。すぐにでも経口投与しょうと思うのですが家の近くにエルバージュを売っている所がありません。かわりにグリーンFゴールドでもよいと友人が言うのですがこれでもよいでしょうか?また適量や1日に何回やればよいなどのアドバイスを下さい。どうぞお願いします。食欲は旺盛ですが現在病状はかなりひどく、これは発見当初に友人が撮ってくれたものです。

A588:鞭毛虫性頭部穴開き症の対処方としては、薬剤経口投与が重症で即効性を必要とし、更に餌を食う個体に有効です。使用する薬剤はエルバージュ(抗トリコモナス薬のメトロニダゾールはよく名前があがりますが、観賞魚店では販売されていないので現実的ではありません)などですが、グリーンFゴールドも有効と考えられます。与え方は市販の冷凍ディスカスハンバーグを利用します。これを2〜3ピース解凍して薬剤を耳かき1〜2杯程度まぶし、よく混ぜます(一部に薬剤が偏らないよう念入りに)。あとはこれを普通に与えるだけです(再凍結させず冷蔵庫で保存)。快方に向かう兆候が見られれば直ちに給餌を中止した方が良いでしょう。餌を食わない個体にはエルバージュ等の薬浴で対処しますが、駆虫剤同様金魚・コイなど強い魚種に対する薬品なので、規定量の2/3程度を目安にします。グリーンF系は熱帯魚用なので規定量で。塩の併用は効果ないようです。
 東南アジアブリードのシクリッドには必ずいるとすら言われているものです。飼育環境整備は勿論、餌にはバランスのとれた配合飼料(顆粒・ペレット)を中心に与えるようにし、発生を未然に防ぐことが重要です(ビタミン不足は発生原因の重要な要因)。フトミミズのミンチで育てると発生しないというグループもあります。また、海水魚の頭部・側線潰瘍症(HLLE→原因生物は同じ仲間)の特効薬はブロッコリーとさえ言われている位ですので、イトミミズ・赤虫・金魚(特に金魚はB群の1を破壊するので絶対に不可)などを単用することは厳禁です。尚、エルバージュが入手出来ないとのことですが、ちょっとチェックしてみたところ幾つかのショップが通信販売しているようです。利用してみてはどうでしょうか。


Q587:(28/Sep/2002) ぺち夫さん
20020928-2.jpg 20020928-03.jpg  こんにちは、太田様。質問がありましたのでメールさせていただきました。先日、ペットショップでノーザンバラムンディ(約13cm)を購入しました。他のノーザンは全て銀鱗なのに、一匹だけ全身真っ黒の個体がいましたので、それを購入しました。ペットショップの方も「これは初めて見た」とおっしゃっていました。今まで色々なペットショップを巡りましたが、私もこのような個体に出会ったのは初めてで、非常に気に入っています。これは珍しいのでしょうか?これは成長に伴い色も普通の銀鱗に戻るのでしょうか?飼育も普通のノーザンと同じでよろしいでしょうか?現在はまだ小さいので60cm水槽でモトロ(直径約14cm)と飼育しています。phは6.7で水温は29℃です。フィルターは上部のみでエアレーションもしています。よろしくお願い致します。

A587:販売サイズのような幼魚期は銀色が普通ですが、成長すると鰭などが黒く染まる・全身が暗化するなどは普通に見られますので、それが早期にしかも極端に生じた個体とも考えられます。唯一つ言えることは、本来ノーザンバラムンディはくすんだ黄金色から褐色、黒っぽくなる魚種だということです(銀ピカニシンみたいな個体は本来の姿を反映していない)。産地違い(豪州・ニューギニア)で濃淡に差異があるのかも知れませんが、現在では原産地や東南アジア・中国などでも養殖されているようなので、ホルモン剤などの影響が出た可能性も否定できません。勿論飼育法は全く変わりませんが、この濃色を維持するのに特別な手法が必要かどうかはわかりません。ただこれまでも“兄弟たち”と一緒だったはずなので、栄養を偏らせたり肥満にしたりしなければ大丈夫ではないでしょうか(pHは現状より上げないほうが無難)。


Q586:(28/Sep/2002) みっちさん
20020928-1.jpg  テトラオドンムグを飼っているみっちです。
魚:テトラオドンムグ サイズ:36cm 水槽:90×45×45,プライムパワー20、10
混泳相手:オトシンクルス1匹,スジエビ2匹
発症時期:一昨日 pH:6.5〜7.0 亜硝酸:試薬にて検知されませんでした 今までの病気:去年の12月に白点病
症状 一昨日、いつものように餌(ムキエビを3匹,アサリを2つ)を与え、その際、噛んで少し出し飲み込む行動に違和感を感じました。 それから5時間後に見に行くと、水槽の端でじっとしており、少し傾いていることが気になりました。いつも食事直後はじっとしていることが多いのですが、5時間もしてからじっとしていることは今までありませんでした。昨日の様子は、元気がないように見えました。いつもは近づくと水面を波立たせて近づいてくるのですが、その日はゆっくり近づいてくると言った感じでした。
私の考え ムグの背中を見ると粘膜が剥がれ、肌荒れのように見えます。これは昨年の12月に白点病の治療として、メチレンブルーを規定量1/10,あら塩を2掴み投入し、白点の消失後から見られているものです。そのときの水槽は60×30×30,白点消失後の背中には1mmほどの長さの白い糸状のものが付着しているように見えました。この肌荒れが原因ではないかと思い、その治療についてご相談したく、メールを送りました。 ムグの背中の写真も添付させていただきました。ご指導のほどよろしくお願いします。

