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Q290:(16/Jan/2001) kasuyax さん
 初めまして。初めてこのサイトを訪れたんですが、とっても勉強になります。先日、30cmクラスのロングノーズドルフィンナイフを購入、現在特に問題はない様なんですがなにぶん資料が乏しく不安です。まずい点があれば教えて下さい。水槽90*45*45、上部濾過、リング状濾材5リットル、ウールマット*3、活性炭、底砂なし、水温27℃、pH7.5、流木2本遊泳スペースあり、水流、クーラーからの水流のみ、餌、冷凍赤虫(イトメ、メダカは食べず)、購入直後、白点が出てしまい、食塩を食卓塩にして半分投与、水温を31℃まで上げ現在は完治、こんなところですが問題点はありますでしょうか。また、カリクティス、ドルフィンキャットなどとの混泳は可能でしょうか。よろしくお願いします。

A290:GYMNOTIDの仲間はほぼ同一の管理でよいので、ポイントだけ押さえて下さい。水温25℃前後・pH6.5〜7.0(弱酸性)、そして混泳は不可です。電気同士は勿論なのですが、数少ない例外(ブラック、ブラウン、モトルド、トランペット、グラス)を除けば、他種との混泳も避けたほうが賢明です。餌は配合飼料に餌付くので、試して下さい。濾過材はリング状だけでは水通しがよすぎるので(目的はバクテリアです。接触面が少なく、更に水が速ければ、硝化作用もままなりません)、小石状セラミック濾過材を中心にした方がよいです。


Q289:(10/Jan/2001) N.ABE さん
 いつもお世話様です。N.ABEです。年末に60cmから90cmの水槽に変更して、少し余裕が出来たのでアーマードプレコ(15cm程度)を導入しました。ショップでは流木に隠れていたのですが、我が家では日中もガラスに張り付いており隠れません。流木はかなり下を空けており、また空洞の人工流木も2本(20〜25cmの空洞)入れてますが入ろうとしません。一応ガラス面の茶苔を食べているみたいですが、少し気になります。(食欲は、有るみたいです)大丈夫でしょうか?どんな問題が有るでしょうか?環境としては90cm水槽で水槽前面は細かい砂(化粧砂?とかいう吹けば飛ぶようなもの)後面左側はソイル系(水草用)にしてヘテランテラやBショートリーフ等を茂らせてます後面右は流木を積んでます。濾過は90cm用の外部式を1つはデフューザーで酸素を強制添加しています。もう1つはシャワーパイプを外に出すとかなり水流がきつい気がしたので水中に出してます(エーハイムのウェット・ドライ式です)照明は30ワット×3本を1日10時間(点灯中CO2添加有り)にしてます。同居はプレコがインペリアルゼブラ12cm・インペリアルタイガー15cm・マツブッシー15cm各一匹。コリドラスがアドルフォイ4cm・ステルバイ4cm・エレガンス4cm各一匹・ゴッセイ6cm×2。他にロングホースクーリーローチ10cm2匹とオトキン2〜3cm10匹。ヤマトヌマエビ10匹。A・ランプアイ10匹。グリーンネオン10匹。スカーレットジェム5匹。APアガシジー6〜7cm1匹。トーマシー6〜7cm1匹となってます。【一応ゴッセイとロングホース・アーマードpを導入するまでは、上記内容を大磯の60cm水槽で上部式(モーターは90cm用)と外部式(90cm用)のダブルで1年半やってました。】宜しくお願いします。

A289:プレコが下に降りない場合、必ずいじめっ子が存在します。アーマードプレコは打たれ弱く、恐らく同サイズのタイガーかマツ(多分両方)を恐れているのでしょう。餌を撒けばその時は降りるなら兎も角、大食漢のアーマードが餌を採れなければ、何れ餓死してしまいます。プレコは基本的に混泳に向かないので、種類合わせは慎重にしなくてはなりません。対策としては、シェルターを思い切った量入れるなど、アーマードが休めるようにする事です(勿論単独=一匹飼いではなく、プレコは単独の意=が一番よい)。


