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Q320:(20/Mar/2001) マッチ さん
 はじめまして、埼玉在住のマッチです。相談したい事は、わたしは、ウィルモが、好きで、水槽の底一面に、はやしているのですが、この前購入したものに、付いていたのだと思うのですが、タニシのような、貝がどんどん増えてしまいました、どの様に駆除したらよいのでしょう?教えてください。

A320:水槽内で繁殖する貝には、幾つか(ラムズホーンやアップルなど)ありますが、今回のものはモノアラガイ(若しくはその近縁)でしょう。水草に卵がくっ付いてくると、増えてしまう事があります。対処法の第一は、水草の徹底洗浄(流水下で、手で軽く擦るなど)で、貝卵を水槽内に持ち込まない事ですが、水槽内に蔓延ってしまった場合は、成体を手で除去(夜間にライトを点けて捕殺)する一方、卵をオトシン系に駆除してもらう事です(匹数が必要)。但し時間がかかるので、一度リセット(アクセサリは熱湯消毒、水草は徹底洗浄)するのも効率が良いです。成体の貝は、小型シクリッドも捕食します。化学的駆除法はありますが、高pH・アンモニアの溶解と、鑑賞魚水槽ではとても実施出来ないものです。


Q319:(17/Mar/2001) タケシ さん
 こんにちわ。お世話になってるタケシです。Q318で書き忘れたのですが、ピートも濾過槽に入れてます。
それから、90×45×45水槽でブラックアロワナとポリプステルセネガルス、セルフィンプレコ、サッカープレコの終始飼育は無理ですか?

A319:ピートは量が要ります。もう一つ濾過槽(外部式など)を設置し、充填するくらいやらないと、効果が無い場合が殆どです。また、メーカーによっても、その効果に差が出ることが有ります。
 90cm規格水槽は、ブラックアロワナには単純に狭すぎますし、セルフィンは25cmを越えると、狂暴さが前面に出て、他の種類を追い回す様になります(単独であれば結構)。ポリプテルス小型種やサッカーには、良いサイズと言えます(但しポリプテルスに、サッカーが舐め付く割合は高い)。


Q318:(15/Mar/2001) タケシ さん
 こんにちわ。前に、ブラックアロワナの絶食でお世話になったタケシです。PHメーターを買って測ってるのですが、PH7,5よりずっと高いんですよ。なんでか分かりますか?ろ材は、エーハイムの石みたいなのと、バイオグラスリングにしたんですけど。あと、コアカを食べようとしてるんですが、元気すぎて食べれないようなんです。なんか食べさせる方法無いですか?

A318:水道水が高い場合・濾過材やアクセサリに由来するものの何れかですので、先ず水道水を測り、高ければ処置(一昼夜のエアーレイションなど)をしてから水槽に、他の場合はpHを下げる流木・ピートモスを利用します。
 キンギョは箸で摘まんで与えれば良いでしょう。


