←←←(メインページへ)
(Q&Aインデックスへ)

Q500:(30/Mar/2002) 高橋さん
 初めまして。高橋と申します。先日、仙台の某ショップで『プラチナオスカー』という名前で売られていたオスカーがいました。オスカーはポピュラーな種類という事は知っていましたが、値札の上に『当店初入荷』とも書いてあったので珍しいものなのでしょうか?でも、値段は580円でかなり安かったので購入して育ててみることにしました。全身真っ白で、目も真っ赤でした。将来どのようになるのかわからなくて、いろいろ調べましたが、どこにも書いていなかったので、何かわかればぜひ教えてください。

A500:プラチナオスカーは改良品種の一つで、随分昔から流通しています。そこのショップが初めて扱ったというだけのことです。


Q499:(28/Mar/2002) 巳吉さん
 はじめてメールさせていただきます。巳吉と申します。我が家のレッドテールキャットが病気になってしまい、治療法の載っているサイトがないかと探している途中で、貴サイトを見つけ、早速メールさせていただきました。一週間ほど前に家人の不注意で、ろ過装置のコンセントがはずれ、一昼夜装置が止まってしまいました。以来たいへん調子が悪そうで、ひげがとけたようにしおれてしまい、口元が赤く染まったようになっています。えさはアカムシをやっているのですが、白いかたまりを吐いたようなあともあります。寝転んだようにぐったりしているかと思うと、立って水面をつついている時もあります。具体的にまず何をしてやったら良いでしょうか。素人のまるだしの質問で申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

A499:余程狭い水槽か過密飼育でもない限り、一昼夜程度の濾過装置停止では普通問題は生じません。恐らくはストレスがきっかけで別の病気が発生したのでしょう。ひげや口周囲の赤班からエロモナスの疑いがあります(異常行動も関連有りそうです)。ナマズには薬剤が不適当なので、可能であれば環境改善(水質チェックを行い貧栄養環境に仕上げる)で回復を待ちます。水温をやや高め(27〜28℃)に設定し、消化がよく栄養の良い餌を与えます。それでも赤班が全身に広がってくるようであれば、薬剤投与も止むを得ません。エルバージュなどを規定量の1/3〜1/5を溶かして様子を見ます。


Q498:(28/Mar/2002) 伊藤さん
20020328.jpg はじめまして、伊藤と申します。宜しくお願いいたします。先日からインドトパーズパファー(マミズフグの幼魚?7センチくらい、淡水で販売されておりました )を飼育し始めたのですが、ネット上でもデータ量があまりなく困っております。主に2点困っております。一つは、成長にしたがって汽水にした方がよい、とのご意見がネット上で多いようなので、比重計と塩分濃度計を使い、現在0.3%海水にしてみました。徐々に汽水(海水を3.5%くらいとして、1%くらいに、と考えております)にしていこうと思うのですが、そのことが正しいのかどうかが、いまいち自信がもてないでおりまます。汽水にしてよいのでしょうか、しない方のがよいのでしょうか。二つ目は、朝起こした直後はおなかが真っ白なのに、だんだん黒くなるのです。( 同様の症状も汽水にしたらよくなった、とのお話もありました )朝おきた直後が、色抜け状態なのは他の魚たちも同じですが、日中1回くらい、真っ白に戻るのです。黒から白へは2分くらいで変わります。そしてまた黒に戻ります。いったいベストな状態はどちらなのかがわかりません。驚かしたり、水替えで黒くなるというケースもあるそうです。連れて来てまだ3日目なので、落ち着いてないこともあると思います。( 現在は非常に元気にしております )ただおなかが黒いことが調子の悪い前ぶれだったら、と思うと心配でなりません!今後、おなかの色を見て、どう判断してよいのかわかりません。できる限りベストな環境をつくってあげたいので、どうぞ宜しくお願いいたします。

A498:画像の個体は昔からセイロンパファーと呼ばれている種類です。本種は繁殖を淡水域から汽水域で行い、成長すると汽水〜海水域に生活の場を移します。従って淡水→汽水への移行は良い判断です。海水並に濃くとも構わないのですが、管理が煩雑になるので1%位が確かに適当です。黒化は余り良い状態ではありません。無論まだ慣れていない可能性があるので、暫くは様子を見るのが賢明です。長期に渡って同様の症状が続くのであれば、環境・ストレス・病気・喧嘩などの要因が考えられます。水質チェック(塩類は勿論pHにも注意)・負け個体の有無(複数いればの話)・擦り付け行動や不活発化などに注意すれば、原因は大抵特定可能です。フグに多い寄生虫感染(擦り付け行動や不活発化)ですが、これはやや濃い目の塩水(1〜1.5%)に漬けると効果的です。