Q288:(03/Jan/2001) hiromitsu kobayashi さん
 こんにちわ。この前、フロントーサについてお聞きしたものです。本当にありがとうございました。あの後アドバイスいただいたことを頭に入れて、飼育方法を見直しました。メダカは与えずに人工飼料に切り替え、水も1日ないし2日の間隔で取り替えています。しかし、1匹のフロントーサが2週間位餌を食べてくれないので すがこのままでも大丈夫なのでしょうか?えずく前に餓死してしまいそうで心配です。魚自体に病気らしきものも見られないのでどうしてよいのか途方にくれています。なにかよい方法があればアドバイスをお願いいたします。

A288:外見に変化が無ければ、内面(精神面)を考えます。考え得るケースとしては、矢張り一方の個体に威圧・虐められるなどして、ストレスを感じているのではないかという事です。対処法は簡単で、セパレーターで仕切ればよいでしょう(餌食いを考えれば、透明なものを用いて下さい)。餌付くまでですが、ガリガリになってしまうと元に戻らないので、アカムシや剥きエビなどで誘ってみてください。どうしても食べない場合は小魚も仕方ありませんが、最後に与え量は控えめにします。


Q287:(02/Jan/2001) mehdy さん
 太田さん、お久しぶりです。以前何度か質問させていただいたmehdyです。僕は60センチ水槽(濾過は外部、底面、上部、投げ込み併用、ブラックウォーター、PH6.5)に50匹程のコリドラスと他種数匹、そしてホースフェイスクーリーローチを20匹飼ってたんですが、水が汚れたので最近週に2度4分の1水換えをしたのですが、ホースフェイスが2度目の換水の際、苦しそうに水面に力無く浮き沈みをして死滅してしまいました。コリは全て無事だったのですが、元気が無いので麦飯石溶水とバクテリア投入したんですが原因はPHの変化でしょうか?エビやホースフェイスは水質の変化に弱いんでしょうか?考えられる事を教えてください。後、水の白濁に効果的な方法があったら教えてください。それでは今年もよろしくお願いします。

A287:先ずホースフェイス(Acantopsisの方だと思いますが、違ったら再メールを)の管理法から。ホースフェイスは非常によく砂に潜る為、我が国のドジョウと同様の環境ではと考えがちですが、実は全く異なります。ホースフェイスが好む環境はpH7.0〜7.2・水温25℃前後・強い水流(流れの無いところにもいるようですが、管理上統一した方が安全)となっており、チャイナバタフライと同様の管理が望ましい魚種です。砂は大磯では寿命を縮めるため、必ず細かな川砂を敷いてやります。底床汚染には非常に敏感な為、毎週のガス抜きは欠かせません。餌にはアカムシは消化が悪すぎるので、ブラインシュリンプと配合飼料を混ぜて与えます。メンテナンスの要点としては、夏の高温期に要注意と、常に新しい水を用意する必要があります。死亡の原因についてですが、水が原因である事は疑いありません。(水替え量が少ないので)pHショックというよりも、水そのものに問題があったように思えます。水道水でしたら一昼夜の曝気(エアストーン)で処理後、温度合わせ(バケツを風呂がまにでも浸すなど)を行えばほぼ問題ありませんが、単に中和剤処理だけですと、トラブルは非常に多いものです。異物の混入も考えられますが、それに付いてはこちらで把握しかねます。飼育水が透明(清涼)な場合、白濁は濾過槽をいじると起こります。濾過材を濯いだら一度濾過槽に濾過材を戻して飼育水で満たし、その水を再度抜き捨てることによって相当違ってきます。水が白濁しっぱなしの場合は、システムそのものが不活性・若しくは崩壊しています。水槽を広くするか、匹数を制限するよりありません。