Q317:(12/Mar/2001) A_Abe さん
 はじめまして。熱帯魚を始めて半年ほどになります。A_Abeと申します。HPを興味深く拝見させて頂いております。積もり積もった質問について御教示頂けると助かります。昨年の夏に何の知識も無いまま60cm水槽のヒーター付き上部ろ過セットを購入しました。当初、ショップに薦められるままネオンテトラを100匹近くとオトシンクルス5匹、トランスルーセントグラスキャット3匹、沼エビ10匹で賑やかに維持していたのですが、昨年末にテトラ病!?の蔓延により、ネオンテトラが5匹にまで減りました。この頃から既に水草等に髭状の藻が繁殖していました。購入先のショップへ相談し、藻の対策に沼エビを10匹追加し合計20匹に。水槽を徹底的にリセット。したつもり…。そして、今年の初めに、バルーンモーリー5匹とゼブラダニオ10匹を購入しました。バルーンモーリーは、オス2匹にメス3匹です。オス2匹は片方が一方的に虐めを行い1週間ほどで虐めていた側のモーリーが突然死しました。その後、1匹のメスも突然死。そして、オス1匹とメス2匹を買い足しました。が、2匹になったオスは新入りが虐めに遇い。また、虐めていた側のオスが突然死。更に先日、オスを1匹買い足しましたがうまく行ってます。以前より、オトシンクルス達の活動が活発的でなくなり、2匹が亡くなりました。オトシンクルス達はお腹も大きくデップリして空腹とは思えません。ゼブラダニオ達もお腹が大きいのが気になります。そして、最近トランスルーセントグラスキャットの1匹の体に白い斑点のようなものが体に広がってきました。以上がこれまでの簡単な経緯です。
 現在の水槽は、水草に髭状の藻が発生している状況です。60cm水槽で上部にセラミックと珊瑚で濾過。水は毎週末に1/2替え。水温は25.5度を維持。PHは6.5〜7.0の間くらい。餌は日に1回。蛍光灯は純正の2本で6時〜24時で点灯してます。現存種は、ネオンテトラ5匹。オトシンクルス3匹。沼エビ20匹。バルーンモーリー6
匹。と稚魚8匹(メスばかり…!?)。ゼブラダニオ8匹。ランプアイ10匹。トランスルーセントグラスキャット3匹。
【1】沼エビ20匹は有効な手段だったのでしょうか!?[エビも藻もすこぶる元気です]髭状藻の対策は!?
【2】水草に元気が有りません。経費削減の為、1日1回。ゴムホースを錘で沈め、ブクブクして二酸化炭素を供給しています。こんなんで効果があるでしょうか!?
【3】オトシンクルスに元気がありません。どぉしたのでしょう!?
【4】バルーンモーリーの1匹が偶に天を仰ぐような体制になってプルプル震えたりします。どぉしたのでしょう!?
【5】バルーンモーリーの1匹がQA27の松毬病でしょうか鱗が逆立ってます。ただ白い斑点も伴ってます!?
【6】バルーンモーリーの稚魚が皆メスばかりです。QA207に"水温による性比の偏り"と、ありますが、現状でオスは産まれますか!?
【7】バルーンモーリーは一度に30匹くらいの稚魚を産む。と、ショップでは云ってましたが、発見し、稚魚槽へ捕獲できたのは、1月末に8匹。先日1匹で、少ないです。他の魚に食べられてるのでしょうか!?QA116に有るようにテトラに食べられてしまっているのでしょうか!?
【8】トランスルーセントの白い斑点は!?[元気で食欲も旺盛です]どぉすればいぃのでしょう!?QA209にあるように水温を上げる必要がありますか!?
 長々とすみません。かなり無理な内容の質問もありますが、簡単なアドバイスでも御教示頂けますよう宜しくお願い致します。

A317:灰色の刷毛状苔は、流木などに付着してくるもので、これを好んで食う生物はいません。苔の付いたアクセサリを隔離した容器に移し、ヤマトヌマエビやアップルスネール(こちらは水草も食うので、使えません)を“他に食物の無い状態”にするくらいしか、方法がありません。薄い酢を溶かした水に漬ける方法も有りますが、枯れる事が多いのでおすすめしません。二酸化炭素の溶解は、接触表面積を可能な限り多くするため、小さな気泡をゆっくり、時間をかけて動かす事が必要です(専用のものを活用するのが無難)。更に、上部濾過装置は曝気効果が強いので、これで二酸化炭素は吹き飛んでしまいます(酸素が供給される)。卵胎生魚の繁殖には、産卵箱は必須です。生後3週間くらいは雌雄の差は付かなかったりしますが、時間が経っての結果であれば、水温を変えてみて下さい(22〜28℃の範囲)。トランスはナマズ中、もっとも飼育が困難といって良く、初心者向きでは有りません。更にオトシンとモーリーに関しても、水質そのものが原因のようです。水質チェック(pH・アンモニア・亜硝酸塩・硝酸塩)を行ない、対応して下さい。白点病が蔓延しているようなので、魚病薬もやむを得ないようです。


Q316:(09/Mar/2001) (ひろ) さん
 お久しぶりです、以前アロワナやポリプ、ダトニオの件で何度かお世話になった(ひろ)と申します。近ごろ家の魚たちはトラブルも無く順調に成長していたのですが、1週間程前からダトニオイデスの様子が変になってしまいました。飼育水槽は90cmレギュラータイプで混泳魚はポリプテルスを4匹(オルナティ、パルマス、デルヘジー各25cm程)で底砂は敷いてあります。ダトニオは手のひらサイズ(20cm)程で厚みもあり健康そうだったのですが、額の上にコブのようなモノができてしまい、そのうえ今度は目が膨らむ?ポップアイ状態になってしまいました。最初に異変を感じたのは混泳しているポリプテルスたちの餌喰いが急に悪くなった時です、朝与えた餌を夕方取り除く、夕方のを朝というようにあきらかに餌を食べて無い?日が1週間程続いたと思います。それからダトニオの額に傷らしきモノを発見し、それがコブ状になたかと思ったら翌日に目が異様に飛び出た状態になってしまいました、現在は明らかに健康には見えない状態で水槽内を泳いでいます。とりあえず対処方法が解らないのでろ過槽を洗浄し、水を二分の一換えました。普段から水換えは一週間に一度、バケツに三杯程度を行っていましたが、ここのところろ過槽の掃除を怠っていたのが原因でしょうか?とにかく他の魚たちもここ1週間ろくに餌を食べていないと思います、一体どうしたら良いでしょう?
 それと普段ほとんど人間が入らない部屋で飼育する場合魚達に人工餌料を餌付かせるにはどういった方法が効果的なんでしょうか?とくに質問のダトニオもなかなか餌を食べなくて困っていたところではありました。わかりずらい文章で申し訳有りませんがアドバイスお願いします。