A586:疾患はストレスにより生じやすいので、ストレスを感じさせない環境造りが重要です。原因は幾つか考えられますが、pHがやや低いので湖産の個体でしたらきついということが一つ。また画像では細部まではわかりにくいのですが、メール内容からは単生類寄生症(糸状のくだり)なども疑われます(単生類であれば鰓にも来ているので、呼吸に注意)。特にフグ類には様々な寄生虫が付くことが知られているので要注意です。更に環境ストレス(餌に飽き・水槽のスペースの不満)などが重なっている場合も有ります(→大きなサイズで輸入されたものには多い)。まずpHと濾過効率を上昇させる為、濾過材を珊瑚砂に移行させます。一気に行うとよくないので半々/週ペースで入れ替えて下さい(最終的にはpH7.5〜8.0を目標に。飼育中のムブが河川産でも問題ありません)。水質が安定するまでは水換えは頻繁に行います(餌の量も少し控え目に)。pHが上がるのでオトキンクルスは別水槽に移します(エビも餌で無ければ移す)。寄生虫の方ですが単生類は塩に非常に弱いので(以前の処置は水換えなどで無効化しているでしょう)、水槽内0.5%・若しくは1.0%塩水浴30〜60分で対処します。強力な曝気を与える方法も効果有るので(逆に外部式濾過糟だけでは全く曝気不足。水草水槽以外の濾過方式には上部式が望ましい)、外部濾過槽の排水口で水面を叩く・エアーカーテンを追加するなどしてやります。底砂が敷いてある場合には取り除きます。特に餌にアサリを使用している場合、底砂は貝の体液・粉砕屑などで病原体の巣となっているためです。除去後はプレフィルターをフル活用し(無ければスポンジフィルターのスポンジを代用)、2〜3日に一回はこれを水道で濯いで老廃物・病原体を除去します。環境ストレスの問題ですが、水槽をこれ以上広くするのは大変でしょうから餌の種類に少々バラエティを持たせ、給餌の時間を楽しみにさせる方法も一考です。
 P.S.ムグではなくムブTetraodon mbuです。


Q585:(26/Sep/2002) Yoshimuraさん
 以前、カクレクマノミについて詳しく教えて頂いた吉村です。今回は、現在、買っている海水ふぐについて2点、教えて頂ければと思います。
1.http://homepage.mac.com/superfreak/fugusan/PhotoAlbum15.html
(↑こちらに写真が9点ほど、公開してあります)
020211_01.jpg020211_02.jpg020211_03.jpg020218_01.jpg020218_02.jpg020218_03.jpg020225_01.jpg020602_01.jpg020925_01.jpg

 今年の1/22日に体長3cmほどで、全身が真っ黒なふぐとして売られているのを購入してきたのですが、ショップでは「汚れふぐ」だと教えられました。その後、成長につれ体色も模様も変わってきたのですが、ほかのショップで売っている汚れふぐとは、ずいぶんと色やかたちが違うように思います。いくつかの図鑑で調べてみても特定できないのですが、いったい、なんという種類のふぐなのでしょうか?
2.http://homepage.mac.com/superfreak/fugusan/
(↑こちらのリンクは、ムービーです。)
 ムービーで撮影した動画を見て頂ければと思うのですが、人間のあくびのようなことをしています。ただ単に“あくびをした!”と喜んでみていたのですが、この行為はいったい、なんなんでしょうか?以上2点ですが、どちらも当方が不勉強なためにわからず、好奇心を根拠とした質問ですので、さかなの病気やトラブルで太田先生の力を今すぐに、と思って いる方への回答を優先して頂いければと思います。専門の方でもぼけた写真や乏しい資料では判別が困難だとは思いますが、よろしくお願いいたします。

A585:まず画像の個体ですが、種類はモヨウフグArothron stellatusでしょう。まだ幼魚なので美しい体色・模様をしていますが、成魚(自然環境下では120cmに達する怪物ですが、通常は50cmほど)になるとモノトーン・細かな黒班がみっしりといった感じに変化します。ヨゴレフグ(標準和名はコクテンフグArothron nigropunctatus)ではありません。あくびに関しては正直よくわかりません(様々な魚種が行うことは知られています。また、飼育環境下のみでなく、自然の中でも行われています)。鰓病(水槽内では病原体由来のもの・塩類蓄積によるものが指摘されているので、頻繁な場合は水質を疑った方がよい)を除けばあくびによって変化が起きる部位は顎(筋肉)と鰓(呼吸)ですから、余り人間と変わらないものなのかもしれません(そうあって欲しいものです)。


Q584:(26/Sep/2002) ASHHさん
 こんにちは、突然ですが質問です。家には1匹のオトシンと3匹のプラティがいます。しかし、オトシンがコケしか食べず、配合飼料は、まったく食べません。どのようにしたら食べるようになるのですか?またプラティのうち1匹のメスが、他の2匹に追いかけられます。離すべきでしょうか?