Q497:(26/Mar/2002) 安井さん
 お久しぶりでございます。安井でございます。今回は、ダトニオの種類について教えて下さい。先日、『ダトニオ・ミクロレピス』と言うダトニオを、購入しました。ここのダトニオのページでは、シャムタイガー、ダトニオ・プラスワン、ニューギニアダトニオ等しか、書いていません。他のホームページでも探してみたのですが、わかりません。色的には、シャムタイガーっぽいのです。シャムタイガーの別名なんでしょうか??教えて下さい。

A497Datnioides microlepisはシャムタイガーの旧学名(現在はCoiusに移行)です。


Q496:(26/Mar/2002) タケシさん
 こんにちわ何ヶ月か前にお世話になったタケシ です。今回はイトメの保存方法についてお聞きしたくメールしました。イトメが死んでしまわないいい方法の保存は無いですか?ごめんどうかと思いますが宜しくお願いします。

A496:2通り有ります。一つは水道の蛇口から水をぽたぽた点滴する方法、もう一つはエアーストーンなどを入れ水を毎日換える方法です。何れにせよイトミミズは日に日に痩せていきます。イトミミズは強腐水生生物ですが、水が悪くなると死亡してしまうので長期の飼育・保存は難しいものです。少量づつ2〜3日で使い切る量の購入がベストです。彼等は水槽の底砂に棲み付くことが出来ますが、そこまで環境を用意する価値が有るかは疑問です。


Q495:(25/Mar/2002) さっちゃんさん
 はじめまして、いつも参考にさせていただきながら、楽しく拝見しております。さて、早速ですが、蚊と羽虫について質問です。現在150×60×60上部ろ過&殺菌等で、ダトニオ×5、マンファリ、スポッテッドガー、シルバーアロワナ、フラワートーマン各1と120×60×45上部ろ過&外部式フィルターで、エンドリケリー×6、ラプラディ×2、バイオレットスネークヘッド、ナイルパーチ各1を飼育中です。昨年の12月頃、引越しと同時に新しく立ち上げた150水槽の上部ろ過層内で、魚導入後数週間で蚊と羽虫が発生してしましました。続いて120水槽(同じ部屋に置いています)にも飛び火し、今では部屋中を飛び回っている状態です。明らかに水槽内又は濾過槽内で繁殖を繰り返している模様なのですが、SHOPで聞いてもこれと言った解決方法が出てきません。週2回1/2以上の水替えを3ヶ月続けても、まったく効果はみられませんでした。試しに塩を150水槽へ3キロほど入れてみたのですが、効果は若干みられたものの上記の通り古代魚が中心なもので、1週間で断念してしまいました。ポリプの多い120水槽には適量が分からず何もしていないのが現状です。私の飼育魚の塩に対する耐性と、塩以外で対処法がありましたら教えてください。ちなみに、我が家の蚊は、人を刺しません。ボウフラはアカムシそっくりですが、餌にアカムシは使用してません。長々と読みにくい文章で申し訳ございませんが、よろしくお願いします。

A495:血を吸わない蚊としては、オオカ・カクイカなどがあるのですが、水槽内での発生は一寸考えられません(彼らは動く気配を見せないので、他のボウフラと区別できます)。小型のガガンボなども調べてみましたが、きれいな水を好むとのことです。何れにせよ対処法はボウフラをすくって殺すしかないです。チョウバエ(多分羽虫はこれでしょう。本当のハムシは甲虫です)は、水垢・ヘドロなどが溜まった水槽に発生します(排水口からわくのもこれ)。原因の除去として水換えよりもこびり付いた苔・魚餌などの除去や、水槽・濾過槽の掃除(表面だけではなく砂・アクセサリ・蓋・水面からフランジにかけての部分など)を念入りに行なって住処と餌を除去します。また、水槽を目の細かい網で隔離(被せるとモーター・ライトの熱が溜まって事故になるので注意)して、成虫を水に近付けないようにします。ちなみに幼虫はミールワーム様で、血の気の引いた赤虫といったところです。大型水槽なので丸洗いできないのが難ですが、こまめに対処していけば何れ消滅すると思われます。卵から成虫までのサイクルは2週間なので、これを過ぎれば水槽から消えた目安となります。更にどこか彼等の発生源が屋内・近辺にある筈なので、排水口(水周り)・下水・放置容器などをチェックして回ります。発生している排水管などがあったら、洗浄液などでぬめりなど有機物を押し流しておきます。