A316:強健種が、しかも一斉に食欲の喪失、そしてポップアイ。水質の極度の悪化以外の、何物でもないでしょう。水替えの一週間に一度とは、あくまで目安である事を認識します(悪い環境では一日も持たない事が有ります)。水替えのタイミングがわからない場合は、必ずpHメーターを購入して、毎日給餌のついでに、測定する必要が有ります(試薬式は安価ですが、手順が煩雑なので、絶対に長続きしません)。pHが6.8を切った時が、水替えの時期です。余りにも早く切ってしまう場合には、濾過槽の追加などの、別の手を考えなくてはなりません。但しpHに異常が無い場合、化学物質の混入の恐れも有ります。
 切り替えたい餌を先に、いつもの餌を後に与えます。根気よく続けて下さい。幼魚期が餌付けの適期の理由は、赤虫と混ぜて与えられるからです。似た状況を作る事を考えて下さい。競争相手も好結果を得ます。


Q315:(06/Mar/2001) NoBu さん
 早速のレスありがとうございます、NoBuです。ウェット&ドライ(間欠式濾過システムも理論は同じ)は、究極の好気的環境生成と、目詰まりの防止による濾過能力向上が目的で、自然で例えるならば波打ち際を創り出す事です。つまり、空気を水中により多く取り込むことにより、好気性バクテリアをより多く発生させるということよろしいのでしょうか?好気性バクテリアのほうが、嫌気性バクテリアより(亜硝酸などの)分解能力が高いと聞いたのですが、それぞれのバクテリアに得意不得意(分解しやすい物質、しにくい物質)があるのでしょうか?また、上部濾過槽に直接空気を送ることによって、好気性バクテリアを増やすことができるのではないかとおもったのですが、いかがなものでしょうか?以上、度々すいませんがよろしくお願いします。

A315:意味に関しては、その通りです。
 次の好気・嫌気の件ですが、恐らくは酸化・還元作用の事でしょう。水槽というシステムは人工的で、自然界のような規模では有りません。従って酸化により硝酸塩にまで持っていき、水替えで“排出”するのが一般的です。嫌気バクテリアの還元作用は、硝酸塩を嫌気性バクテリアにより気化させようというものですが、屋内にドブをわざわざ作る必要は無いと思います(何がなんでも水替えしたく無い人は、その種の企業のページを探して下さい)。好気性バクテリアと嫌気性バクテリアは、住む場所も作用も全く正反対のものです
 濾過槽へのエアーレイションは、大きな濾過槽を使用しているところでは、むしろ常識です(下水等も活性汚泥法という、殆ど同種の処理をして浄化)。120cmのワイド上部であれば、60cmくらいのエアーカーテンなどが適当です。


Q314:(05/Mar/2001) NoBu さん
 こんにちは、以前、レインボースネークヘッドの混泳の件で、質問させていただいたNoBuです。今回は、濾過についてお聞きしたいことがあります。しばらく前から、ウエットアンドドライをうたっている濾過槽が販売されていますが、ウエット槽及びドライ槽でのバクテリアの増減、発生する種類に差はあるのでしょうか?また、それらに差がある場合、どちらのほうの濾過能力がより高いのか、教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします。

A314:ウェット&ドライ(間欠式濾過システムも理論は同じ)は、究極の好気的環境生成と、目詰まりの防止による濾過能力向上が目的で、自然で例えるならば波打ち際を創り出す事です。だからといってバクテリアの種類は、特に変わる事は有りません(目的は好気性バクテリア)。どの方式の濾過槽を選ぶのかは、予算やかけられる時間を基準に選べばよいでしょう。但しメンテナンスによって、方式に関わらず処理能力を向上させる事は可能です。最後に、通常の飼育用水槽では、方式の差よりも、容量を確保する事を念頭において下さい。バクテリアの量は、当然のことながら、濾過材の量に比例しますから。