A584:苔が十分にあるのならば見向きもしないのは当然で、苔が無くなれば口にするようになります。プラティの方は追うのが雄であれば自然の成り行きです。


Q583:(23/Sep/2002) okaさん
 はじめまして。宜しくお願いします。縁日で買った出目金金魚の事についてです。出目金の片目の付近に白い気泡のようなできものができています。大事に育てているつもりです。その金魚だけ隔離したほうがいいのでしょうか?その他、どうしたらその出目金の病気が治りますか?教えて欲しいです。

A583:本当に気泡ならばガス病ですが、メール内容だけでは何とも言えません(その気泡のサイズ=でかい・小さい、均一・まちまち=や、一体どの程度発生しているのかすら示されていないので)。ガス病は眼球・頭部(重篤になると全身)に気泡が発生する病気ですが、病原体によるものではないので隔離の必要は無く、環境を整える(日光の遮断・藻類の除去→多くの場合グリーンウォーター由来の溶存酸素過剰)だけで回復します。様子が異なるようであれば「魚類疾患名リスト」に簡単な同定法があるので参照して下さい。それでも不明な場合は「質問を送る前に」にある必須事項を併せて再メール願います。


Q582:(21/Sep/2002) 高橋さん
200209211.jpg こんにちは、高橋と申します。いつも楽しくホームページを拝見させていただいております。さて、今回、初めて質問させていただきますことはレッドテールキャットの病気についてです。添付の写真をごらんいただくとよくわかると思いますが皮膚やヒレに細かい水泡状のものが出来てエラなどが捲れてきております。この症状に至るここ1週間の経過を箇条書きにしますと
9/15 飼育暦4ヶ月のレーッドテールキャトの体長が14cmになったので45cm水槽から60cm水槽へ移動飼育水は45cm水槽から全量を60cm水槽へ移す。のこりは水道水をハイポでカルキ抜きして使用。水温30度 ph6.8上部フィルターろ材はパワーハウスソフトMサイズ淡水用新品を使用えさはヒメダカ 1日1回5匹
200209213.jpg9/17 尾びれに水泡状のものが数個確認される。
9/18 様子を見る
9/19 えさ食いが極端に悪く、呼吸が荒くなるこの時点では水泡状のものは尾びれにのみ確認。とりあえず0.5%食塩水になるように300gの食塩を投入。
9/20 写真の状態を確認。全身に細かい水泡状のものが出来ひれを開かなくなる。30L水換え後1%食塩水になるように450gの食塩を投入。呼吸は静まりつつあるが皮膚の症状は変わらず。
 日本動物薬品発行の本などや、WEB検索などでカラムナリス病かリンホシスチス病ではないかと思われるのですが、この先の判別がつかず、どのような薬品で薬浴すればよいのか迷っております。手元にはグリンFゴールドはありますが、この薬品を使用してもよいものかどうか、アドバイスをお願いしたく存じます。お忙しいところ、このようなお願いをお読みくださいましてありがとうございます。
200209212.jpg 200209214.jpg

A582:確かにカラムナリスのようです(真菌症との区別は菌糸の有無。リムフォキスティスではないと思われます)。またカラムナリスは必ずと言ってよいほど鰓にも来るものです(鰓病症状の原因)。治療に関しては通常の魚病薬(グリーンF系)がよいでしょう(勿論ゴールドも有効)。ナマズの類は薬剤耐性が低いものですが(通常は薄めを推奨)、画像の状況(症状が進行している)では規定量の溶解が望ましいです。回復するかどうかは体力次第なので、食欲をそそるメニューを考えて下さい(ディスカスハンバーグや生シラスなど)。尚、塩水浴を行う場合なるべく食塩は避け、人工海水の素や粗塩などを使用します。


Q581:(16/Sep/2002) yuukiさん
 本日はじめてミドリフグ8の字フグを飼ったものなのですが、そのうちの一匹の8の字フグの泳ぎ方がおかしくて気になり、メールしました。おなかがパンパンに膨れた状態で、尾びれのふりかたがぎこちないんです。仰向けでしばらく動かなかったりとすごく心配です。 初めて飼って、こんな状態でどうしたらいいかわかりません。お手数ですがよろしくお願いします。

A581:フグは緊張やストレスを感じると膨張嚢(胃の部分)に水・空気を溜め込んで体を膨らませる行動を取ります。そうした状態になると仰向けにひっくり返り、殆ど身動きが取れなくなるものです。フグがストレスを感じなくなれば何れ回復します(と言うか、今もその状態なのでしょうか?)。但し購入前からそうした状態であったのならば腹水貯留や鰾障害が考えられますが、データが無いので何ともいえません。その場合は必ず「質問を送る前に」にある必須事項を併せて再メールをして下さい。

inserted by FC2 system