Q286:(30/Dec/2000) イーグル さん
 先ほどアジアレッドテールのことについて質問した者です。愛嬌がない顔といいますとレッドテールとは全然顔つきが違うと言うことですよね?あとこの魚を手に入れるにはどうしたらいいでしょうか?ほんとにショップなどで見たことがないです。あとナマズらしい姿なんですか?ナマズはいろいろな格好の者が居てちょっと想像がつきません。色なども教えていただけるとありがたいです。

A286:顔付きは吻端尖り非常に精悍、例えるならば南米のピラムターバやピライーバ、あれに暗さを加えた感じです。色彩は全身が金属灰銀色、尾が鈍い朱色に縁取られます。ショップで聞くと書籍を紹介してくれるでしょう(何処にも無いという種類ではありませんから)。ただし扱っているところは確かに少ないので、“妙な”魚を揃えているショップを見つけ、入荷したら連絡してもらう約束をとり付けられれば、といったところです。


Q285:(30/Dec/2000) イーグル さん
 はじめまして。僕はイーグルと言います。ちょっと質問をさせてください。質問箱の中にアジアレッドテールとありましたがそれはレッドテールキャットにそっくりなんですか?実はレッドテールを飼いたいのですがあまりお金がないので90pでも飼えるというアジアレッドテールに目がいきました。あとそのアジアレッドテールはレッドテールキャットのように人になついてくれますか?こんな質問ですみませんがお願いします。

A285:アジアンレッドテール(ミストゥス・ネムルス)は、最大でも60cm程度の中型ナマズです。本種は流線型で、南米のレッドテールのような、みてくれの愛嬌はありません。飼育に関してですが、小さなうちから配合飼料で育てれば、90cm規格水槽でも飼い切る事が出来ない訳でも無いといった程度、更にある程度慣れはしますが、神経質なので犬猫的ペットにはなりません。


Q284:(27/Dec/2000) hiromitsu kobayashi さん
 はじめまして。15cmほどのフロントーサを1匹に、10cmほどのフロントーサを2匹を現在たて20cmよこ40cmたかさ50cmの特殊な水槽で飼っているものです。ろ過はニッソーのプライムパワー10という外部フィルターを使用してます。最近15cmの方が餌をめだかしか食べなくなり、しかもそれも吐き出してしまうこともよくあります。(最近めだかは毎日朝1匹)人工の加工餌は全く食べません。しかも肛門のあたりから白い輸卵管のような物がでてきたりしています。(これは3日でおさまりました。)水質はアンモニアも亜硝酸もなくきれいにたもっているつもりでしたが、フィルター内に水ミミズが大量発生し、中に入れてあるレンガも魚臭い変な臭いがしました。ベアタンクで飼育しているので餌を与えた数分後にサイフォンで水槽内はきれいにしていますし、水も週1回、2から3分の1ぐらい取り替えています。このような状況で餌を食べなくなる原因はもうシステムの限界なのでしょうか?また私の飼育方でまちがいはありますか?めだかを毎日あげていいものかも悩んでいます。(10cmの方は餌は与えたものをなんでも食べて元気です。)どうかアドバイスをいただければ光栄です。(来年春ごろに180cm水槽にする計画があります。)

A284:水槽が小さく(しかも相当なサイズの個体3匹)、しかも特殊な形状な上、外部フィルターの水量では、現状でシステムを維持できる可能性は低いでしょう。魚臭い=粘液等の分泌(体調を崩している)の結果で、崩壊する可能性があります。水ミミズの発生も同様です(餌→メダカ=の残骸<体液・粘液>=も相当荷担している)。180cmを用意する予定でしたら、それまで水替えなどで強制的に水を維持するしかありません。毎日替えてもよいでしょう(水質は常にチェック)。餌にはメダカなど与えず(これは毎日水槽内で魚が死ぬのと同じ状態)、配合飼料に移行させます(餌付かないシクリッドは存在しません)。他の個体が食うのであれば、いずれつられて食うようになるでしょう。最後に折角大きなシステムを導入するのですから、濾過槽に予算を回してください。ワイド型180上部フィルター(珊瑚砂びっしり)に、エーハイム(骨炭充填)を併用すれば、相当良好な水質が維持できるはずです。pHの併記がありませんが、目標pH8.0〜8.2です。pH7.0を切るようではいけません。