Q313:(04/Mar/2001) HN考え中 さん
 はじめまして、HM考え中と申します。いつも御サイトで勉強させて頂いております。ところで、カンディルに関して教えて頂きたいことがあります。先日、いわゆる「普通のカンディル(15cm)」を購入しました。飼育環境は、水槽は60cm×20×15(水量20リットル)、濾過はエーハイムの水中フィルターで行い、水流をつくっています。水温は28℃、pHは中性です。エサとして小赤を5匹泳がせています。そのカンディルが購入した次の日から拒食を始めました。(水槽に導入した直後には、すぐに小赤を1匹食べたのですが・・・)ショップの方には、「特に飼育は難しくなく、水温は高め(28℃)が良い」とアドバイスを受けましたし、ショップでも水温28℃の小型水槽で飼育しており調子も良かったので、アドバイス通りに飼育しているのですが、メダカ、冷凍アカムシとエサを代えても全く食べようとしません。実は、このカンディルを購入する以前にも、「ブルーカンディル(セトプシス科の一種と思われます)」を御サイトの「カンディル管理法」を参考に飼育したのですが、水槽に導入後、すぐに拒食して、2度も死なせてしまいました。今回もまったく同じ経過をたどっている気がします。どのカンディルも、ショップでは小型の水槽で水流もまったくない環境にもかかわらず、調子は非常に良かった個体でした。何が問題なのかまったくわかりません。よろしくお願いいたします。

A313:ケトプシス系カンディルは、長期飼育こそ困難なものの(恐らくは何かしらの必須物質の欠乏)、飼育初期にトラブルが発生する事は余り有りません。更にショップでも好調であったのであれば、何らかの原因が貴方の水槽に有る筈なのです。一般的にpHが低下すると、カンディルは食べても吐き出してしまう事が有りますが、今回はそれが当てはまらなさそうです。で、メールから推測出来る範囲といえば、水槽が狭すぎる事(水量。水中フィルターも一因)・水流やエアーの不足(この際ショップの事は忘れるしかありません)くらいです。45〜60cmの規格水槽(奥行きが問題。必ず30cm有るもの)に、上部濾過装置を使って広さ・曝気を確保してみて下さい。取り敢えずこちらで考えられるアドバイスは、これくらいです。


Q312:(03/Mar/2001) 安井 さん
 初めまして、兵庫の西宮に住んでいます安井と申します。早速では、ございますが、警戒心の事を教えて下さい。近くの川で取って来た、二ゴイを飼っているのですが、かなり警戒心が強く、電気を点けたりすると、何度もぶつかりながら暴れるのです。水槽は、40×25×28cmで水温は20度、15cmの二ゴイを2匹なのですが、この二ゴイの、警戒心を解く方法を教えて下さい。よろしくお願いします。それでは。

A312:魚が環境に慣れない原因としては、大まかに原因が三つ有ります。
【1】容器が狭い。
 大概これです。ちょっと刺激が有ると暴れる・底や端で息を殺している・吻端を水槽に押し付け、上下運動をするなど、神経質な行動が見られるようになります。これは個体に余裕が無い為で、それを回避するには、容器(水槽です)のサイズを広げるのが一番です。随分なサイズのニゴイですから、こちらが考えるに90cm規格水槽くらいが適当かと思われます。
【2】嫌な奴がいる。
 混泳相手にいじめっ子がいれば、常にびくびくしているものです。その個体の突発行動が続くと、今度はいじめっ子までもが、暴れるようになってしまいます。鯉科魚種同士は通常仲が良くないので、観察してみて下さい。
【3】決して慣れない魚種の単独飼育。
 今回のケースは、これには該当しません。


Q311:(03/Mar/2001) のぶりん さん
 初めまして、のぶりんです。僕は今高2で自宅で世話になっています。最近友だちの影響で熱帯魚に興味を抱き、飼おうと思ったのですが、気になるのが電気代です。親を、説得するためには、是非しっておきたいことです。30センチ水槽、60センチ水槽、又季節によって電気代はいくら位になるのでしょうか?ちなみに九州に住んでいます。

A311:冬場の方が高く付くものですが、極端に変わるものでも無かったように記憶しています。当方の水槽部屋はちょっと参考になりませんので、私の知り合いが言っていた言葉ですが、「60cm水槽2本で1万円越えそう」(神奈川県。生活用電気代含む)だったような気がします。この質問に関しては、近所の仲間に聞くのが最も確実と思います。

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