Q494:(23/Mar/2002) 永井仙一さん
 こんにちは、永井仙一です。今回は、淡水エイについて、教わりたくて、メールをしました。ついさっき淡水エイの事について、調べてみて、ティーカップスティングレイというエイの小型種を発見して、このエイを飼いたいと思いました。しかし、そのエイの飼い方は、詳しくは書いてありませんでした。あまり大きな水槽を置くスペースも無く必要な大きさの水槽を、おくスペ-スが無ければ諦めようと思っています。しかし、出来る限り飼ってみたいので、よろしくお願いします。教えてほしい情報は、実際どの位の大きさになるものなのか?どの位の大きさの水槽で飼えるのか?底砂は何がいいのか?水質は酸性か?アルカリ性か?えさは何をあげてどうバランスをとればいいのか?等です。どうかよろしくお願いします。

A494:Tea-Cup StingrayはPotamotrygon orbingnyiの通称名で、我が国ではレティキュラ(以前から適用されてきた学名Potamotrygon reticulatusより)としてよく知られたものです。但し一部Potamotrygon histrix(histrix-laticeps complex)をTea-Cup Stingrayと呼ぶ向きもあります。何れの種類にせよ盤径は精々30〜40cmと言ったところですから、120×60を用意します(高さは不要)。その他飼育の基本は当ウェブサイト内のエイ管理法項目・アマゾン淡水エイにある通りです。


Q493:(22/Mar/2002) ぺち夫さん
 太田様、こんばんは。先日にインドクロダイについてのお答えをありがとうございました。インドクロダイの画像を送ります。デジカメが古いタイプなので画像は悪いですが、宜しくお願い致します。

DSC00121_60percent.jpgDSC00126_60percent1.jpgDSC00132_60percent.jpgDSC00136_60percent.jpgDSC00137_60percent.jpgDSC00139_60percent.jpgDSC00140_60percent.jpgDSC00141_60percent.jpgDSC00142_60percent.jpg


A493:この画像から種類の特定は出来ませんが、シルエットからはクロダイと思われます。多形態なシクリッドとの区別は側線です(クロダイ→鰓蓋から尾柄まで連続。シクリッド→途中で断裂)。付きましては前回の回答を参考にして下さい。尚、今後メール添付の画像は1ファイル50KB程度にして下さい。セキュリティがメールボムと判断してしまいますので。


Q492:(21/Mar/2002) ぺち夫さん
 太田様に質問がありますので御質問させていただきます。先週にインドクロダイという魚を購入しました。店の話によると「弱アルカリではなく弱酸性の普通の熱帯魚と一緒に飼える。そのほかは解りません」とのことでした。現在のサイズは100円玉サイズで水槽はルームメイト901で単独飼育です。PH6.5、水温28、餌は冷凍赤ムシのみです。このインドクロダイの最大サイズと成長のスピードと飼育のポイントを御教授お願いします。色々調べたのですが、インドクロダイに関する資料は見つかりませんでした。学名もわかりません。どうかお願いします。

A492:インドクロダイという流通名は当方も初耳なので、取り敢えずクロダイ属(Genus Acanthopagrus)の仲間として話をすすめます(我が国のクロダイAcanthopagrus schlegeliと体型は同じなので、ウェブ上で確認してください)。本属は全て汽水をステージに関わらず生活の場にしますが、淡水域にまで進入する魚種は2〜3種に過ぎません(これ以外の魚種を純淡水で管理すると、リムフォキスティス症などの疾患や突然死を起こします)。うちインド洋に分布するのはAcanthopagrus latusで、これは我が国でもキチヌとして知られています。これが商業ルートに乗っているとは考え難いのですが、判別法は腹鰭・臀鰭が黄色(本属他種にも幾つか有る)になることで容易です。もう一種はAcanthopagrus butcheriです。本種は豪州南部限局分布(インド洋には分布しない)ですが、生活の場所が汽水〜淡水域にかけてで海には出ないので、より水槽飼育向けの魚種です。英名もBlack Bream(=クロダイの意。2種いますがもう一種は淡水に入りません)で養殖もなされており、これが商業ルートに乗る可能性もあります。双方50cmくらいになる中型種です。捕食性が非常に強いので、小魚・甲殻類(蝦など)を与えます(生餌の必要はありません)。成長速度は大して速くありません(年に5cmくらい)。水質は中性〜アルカリ性です。
 問題はインドクロダイという魚種が、クロダイに似ているだけという(分類上クロダイに関係ない→フエダイなど)場合です。流通名称がいいかげんなものであったら回答は全く的外れとなります。その場合はデジカメ・イラストなんでもよいので、画像をメールに添付の上再度問い合わせてください。


Q491:(19/Mar/2002) 清水源一さん
 こんにちは。シルバーシャークはあれから特にけんかもないよう何でそのままにしておくことにしました。質問なんですが他のページを見るとブラックゴーストの体長が20cmだったり40cmだったりするんですが60cm水槽でかえるんでしょうか?

A491:自然環境下で50cmに達しますが、水槽内(しかも養殖個体)では30cm前後にしかならないので問題ありません。

inserted by FC2 system