Q283:(20/Dec/2000) Toshi さん
 はじめまして、Toshiと申します。飼育とは関係ないのかも知れませんが、ぜひ教えてください。私は最近シグリット系の魚を飼い始めたのですが、本やインターネットを見ているとよく「ワイルド」や「F1」、「F2」などという物を良く見かけますがどういった意味なのでしょうか?また新しく熱帯魚を購入したいと考えておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。

A283:ワイルドは語意通り野生個体で、養殖(ブリード)ものとの対比で使用されます。F1(雑種第一代)とは、“対立遺伝子のそれぞれをホモに持つ両親の交雑によって生じる第一代目の子”と定義されます。その後仔のグループ内での繁殖によりF2(雑種第二代)・F3(雑種第三代)と続きます。但しワイルドやF1という単語をショップで使用している場合、只のワイルド直系の仔の意である場合も多く、注意が必要です(遺伝学とは無縁の商品名と捉えるべき)。


Q282:(19/Dec/2000) はるかぜ さん
 はるかぜというものです。直接的な魚の質問ではないのですが、流木の事で少し困っています。先日、以前から繁殖に挑戦してみようと思っていたアウロノカラの仲間で、アウロノカラ マメレラというシクリッドを購入しました。このために前々から空いた水槽の濾過器を止めないで鯉を入れておき、半年ほど前に、修学旅行やサイクリングなどで立ち寄った海辺で採取した天然の流木をその水槽に沈めていました。流木ならばベアタンクにしても石ほど水槽を傷つけないであろうし、流木らしからぬ市販の流木より、自分で探した天然ものの方が愛着が沸くと思ったからです。最初は多くの流木がすぐに浮いてきてしまって沈めるのに苦労しましたが、いまでは浮かなくなりました。ところが、一つの流木が未だに沈みません。もう半年も漬かっているのだから沈んでも良さそうなものなのですが、沈みません。この流木は形も良く、腐食部分もないのでどうしても使用したいのですが、他の沈む物が上にないと浮いてきてしまいます。この流木を安全に、形を崩さず自沈するようにするにはこれ以上何か方法があるんでしょうか?水槽は60センチ相当、外部式フィルタ、底に細かい珊瑚砂を薄く敷き、アウロノカラ マメレラの成魚ペアがセパレータで別けられてます。深刻な問題ではありませんが、ほとほと困り果てております。何かありましたら質問の方、よろしくお願いします。

A282:沈まない流木は、空気を捕まえて離さないものですから、単体で沈むことを期待できません。こうした場合は平石等を重りにテグスなどで縛り、強制的に沈めるのが一般的です(石が嫌ならば仕方ないですが)。また、鍋で煮ると、中の空気が膨張し漏れ出す事もあるので、試してください。


Q281:(15/Dec/2000) Kentaro Okamoto さん
 いつも丁寧に質問に答えて頂きありがとうございます。私のドジョウ達に深刻な問題が発生しました。9匹のうち3匹の髭がなくなってきたのです。元気がないなーと気にしていたのですが、口腐れ病ではないかと最近気付きました。過去のQ&Aを読ませてもらいましたが、この病期を治すためには一度水槽を立ち上げ直すしかないのでしょうか?水草が元気に育っているので、できれば個別に治したいのですが。。あと薬を使わずに治す事は可能ですか?以前、薬を使って死なせたことがあるので、薬浴に全く自信がありません。いいアドバイスがありましたら、よろしくお願いします。

A281:底棲魚の病気は、殆どが底床(底砂等)の汚染です。最終的には水草にも影響が出ます(汚染は肥料の枠を超え、根を冒す事になります)から、水槽をし切り直すよりありません。病魚には別水槽にて魚病薬を投与しますが、前回の投与量の半分(規定量の1/3程度が安全)くらいから様子を見ます。

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